嵯峨野トロッコ列車に乗った
列車は、嵐山に流れ出る保津川の渓谷沿いを、ゆっくりとゆっくりと進む
運行は嵯峨野と亀岡間の約7㎞で、所要時間は約25分だ
天龍寺から竹林の道を通りトロッコ嵐山駅から乗車した
乗車券はあらかじめ旅行社でとっておいた
予約で満席になることが多いので当日乗車券はあてにしない方がよい
ホームにトロッコ列車が入ってくる
一斉に乗客がカメラを構える
いつもながらの光景
雨が降っていたので窓が開けられない
せっかくの新緑も雨粒のついた窓越しで見た
保津峡の駅で山に住む鬼が乗ってきた
「酒呑童子」という、この地方に伝わる鬼だ
でも正体は嵯峨野鉄道の車掌さん
乗客に話しかけたり、写真撮影に応じたり…
驚いたことに、「北国の春」を中国語で歌ったりりするのだ
ここにも大陸や台湾から観光客が押し寄せているのだね
小さな子供には、アンパンマンのお面を重ねて泣かないようにしている
心優しい鬼さんです
ほのぼのとしたアトラクション…
なお、この車掌さんは私と同じ愛知県出身だそうです
トロッコ列車は亀岡の駅で折り返す
ほとんどの乗客は往復券で乗っている
列車は5両編成
4両は普通の客車で前売りが販売される
嵯峨野よりの1両はオープンカーで当日券の販売のみ
でも、この日は雨で当日券が売れなかったらしい
空席がかなりあったので雨の止み間を見て行ってきた