アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

エッグタルトはマカオの味

2008-09-27 10:33:53 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
さてマカオ観光開始といきたいところだが、その前に腹ごしらえ。
マカオの味といえば『エッグタルト』でしょう。
ちょうど雨も降ってきたところだし、セナド広場へ向かう途中にある「カフェ・エ・ナタ」に寄る。
場所が大通りから1本入っているので少し迷ったが程なくたどり着いた。

この店、るるぶにも載っているだけあって、朝から客はひっきりなしに入って来る。
確かにエッグタルトの有名店だ。
るるぶ情報では英語可とあったが私が注文した店員はさっぱり理解していなかったぞ。
身振り手振りで何とかエッグタルト2個とホームメイドのヨーグルトをゲット。
注文なんて最後は欲しいものを指差して、数も指で示せばよい。
 *値段はエッグタルトは1個7HK$でヨーグルトは10HK$。
 *ちなみに、マカオ通貨はパカタ(pt)だが等価でHK$が使えるから支払いは全部HK$。

一人でちょっと侘しかったが、店前のテラス席でいただいた。
雨も降っていたし、椅子も背もたれのない椅子だったから落ち着かなかった。
地元の人はテイクアウトが多いようでテラスで食べているのは観光客かな。

エッグタルトの経験がまったくないので比較のしようがないが
餡の部分の甘さが控えめで、その分黄身の持つまろやかなコクが出ている。かな?
味の解説は苦手だが、とにかく美味い。
焼き立てだからなおさら美味いよ。




リスボアのシャトルバスで

2008-09-24 12:36:47 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
マカオにフェリーで着いた。さて、とにかく中心部に向かわねば。
フェリーターミナルを出たらすぐに人力三輪の運転手に声をかけられたけど、まずは無視。
一般的には、埠頭から市内への交通手段は路線バスかタクシーだが…
ちょっとズルしてホテルの無料シャトルバスに便乗させてもらった。

フェリーターミナルを出て左側に各ホテルのシャトルのバス停がある。
どのホテルでもよかったが出来れば一番便利な場所にあるホテルがいい。
中心部のセナド広場に一番近いホテル(カジノ)は「グランドリスボア(新葡京)」。
探したらすぐに『新葡京』と書いてあるシャトルを発見。
何食わぬ顔をして乗り込んだ。

リスボアへは5,6分で着いた。
そのままバイバイするつもりだったけど……降ろされたのは地下の駐車場。
地上へ出るにはどうしてもカジノを通過しなければならない。
覚悟を決めて初めて‘カジノ’なる所に侵入した。

一緒にシャトルに乗ってきた人は荷物預けの列に並んだ。
遊ぶ気の全くない私はそのままエスカレーターで階上へ向かう。
でも、せっかくだから様子だけはじっくりと見させてもらったよ。
感想は…
煌びやかで巨大なパチンコホール?
それとも、スケールが二桁くらい違う都心のゲームセンター??
(私の知っているパチンコ屋はもう10年以上も前のものだが)

カジノ内には、いたるところに正装した警備員がいて目を光らせている。
ちなみにその時の私の格好は、Tシャツ・Gパン・Bバックでいかにも場違い。
カジノ内は撮影禁止と知っていたが、一応「カメラOK?」とやってみた。
一番顔つきの優しそうな警備員に聞いたんだけど当然NOだった。

遊ぶわけではないから、雰囲気だけを味わおうとしても落ち着かない。
程なく外に出て、深呼吸してしまった。
何故だか知らないけど(経験もないけど)ムショからシャバに出たような気分だった。

【付記】
マカオ観光中に解ったことだけど…
このグランドリスボアはその高さ(大きさ)と奇抜な姿は、マカオの高台ならどこからでも目に付くよ。


リスボアを下から


モンデの砦に行く途中で見たグランドリスボア。
大魔神が腰に手を当てているような建物がグランドリスボア。
大地震が来たら間違いなく倒壊しそう。


マカオタワーからでもすぐに解る。


ターボジェットでマカオ上陸

2008-09-21 16:26:56 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
香港から日帰りでマカオに行って来た。
気軽に行けるといっても、出入国の審査はあるのだ。
ツアーで添乗員が全部やってくれるのと違い、それなりの緊張感を持って行った。

