888年宇多天皇は、出家して仁和寺境内に「御室(おむろ)」と呼ばれる僧坊を造り住んだ。
以来、明治になるまで代々の住職を皇族が務めた。
そのため、仁和寺は『御室御所』と呼ばれている。
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兼好法師の徒然草に『仁和寺にある法師』について書かれた段がいくつかある。
「思い立って遠くの八幡宮にお参りに出掛けたのに、別のお寺を廻って帰ってきてしまった」
とか
「酔っぱらって壺を頭からかぶって抜けなくなってしまった」
話など…
有名なお寺なのに、ちょっとおまぬけな坊さんの話になっている。
仁和寺にも五重塔がある。
でも、仁和寺に来るときに乗ったタクシーの運転手さん曰く。
「仁和寺の五重塔は京都の五重塔の中で一番ショボイ」だって。
う~~~む。
ちなみに、京都には五重塔が4つ。
東寺・法観寺(八坂の塔)・醍醐寺と仁和寺。
醍醐寺以外はこの1泊2日の旅行で廻ってきた。