アジアを回る・日本を回る

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路面電車が「ごめん」 高知・松山一人旅

2011-08-29 21:04:47 | 2011年 国内の旅

子供の頃、名古屋には市営の路面電車が走っていた。

この市電は、通称‘ちんちん電車’と言った。

祖母にせがんで何度も乗せてもらっていた記憶がある。

何かメモリアルな日には、一部の市電が花で装飾され‘花電車’になった。

大通りまでわざわざ行って、何台かに1台通る花電車を見ていたっけ。

高知にも路面電車が走っていた。

はりまや橋のバス停から宿泊したホテルまでは、路面電車で2駅。

早歩きなら5,6分で着く距離を、頑なに路面電車に乗って移動した。

座席の座り心地が良い訳ではないし、歩いたほうが早いんだけど…

落ち着くんだなぁ。

路面電車の行き先表示が謝っている???「ごめん」

「ごめん」という駅があるんだね。

ネットで調べれば漢字でどう書くのかもすぐに解るけど

あえて調べない。

こんなユーモアのある街が益々好きになった。

・・・・・・・・・付記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子供の頃の名古屋の路面電車は名古屋市営の‘市電’だった。

高知の路面電車は土佐電鉄という会社が運営する民営の路面電車。

高知の人は「土電(とでん)」と読んでいるそうだ。

高知在住の方に教えていただきました。

 


闘犬センター 高知・松山一人旅

2011-08-28 20:44:26 | 2011年 国内の旅

高知といえば土佐の闘犬である。

私的には、別段闘犬に興味があるわけではなかった。

でも、せっかく桂浜に来たことだし

観光名所としての「闘犬」というものを見てみようと思った。

・・・・・・・・・・・・・それにしても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人間って不思議だなぁと思う。

「闘犬」だけでなく「闘鶏」や「闘蜘蛛」など、同種同士を戦わせて喜んでいる。

基本的に動物愛護精神の持ち主の私には、可哀想で仕方がない。

せめて「カブト虫相撲」くらいなら許せるけどね…。

・・・・・・・・・・・・・・・・さて観戦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「第一列の席はとかヨダレが飛んできますよ」

 ってチケット窓口で言われた。

それだけで、私にとっては恐怖アトラクションなんだけど

闘犬場に入ると、獣臭が充満している。

気持ちを素直に表すと不快感80%で義務感20%だね。

・・・・・・・・・・・・・・・・試合が始まった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この日は軽量級の試合だった。

序盤は軽量級ゆえ迫力的には欠けるが、素早い動きで相手を牽制しあっている。

そして一方が相手のバックを取った。

背後から首筋にでも噛みつくか…と思ったら

いきなり交尾(実際は擬似行為である)が始まった

離されて「ファイト!」が掛かってもまた同じ。

結果は 反則負け となった。

充満していた不快感は一気に消え、私的には最高の結末かな。

血やヨダレも飛ぶことなく、おまけに話の種にはなるは…

・・・・・・・・・・・・・・・ということで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初めての闘犬観戦はワケの解らない結末で終わった 

余談ですが、闘犬会場内の進行係りの方から

「闘犬場内の写真撮影はOKですが、ブログなどへのアップはご遠慮下さい」

というお願いがあったことを付記しておきます。

 


桂浜 高知・松山一人旅

2011-08-24 14:15:58 | 2011年 国内の旅

「桂浜」は「月の名所」だそうだ。

「よさこい節」にも

♪ 御畳瀬(みませ) 見せましょ 浦戸を開けて 

    月の名所は 桂浜  よさこい よさこい

とある。

実際、中秋の名月の頃に「観月会」が桂浜で開かれているという。

でも、宿泊でもしない限り、観月会には参加できないなぁと思った。

余談だが

「海岸」で「月」と言うと、「今月今夜のこの月を…」の月かと思ってしまう。

我ながら教養の無さに恥じ入ってしまった。 

坂本龍馬像

フォトスポットです

アイスクリン?

坂本龍馬(龍馬記念館)

龍馬記念館


五台山・竹林寺 高知・松山一人旅

2011-08-18 20:21:04 | 2011年 国内の旅

桂浜へ行く途中に「五台山」と「竹林寺」に寄り道した。

MY遊バスの8時の始発便に乗ったから、五台山に着いたのは8時20分頃。

バスには何人か乗客はいたが途中下車したのは私だけ。

恐るおそる展望台に行ってみると…やっぱり私だけだった。

高知市内の全景を独り占めして、さて珈琲でも飲もうかと

展望台下のレストランに行ってみたら… …

なんと営業は10時からであった。

 

いくら休日とはいえ、朝の8時や9時にここに来るような人はいないのかなぁ。

涼しい場所で市内の景色見ながら珈琲飲みたかったよ~。

さて、予定した30分の展望珈琲タイムが浮いたのですぐに竹林寺に行くことにした。

展望台のバス停の左前方の石段を下りていくとそこが竹林寺だ。

竹林寺は四国霊場の札所のうちで唯一文殊菩薩を本尊とする‘学問の寺’。

我が家に受験生が2人もいながら、ほったらかして彷徨っている悪い父親としては

せめて「文殊菩薩様」にお参りくらいしておかないと…

 

