アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
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香港1泊追加

2008-11-30 21:03:56 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
台風で帰りの飛行機が当然のキャンセル。
とにかくこの日は帰れないことが確定した。
空港で夜明かしも映画『ターミナル』みたいでいいかなと思ったが…
キャセイがホテルを取ってくれた。
『リーガルカオルーン』

この『リーガルカオルーン』、ランクはデラックスでおまけに最上階の部屋だよ。
TVではNHKの衛星放送が見れたし、夕・朝2食分のミールクーポンも付いていた。
室内は広く、(当然ながら)大きなバスタブもあった。
一人だとむしろ落ち着かないくらいの豪華さなのだ。

ツアーで泊まっていたホテルはバスタブなしのスタンダードクラスだった。
久しぶりのバスタブに最初は感激したのだが・・・
着替えは全部、空港に預けたトランクの中。
風呂上りは新鮮な下着でないと満足できない私にとっては喜びも半減だった。

食後に、まだ台風の影響が残る尖沙咀の町に出て香港島の夜景を見た。
ショータイムは終わっていたが、100万ドル夜景がまた見れるとは思わなかったな。
コンビニなら下着を売っているかもしれないと思い、彷徨ってみたのだが・・・
香港のコンビニには下着類は置いてなかった。

いろいろ彷徨っていたら、この辺りが歓楽街であることがわかった。
キャバレーが何件かあって、どぎついネオンが目に付いた。
日本人はいいお客なのだろうか、商売女に2回も声をかけられたよ。


リーガルカオルーン室内1


リーガルカオルーン室内2


リーガルカオルーン室内3


夕食


リーガルカオルーンフロント近辺


香港夜景


キャバレーのネオン

飛行機飛ばず 後編

2008-11-20 22:03:43 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
帰りの飛行機が台風で欠航になってしまった。
話ではよく聞いていたが、まさかわが身に降りかかるとは。
しかも、よりによって海外一人旅のデビュー戦でかよ。

旅行会社と添乗員の連絡先はトランクに入れて預けてしまったから手元にない。
一緒に行ったツアー客も完全別行動だったからさっぱり分からない。
旅行社に電話すれば日本語対応だったから全部手配もしてくれたんだろうな。
それができないから、私はこれからキャセイの職員と英語で交渉するのだ。

とりあえずはキャセイのカウンターに並んだが、すでに20人程の列が出来ていた。
順番を待つ間、様々な人間模様を見させてもらった。
中国か台湾のツアコンが空港職員を捕まえて猛烈な勢いで怒っている。
「何時まで待たせるんじゃ!!」
「お客さんたくさん待たせてるんじゃ!!先に対応せんかい!!」
ってなことを言っているんだろうな。

図々しいのは割り込み。
でも、カウンターの係りも割り込みには厳しく対応してくれる。
「列に並べよ」を繰り返し、絶対に対応しない。
それでも動かないときは警備員を呼ぶ。
ごり押しも割り込みもゴネ得にならないから最後は諦める。
これがよい。

いよいよ私の順番になった。
カウンター職員「英語は分かるかい?」
私「A little」
職「OK」
こんな会話で始まった交渉は以下の様。

1)今日は飛行機は飛ばない。
2)「リーガルカオルーン」にホテルを取った。
3)振り替え便はここ(TEL番号)に電話かけて確認しろ。
以上3点。対面だったから筆談も出来て何とか通じたよ。

そんなこんなでキャセイの手配したバスで何とかホテルまではたどり着いた。
図らずも香港滞在が1日伸びてしまったのだ。


これさえトランクから出しておけば・・


上は無効になった搭乗券。カウンター職員の説明が書き込まれている。
下はリーガルカオルーンのミールクーポン。

飛行機飛ばず 前編

2008-11-16 14:48:35 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
【空港へ向かう】
ホテルのフロントで迎えのバスを待つ。
フロントにあるモニターには香港空港の運行状況が流されていた。
まだこの時点では殆どの便が運行しており‘cancel’マークは少なかったのだ。
迎えのバスが来て、現地添乗員も片言の日本語で「大丈夫」を繰り返していた。

【空港に着く】
空港に着いて添乗員がチェックインカウンターまで見送ってくれた。
別れ際、「何かあったらここに電話して」と言って携帯番号を渡された。
後から思えば「飛行機がキャンセルになったらここに電話して」と言って欲しかった。

【チェックインカウンターで】
待ち時間もそれほどかからずにチェックインは出来た。
チェックインカウンターで言われたことは次のこと。
・出発ゲートはまだ決まってない。
・決まったらフライトボードに発表されるので気をつけて見ておいて。
通常、出発ゲートはチケットにプリントされているはずだが、大きな空港だから仕方ないか、なんて思っていた。

【荷物を預けた】
私の荷物は機内持込サイズのトランク一つだけ。
マカオで買ったワインが入っているので手荷物として機内に持ち込めない。
どうせ預けるなら全部預けて手ぶらで飛行機に乗ろう。(これが間違いだった)
先ほど現地添乗員からもらった「何かあったとき」の番号もトランクに入れてしまったのだ。
チェックインしてしまえば飛行機は必ず飛ぶものだと思っていたのだよ。
私は財布とパスポートだけを持って出発ロビーに向かった。

【出発ロビー】
チェックインカウンターで言われたとおり、フライトボードは常に気にしていた。
まだ発表がないなぁ、なんて思ってファーストフードを楽しんでいたらいきなりだったな。
私が乗る16:10発CX532名古屋行きは『Cancelled』

【キャセイのカウンターに並ぶ】
とにかくキャセイのカウンターに並んだ。
並びながら、手ぶらになったことを後悔した。
せめて添乗員の携帯番号だけは手元に残しておくべきだったな。
添乗員が言っていた「何かあったら・・・」
何かがあってしまったのだ。


こんな物食べている場合ではなかった


チョット見難いですが NAGOYA Cancelled が分かりますか?

