アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

金沢城公園

2013-02-27 09:51:30 | 2013年 国内の旅

加賀百万石の象徴は兼六園と金沢城。

兼六園は、当時の面影を残して現存しているが

金沢城の今は、城址公園となって、観光客や市民の憩いの場になっている。

まさにここは『兵どもの夢のあと』

 ← 石川門(城内から)

藩主前田家は外様大名であった。

しかし、将軍家との婚姻関係で準親族扱いを受けたそうだ。

将軍への忠誠の誓いを表すために、武家に武芸以外の習い事を奨励した。

それが、茶屋文化に代表される伝統文芸の発達を生んだのだろう。

また、金箔等の伝統工芸の発達も然りである。

 ← 菱櫓と五十軒長屋

兼六園の桂坂門を出て、道を挟んだ石川門から金沢城に入った。

城址公園の広大さが百万石の栄華を物語っていた。

櫓を構えた石川門。

全方向を見渡せるように菱形構造になった菱櫓。

武器と備蓄食料の保存のための長い渡り廊下の五十軒長屋。

どれも、復元されたものだが百万石を偲ばせるものだ。

 ← 五十軒長屋

ただ、これらを見て行くうちに気付いたことがひとつある。

城はもともと戦時を想定した建築なのだが

異様なくらいの物々しい防御姿勢を感じてしまう。

忠誠を誓いつつも、外様ゆえの不安感。

裏切りにはいつでも牙を剥くぞという緊迫感。

まさにここは『兵どもの夢のあと』

 


兼六園

2013-02-20 22:14:59 | 2013年 国内の旅

兼六園は加賀藩主が代々築き上げて作った大名庭園。

景観の美を表す六つの要素を『六勝』といい

その六つをすべて兼ね備えている庭園と言うことで『兼六園』の名がついた。

ちなみに六勝とは「宏大」「幽邃」「人力」「蒼古」「水泉」「眺望」だそうだ。

私にとって初めての兼六園は、雪景色だった。

雪景色の兼六園はなかなか見ものだそうだ。

冬の兼六園の代名詞である『雪吊り松』も雪付きで見れた。

ただし、雪も適度に降ってくれればよかったのだが、ちょっと降りすぎ。

せっかくの眺望の変化は真っ白な景観で埋め尽くされた

 ←桂坂門入口

兼六園のバス停から上がると桂坂門のチケットブースがある。

入場料は300円。

お隣の金沢城公園も300円だが、セットで買うと500円になる。

 ←内橋亭で甘酒休憩 

霞ヶ池端の内橋亭で休憩。

あったかい甘酒で身体を温める。

一杯400円。

 ←日本最古の噴水

霞ヶ池を水源とし、自然の水圧だけで絶えることなく上がる噴水。

「日本最古の噴水」ということだが、知らないと見過ごしてしまう。

 


金沢グルメ 回転寿司

2013-02-14 21:48:02 | 2013年 国内の旅

この日の観光を終えて、ホテルのある駅前に帰ってきた。

さて、夕食 … 何を食べよう。

金沢は、回転寿司のレベルがかなり高いと『るるぶ』に書いてあった。

そうだ、回転寿司にしよう!!

ということで、駅ビルにある回転寿司店「もりもり寿司」へ行った。

まずは、『ガスエビ

見た目は甘海老に似ているけど、味はあっさりでプリッとした食感がある。

水揚して1日置くと頭の部分が黒くなるため水揚地以外には流通しないそうだ。

まさに、ここならではの一品

続いて『ノドグロ

モチッとした食感に、白身なのに上品なコクを感じる。

「アカムツ」と言う名の高級魚で、回転寿司でいただけるとは感激だ。

ちなみに、近江町市場で1匹2500円の干物をおみやげとして買った。

そして『香箱蟹の味噌汁

ズワイガニの雌で、こちらも金沢の名物です。


ステンドグラスの神社 尾山神社

2013-02-11 21:42:36 | 2013年 国内の旅

尾山神社は加賀藩祖前田利家を祀る神社。

金沢城公園の西、百万石通り沿いにある。

日本の神社には珍しく、神門には鮮やかなステンドグラスが施されている。

夜間のライトアップで鮮やかに輝いていた。

キリシタンに理解のあった前田家ならではの神門だ。 

1月4日はまだ初詣の露店も出ていた。

きっと三が日は混んでいたのだろう。

さっそく本殿にお参り。

「家族全員が幸せでいられますように」

でも雪の中を一日中出歩いたからそろそろホテルが恋しくなった。

さぁ、ホテルに戻ろう。