ちなみに、『五台山』は中国の有名な霊山「五台山」に似ているので命名された。

また、「よさこい節」に出てくるカンザシを買う坊さんは『竹林寺』のお坊さん。

これ、私的にはけっこうなうんちくなんだけど…誰でも知ってるのかなぁ。


MY遊バス 高知・松山一人旅

2011-08-17 17:33:49 | 2011年 国内の旅

高知市内の観光には MY遊バス』 が絶対お勧め。

高知駅~はりまや橋~五台山・竹林寺~桂浜のコースを往復で運行している。

乗り降り自由だから、高知市内の観光スポットがくまなく廻れる。

通常は始発9:00~で毎日6往復。

でも、土日や夏休み期間などは8:00始発で9往復。

私も8:00の便を利用した。

料金は1日乗車券が1000円。

普通に路線バス(県交通)で行くと

はりまや橋~桂浜は往復で1220円(片道610円)かかる。

それだけでもお得だが

さらに、高知市内の市電も無料で乗れる。(ただし区間指定あり)

さらに、さらに、MY遊バスのチケット提示で

入場料が割引きになる観光施設やサービス特典のある飲食店もあるのだ。

私が割引特典で利用したのだけでも

「高知県立坂本龍馬記念館」 400円→320円

「土佐闘犬センター」 1500円→1200円 

「高知城」 400円→320円

そして鰹の漬丼を食べた「本池澤」 飲食代金の5%引き

特典つきの観光施設や飲食店等はもっともっといっぱいあるよ。

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さらに、さらに、さらに、少し複雑なサービスだが

県交通の桂浜~はりまや橋の区間を片道1回に限り利用できる!

これはどういうことかというと

はりまや橋~桂浜は直行すれば35分程だが

MY遊バスは五台山と竹林寺を経由するので約50分かかる。

だから、行きはMY遊バスで五台山・竹林寺に途中下車して桂浜まで行き

帰りは時間短縮で県交通の路線バスではりまや橋まで帰ることができるのだ。

ちょっと理解するのに時間がかかったが、いいシステムだと思わない?

当然私もこのシステムを利用したよ。


はりまや橋 高知・松山一人旅

2011-08-14 12:14:03 | 2011年 国内の旅

期待して観に行ったら「何だこんなものか」って落胆させられる名所のことを

‘がっかり名所’等と言う。

日本3大がっかり名所は

札幌の時計台 

  高知のはりまや橋 

    長崎のオランダ坂(沖縄の守礼門という説あり)

だそうだ。

高知入りしてまず訪れたのが、そのがっかり名所の一つ「はりまや橋」。

実際に行ってみると、市電が走る大通りの交差点の脇に朱塗りの橋が見えた。

橋ということで人口川を付け、川沿いを遊歩道にして公園化してあった。

私的には別段‘がっかり’という印象はないが、何か‘追いやられている’感があったな。

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ここは昭和30年代の「南国土佐を後にして」という映画と歌謡のヒットで脚光を浴びた場所。

私自身、映画の内容は知らないが、この橋で名場面でもあったのだろう。

名場面の印象という付加価値が付くから異常な期待を持って観光客は来る。

ましてや「南国土佐を…」を知らない世代にとっては、名前だけ先行した観光地なのだ。

来て見て、実物がけっこうチャッチイから ‘がっかり度’ は大きくなる。

がっかり名所にはこんな気の毒な面もあるのだろう。

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ちなみに、私は「南国土佐を後にして」の映画は観たことないぞ。

かすかにペギー葉山の歌は懐メロ番組で聞き覚えのある程度の世代です。

   ♪ 南国土佐を後にして  都へ来てから幾歳ぞ

       思い出します故郷の友が  門出に歌ったよさこい節を

          土佐の高知のハリマヤ橋で   坊さんかんざし買うを見た

             よさこい  よさこい  

 ←はりまや橋の由来

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夜行バスで高知入りしたので、朝食はコンビニで買ったおにぎり。

照りつける南国の太陽は早朝でもきつい。

そこで、はりまや橋まで移動して、木陰の水際で涼しく食べた。

翌日も素泊まりプランの宿泊だったので

コンビニでサンドイッチを買って、はりまや橋で食べた。

はりまや橋は私にとって高知の朝食場所である。

ちなみに、屋根つきの休憩スペースがあったが

2日ともそこで寝てみえる方がいたなぁ。

 

ちなみに「世界3大がっかり」は

シンガポールのマーライオン

  コペンハーゲンの人魚姫像

    ブリュッセルの小便小僧

だそうだ。

 


高知・松山一人旅 夜行バス

2011-08-13 10:32:29 | 2011年 国内の旅

初めて夜行高速バスで旅行した。

何人かの友人からは「絶対に疲れますよ」って忠告された。

「ならば疲れてみようかナ」という軽いノリで

「夜行バスで行く高知and松山一人旅」

に行ってきた。

  

行きのバスは名古屋~高知は「ドラゴンライナー」       車内

車内で他の乗客の話し声が気になってしまうとか

そうでなくても初めての夜行バスなので寝れなかったらどうしようか…

なんて考えていたけど、杞憂だった。

養老SA(トイレ休憩)を出て完全消灯以後はよく寝れた。

途中何回か眼が覚めたが、普段でも就寝中に何回か目覚めている。

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でも、車内でこんなことがあったっけ。

名鉄バスセンターで親子5人のグループを見かけた。

家族旅行で深夜バスか…と思ったら

乗り込んだのは小学生と思われる姉妹2人だけ。

抱っこされた幼児と両親は見送り。

しかも、その姉妹のうち妹のほうは私の隣の席だった。

その姉妹はおとなしく、消灯後は静かに寝ていた…

、ふと眼が覚めたら隣でその女児がシクシクと泣いていた。

どうしたんかなぁ…声掛けたろうかなぁ…なんて思っていたら

後ろの乗客(若い女性)が寄ってきて「トイレ?」って聞いて連れて行ってくれた。

私が声掛けたらんといかんかったなぁ…

などと反省しつつまた眠りに付いた。

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高知はりまや橋高速バス停

帰りのバスは、松山~名古屋の「オレンジライナー

道後温泉バス停(道後温泉駅前)