奥海城

2008-11-11 20:58:18 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
台風の日に出かけられないのは、身の危険を恐れているのではない。
出かけたはいいが、MTRやバスが運行中止になるとホテルに戻れなくなってしまう。
それが一番怖かった。

解ってはいても、バスが迎えに来る昼までホテルでTVを見るだけはつらい。
ホテル近くの飲食店で朝食をとった後でもまだ時間があった。
奥運駅のショッピングモールなら歩いて行けるからそこで時間を潰すことにした。

奥海城という巨大ショッピングモールは奥運駅からスルーで行ける。
どうやらモールも2つに分かれていて1期と2期(新館・休館?)と言うようだ。
巨大すぎて迷いそうだが時間はたっぷりあるよ。

きれいな商業施設でまもなく始まる北京五輪のイベント用の飾り付けが目を引いた。
レストランや専門店街、そして大型スーパーも出店している。
レストランは入店待ちの行列ができていた。

まだ空いてない店もあったけど、さっと見回るだけでも小1時間は掛かりそう。
私の場合、ブランドに興味はないし、食事も済ませたのでスーパーを見学した。

「TASTE」という巨大スーパーは食料品だけでなく、日用雑貨も豊富にあった。
商品は日本のものが多く、そこだけ見ていれば香港にいることを忘れる。
ただし、鮮魚コーナーの生簀に活きた鮒?が泳いでいたけど、日本では鮒は食べないな。

お土産小物を探したが、お菓子類はほとんど日本で売っている物と同じ。
果実類もここの値段は日本の値段とそんなに変わらないからわざわざ買っていくまでもない。
結局何も買わずに店を出てホテルに戻った。


台風です。


北京五輪のイベント会場。


朝から行列のできるレストラン。


スーパー「TASTE」


果物コーナー。露店より高い。


鮮魚店の生簀には「フナ」

香港のB級グルメを食す その5 

2008-11-08 10:26:11 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
台風が来ては、予定していた最終日の観光も出来ない。
でも、このままホテルでウダウダするのもしゃくだし・・・
今回のツアーは全食無しだから、とりあえずホテル周辺で朝食を食べよう。

ホテルの近くに飲食店があることは毎晩通ったから知っていた。
朝だからまだ開いてない店もあったけど、何軒かはやっていた。
どこでもよかったからそのうちの1軒に入った。
「ワンタンミン プリーズ」なら通じるだろうと軽く考えて・・・

店員に「ワンタンミン プリーズ」と言ったが、けたたましい広東語で拒否された。
そう、意味は解らないが拒絶されたことは間違いない。
続けて何やら言ってくるが、おそらく下記のような内容だと推測された。

『朝はワンタン麺はやってないよ。』
『朝の時間はモーニングセットだけで、飲み物は何にするか?』

特にワンタン麺が食べたかったわけではない。
かといって「どんな物があるか」と聞いても正確に伝えることは無理だろう。
じたばたしても仕方ないから、隣のおじさんの食べている物を指さした。
「This please」
これは通じたようだった。

出てきたのは、即席麺にハムが乗ったのと、目玉焼きにパン。
飲み物はおそらくミルクティーだと思われる。
これが香港流のモーニングセットなのかな。
珍しい体験に、香港B級グルメが蓄積された。


香港流のモーニングセット? 即席麺がついていた。
よくよく調べたら即席麺ではなくて、マカロニが定番だそうだ。


私が朝食を食べた飲食店がある路地。朝から食事をする人で賑わっている。


豚まで吊るしてあるのです。


台風直撃

2008-11-02 21:18:13 | 2008年8月香港・マカオ一人旅
香港最終日の朝は、窓を叩く雨粒と風の音で目が覚めた。
いささかこの風雨は尋常ではない。
テレビを点けたら一風変わった気象図の映像が飛び込んできた。
強烈熱帯風暴?……台風だ!!
今日帰るってのに……

チャンネルを変えても似たような台風関係のニュースばかり。
尖沙咀で強風によるけが人が出たというニュースを見てびっくりした。
私、昨日その近くをうろついていたよ。

予定ではツアーバスが迎えに来る昼過ぎまで旺角を散策しようと思っていた。
でも、窓に当たる雨風の様子から断念した。
無茶をするような歳でもないしね。

しばらくホテルの部屋でTVの台風情報を見ていた。
帰りの飛行機は夕刻発。
画面の予報図から、おそらく夕刻には台風も抜けているだろうと思っていた。
そう、あまり深刻に考えてなかったのだ。


強い雨のためにぶれて見えるホテルの窓からの景色


ホテルのTVの台風情報


前夜の尖沙咀での事故を伝えるTV