【マカオ行きの手順】
上環駅からフェリーピアへは案内に従っていけば迷わずに行けた。
チケットブースで切符を買って出国審査上へ進む。
ブースの電光掲示で、今売っているチケットは何時の便かが表示されるので解り易い。
カード使用可。平日だったからマカオ行きは134HK$。休日料金はもう少し高い。
ちなみに帰り(マカオ→香港)は142HK$だった。この差は何だ。

切符を買ったら、通路を通って出国審査へ進む。
香港入国カードを書くコーナーがあるが、行きの機内で書いたものの控えを使えばよい。
出国審査では「VISITOR」表示のある列に並び、パスポート、チケット、香港入国カードを見せる。
何も聞かれることなく無事に通過。

出国審査を終えるとフェリーの待合所に進む。
ここで、乗るフェリーのカウンター(出発時間が表示される)に行き、座席を決めてもらう。
座席決めと言っても、全く適当に決められた座席番号のシールを貼ってもらうだけだけど。
あとは出航時間までイスに座ってマカオの予習をしながら時間をつぶしていれば良い。

       

ターボジェットだけあって、さすがに高速だった。
マカオへは約1時間で到着。揺れはほとんど感じなかった。


チケット窓口。


マカオ行きのチケット


ターボジェット内


乗ってきたターボジェット

香港のB級グルメを食す その4 魚骨粥

2008-09-19 09:59:13 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
香港で麺と並んで有名な簡易食といえば粥。
香港にはどこにでも粥店があり、庶民の味となっている。
ならば是非とも食さねば。

マカオ行きの日の朝早く、フェリーポートのある上環で途中下車。
雑誌「るるぶ」に載っていた「生記粥品専家」という粥専門店に行った。
朝から、近所の人や通勤途中の人で席はほぼ満席だった。
もう少し遅くだったら列が店の外まで出来ていただろう。

店にはショートカットの元気のいいおばさんが一人。
「るるぶ」で見た鯇(魚に完…ソウギョ?)の粥を頼む。
例によって『要鮮鯇魚腩粥(鯇のアラの粥をくれ)』と書いた紙を出してニッコリ。
今日はそれだけで通じるようになったのだ。

出てきた粥は確かに川魚のものと思われるアラが入った粥。
金属製の皿とネギや香草の入った醤油タレも付いてきた。
金属製の皿は採り皿なの?それとも骨入れ?
醤油タレはつけて食べるの?粥にかけて食べるの?

これまた例によって、前にいる相席のおじさんの食べ方をチラ見しながら食す。
状況を理解したおじさんは私に解るようにゆっくりと見せながら、無言で食べてくれた。
アラは醤油タレに付け、レンゲを受皿かわりにして身をほぐす。
身を食べ終わった骨は金属製の皿に。

粥は魚のダシがしっかり出ているのにくどくなく、川魚の臭みもない。
骨から解した身は淡白だが、醤油タレで引き立つようになっている。
高級そうな魚には見えないけど、いい味を出しているのだ。
香港で一番美味しかった庶民の味だと断言できる。

店を出る時、おばさんに覚えたての広東語で『好食!(ホウ セッ)』と言った。
おばさんはニコニコ笑って『ホウ セッ』と「セ」を強く発音するんだよと教えてくれた。
必ずまた来るよ。


鮮鯇魚腩粥 (鯇は魚に完)
支払いの時、壁の価格表に書いてある28HK$を渡すと3HK$を返してくれた。
早朝割引の類かな??


生記粥品専家
お店は上環駅から徒歩5分。
通り沿いには名前のよく似た麺の店があった。おそらく姉妹店だと思う。


朝の上環

滑らかな2日目

2008-09-13 21:05:31 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
旅行行程では3日目だが実質2日目が始まった。
今日はマカオに上陸する日だ。
MTRで上環まで行き、フェリーポートを目指す。

昨日は奥運駅の入り口にたどり着くところから迷った。
地図を読むのが苦手なのだ。
しかし、昨日歩き回ったことで完璧に駅周辺の地理が理解できた。
しかも、なるべく汗をかかない道順も学習しておいたのだ。
ドーセットカオルーンから奥運駅へ行くにはまず、HSBCセンターに入ること。
冷房の中を2階に上がり、駅への連結通路を通って改札まで進む。
完璧だ。

奥運駅からMTRで香港駅に行く。
昨日は香港駅から上環の町の飲茶店を探して5分で着くはずが小1時間彷徨った。
今日も上環の町の粥店で朝食を取ることにしていたがさすがに一発で見つけたよ。
香港駅から上環駅に地下で連結していることを学習したから汗もかかなかった。
夏の香港を歩くときはなるべく地下を利用したほうがよい。

