大間のマグロを 大間で食べた。
台風並みの強風が吹く 11月の大間で食べた。
大間のマグロといえば
築地の新春初セリで 超ご祝儀価格が付くことが
毎年の正月のニュースになるくらいの有名ブランド。
今年(2013年)の築地の初セリでは 1億超えの値が付いた。
まさに 「松阪牛」と並ぶ
超A級グルメブランドの「大間マグロ」なのだ。
大間で食べたお店の名前は 「魚喰いの 大間んぞく 」 というお店。
いささか おやじギャグな店名だが 大間漁師さんのお店。
しかし マグロのお味は確かに 大まんぞく
私が注文したのは
大トロ・中トロ・赤身がのった 「三色マグロ丼」 3000円。
これが まさに絶品だった 。
だいたい 同じ丼に2種類のトロを乗せるのは 結構勇気がいるものだ。
「トロ」と「赤身」の区別は簡単。
でも、「大トロ」と「中トロ」の区別を 一つの丼で表現するには
マグロに絶対の自信がなければ 出来ないのではないか。
大トロは 脂がのっているのにくどさがない。
中トロは 赤身を装いながらも 口の中でとろけるトロの味わいを主張している。
どちらも くど過ぎず 淡泊過ぎず
自分の役割を全うし 絶妙の「トロバランス」を保っていた。
大間の「三色マグロ丼」は
我が人生の最後の晩餐候補の一つであることは間違いない。