3泊4日のツアーの3日目。と言うことは……
こんなに慣れたのに明日は帰国。なんて残酷なの。
(ちなみに地図上のMRTの出口マークはロシア語のжに似ているんです。)








ホテルで一人の反省会

2008-09-10 19:52:40 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
本日の行程は、ホテル(奥運)~中環~銅鑼湾~尖沙咀~旺角~ホテル。
万歩計で歩数を見たら3万歩。距離計算で18Km歩いたことになっていた。
一人旅だから会話がない。ただただ歩く。いささか疲れたよ。

1日の行動を終えてホテルに帰る。
シャワーで汗を流し、下着の洗濯をして、ゆっくり宴を始める。
アルコールはコンビニで買ってきた香港ビール。
ちなみに空け口はプルタブを引き抜く日本では旧式の缶だったな。

ビールと一緒に夜食のカップ麺とソーセージを買った。
露天の果物屋で竜眼(ロンガン)とプルーン(サイボイ)も買った。
翌日の行程を確認しながら、ちょっと豪華な晩餐会。

蒸し暑い香港の夏だから流れた汗は半端でない。
でも、その分はビールで埋めるのが私の流儀だ。

カップ麺をすすり、ビールを飲む。喉を通って胃の中にビールが落ちていく。
フルーツをつまみ、またビールを飲む。血管を通って身体中にビールが染み渡っていく。

TVの広東語をBGMにして「明日は何処に行こうかな」って考える。
明日の自分は酔い始めた頭の中で、ロスもトラブルもなくこの町を楽しんでいるのだ。
至福の時。


初日の夜食たち。豪華でしょ(笑)


竜眼というレイシに似た南国果実


いわゆるプルーン。店で名前を聞いたら「サイボイ」と発音していた。

旺角の名物通りを散策する

2008-09-08 21:58:50 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
足ツボマッサージで軽くなった?身体で旺角の夕刻を散策した。
どこから湧いて出るのかと思うほど人・人・人…
この街は九龍半島の繁華街の中心なんだ。

旺角には近代的なショッピングモールもあるけれど、雑多な感じの露店街や問屋街が多い。
そんな「名物通り」を、全部は廻れなかったけで、いくつかは廻ってみた。

【女人街】
ネイザンロードの1本隣の通りには、「女人街(ノイヤンガイ)」と現地で呼ばれる露店街がある。
女性ものの衣類や小物を中心にした露天が、昼過ぎから道路狭しとせり出し深夜まで営業している。
女性ものだから完全に‘見るだけ’だったけど家族の土産に遊んでいってもよかったかな。

私が廻ったのは夜の6時過ぎ。
夕食時だったようで店員が食事中ってお店が多かった。
おかげで積極的なセールスにはあわなかったけど、概して香港は客引きが緩やか。
女人街だけあって店員も女性ばかりだった。
欧米からの観光客もかなりいた。

【金魚街】
女人街の隣の通りで見たものは、不思議な光景だった。
ビニール袋に入れられて吊るされたおびただしい数の「金魚」
香港では金魚は「金」に通じるから縁起物だそうだけど、毎日これだけ売れるのかねぇ。

餌や水草、飼育ケースなども売られている。
価格は日本と比べてそんなに安いわけではない。
それでもみんな買っていく。
香港の人が一袋、二袋と買っていく光景は、私にはまるで夕食のおかずを買うように見えてしまった。

【その他の名物通り】
スニーカーショップが軒を並べる「スニーカー通り」は素通りしただけ。
確かに靴屋が並んでいたが、それだけだ。

軽食やフルーツジュース等の店やスタンドが並ぶ「粥街」
この通りのショッピングモール「創始中心」の前は、ホテルのシャトルバスやミニバスの停留所となっている。

【街歩き】
世界のブランドが集結する香港は近代的なショッピング大国。
ブランド品の買い物目的で訪れる人も結構多い。
開発された町並みには巨大なショッピングモールがひしめく。
ブランド品の買い物や冷やかしをしながらの街歩きは楽しいんだろうな。
私にはさっぱり興味がないことだが。

私にとっては、冷房の効いた室内でカード頼りの買い物なんか面白くもない。
蒸し暑い人混みの中で、スリに用心しながら客引きの声を振り切り、それでいて半額以下での値段交渉・・・
最初はスリルでも、一度境界を越してしまうと次からは快感に通じるんだよ。

ソウルでもバンコクでもそうだったけど、
アジアには雑多な感じのする通りが似合う。


女人街。通りをふさぐように露店がせり出す。


女人街のお店


多分スニーカー通りだと思う・・・


金魚がたくさん吊るされている。


魚屋もあったぞ。

香港のB級グルメを食す その3 牛什麺

2008-09-04 21:12:37 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
私がこの日食べたB級グルメ
朝「飲茶」  早昼「豚足麺」  遅昼「焼味飯」
そして本日最後のB級グルメは「牛什麺」という牛のモツの煮込み乗せ麺。

「牛什麺」の写真を雑誌などで見たけれど…
モツの部分は「グロテスク」というよりも「美味しそう」と思えてしまう私です。
日本では滅多に見られないものだから、この地で食さねばならない。

店は旺角駅近くの「香港仔魚蛋粉」
この店は鮮魚店が経営する麺の店で香港内にチェーン展開しているそうだ。
入ってすぐに空いているテーブルに通されたが、程なく前席にカップルが座る。
香港では相席がスタンダードなのだ。

メニューで「牛什麺」を注文。正式名は「金牌牛什河粉」。
「牛什」は牛のモツ、「河粉」は平麺、頭についた「金牌」の意味は解りません。
白濁したスープは豚骨かな?と見間違えるほどだが、見た目ほどこってりしていない。
店の母体が鮮魚店なので魚でとったスープがさっぱり感の秘密なのだ。

スープに乗ったモツ煮込みとレンゲの香草は絵的にもなかなか良いものがある。
網状に見えるのは牛の胃袋で日本名はハチノス。(蜂の巣のような形から来た名前)
その他、内臓だけでなく牛筋・アキレス腱まで煮込んであるそうだ。

具材の味は…個性的な見た目に反してなんと内気なんだろう。
モツ類は食べられるようになるまで煮込むものだから味の個性は殆ど抜けている。
完全にスープの引き立て役に回っているのだ。

本日4食目のB級グルメ完食。ごちそうさまでした。


香港仔魚蛋粉 旺角駅B出口すぐ


金牌牛什河粉 HK$21 一緒に頼んだ350mlの香港ビールは15HK$だった。

足ツボマッサージ

2008-09-01 18:26:29 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
ネイザンロードの下を走るMTR荃湾線は佐敦・油麻地・旺角と各駅停車で楽しみたい繁華街が続く。
しかし、朝から歩き続けて体力の限界に近づいてきたので、本日は旺角で沈没することにした。
佐敦と油麻地は明日夜か最悪でも明後日の午前中に行けばいい。
(明後日の昼に空港送迎のバスがホテルに来る)

夕刻の旺角は人の数に圧倒される。
人混みに酔ってしまう前に休憩&リフレッシュで足ツボマッサージに行った。
店は旺角駅E1出口すぐの「水云荘」
るるぶに載っていたお店だ。

店に入って一人であることを告げる。
荷物と靴を鍵のかかるロッカーに入れて奥へ通された。
私は短パンだったからそのまますぐに温水に足を浸して洗ってもらう。(フットバス)
ジーンズなどをはいている人は短パンに着替えさせてもらえるようだ。
足を浸している時、店員がメニュー表を見せて「どのコースにするか」と聞いてきた。
値段が書いてないから、「一番安いのでいい」と言うとハーブらしき液体石鹸を入れてくれたぞ。

を兼ねた簡単なマッサージの後、場所を変えて本格的なマッサージ。
次の場所は真暗で、座ったソファーはフカフカだった。
出されたお茶を飲んだ後マッサージ開始。
丹念に膝下のマッサージを受けたのだろうが…
疲れと気持ちよさでほとんど寝ていた。
時々「痛っ!」って感じで目が覚めたけど。

実は別の理由であと2回目が覚めたのだ。
お客の携帯の着信音と話し声。それも日本語だよ。
勘弁して欲しいな。

るるぶには50分190HK$となっていたけど、218HK$。誤差の範囲だね。
最後に会計をして店を出た。
休息にはなったけど疲れ取れたのかなぁ。少し右のフクラハギが痛むのだけど

最近、ネットでこの系列店で預けたバックから金が抜かれたと言う記事も見た。
幸い私は預けたカバンにお金は入ってなかっけど危なかったのだろうか。