アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
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伊勢グルメ

2010-12-22 22:08:49 | 国内の旅 2010年以前

伊勢えびに しろがねの刃の すずしさよ   日野草城

 ホテルの夕食の松阪牛

伊勢へ行く前に伊勢のグルメを調査した。

「伊勢海老」「鮑」「松坂牛」

この3つは伊勢の宿泊施設の3大グルメの定番のようだ。

ウェブサイトの宿泊施設のHPでは巧みな表現でこの3つをうたっている。

12月は伊勢海老が旬の時期だから「伊勢海老」「鮑」は良いとして

残り1品が「松阪産の牛肉」 になっていたりする。

その他、「伊勢牛」「最高級国産牛」等の表記もあった。

ただ、その分だけ「松阪牛」の表記があれば安心感があったのは事実だ。 

どこまでも 鮑の肉の 縮むかな  長谷川櫂

ホテルの夕食で出た「鮑の地獄焼」

目の前で鮑を網に置いてくれるから感激します。

小春日や 箸に重たき 伊勢うどん  吉田博實

「おはらい町通り」の「奥野屋」で食べたてこね寿司with「伊勢うどん」セット。

てこね寿司、美味し!! 「伊勢うどん」、少なし!!

まぁ、てこね寿司メインのセットだから仕方なし。

巣燕も 覚めてゐて四時に 竈焚く  山口誓子

内宮観光は「おはらい町通り」と「おかげ横丁」は定番の観光コース。

おはらい町通りとおかげ横丁が交差する、まさに中心地に

「赤福本店」がある。

 おはらい町の豆腐屋さんのソフトクリーム。

豆腐の味って解り難いぞ。

松阪牛専門店の「豚捨」さんのコロッケ。

休日は行列が出来るほどのコロッケです。

伊勢の地ビール。

1本900円でっせ。


伊勢志摩の旅 内宮

2010-12-18 21:12:26 | 国内の旅 2010年以前

日本が  ここに集まる  初詣 山口誓子

外宮から内宮まで車で向かった(平日の朝10時過ぎ)。

何も無ければ15分程でつく道のりだ。

県道を右折して内宮まであと少し、となって車はピタリと停まった。

神宮会館を過ぎて左手に観光案内所が見えた辺りだ。

係りの人が車の出た場所へ並んだ車を順々に案内してくれる。

15分程待たされて車を停めることが出来た。

土日や祝日には車で出かけるのは止めた方がよい。

架け替え直後でまだ檜の香が残っている宇治橋を渡る。

玉砂利を踏んで参道を進むと、厳かな空気に包まれる。

確かに日本人の信仰のふるさとだ。 

 五十鈴川の御手洗

暮遅や木の間がくれの五十鈴川 久保田万太郎

【参観順路】宇治橋→第一鳥居→五十鈴川御手洗→神楽殿→御正宮

→荒祭宮→風日祈宮→瀧祭神→子安神社→宇治橋

 御正宮

 新御敷地

 荒祭宮

 風日祈宮

 瀧祭神

 子安神社

 

 

伊勢志摩の旅 外宮

2010-12-17 22:29:13 | 国内の旅 2010年以前

三十日月無し 千年の杉を 抱く嵐  芭蕉

貞享元年(1684)「野ざらし紀行」で芭蕉が外宮で詠んだ句

 外宮御正宮

平日と言うこともあり、朝の外宮は人の出もまだ少い。

雲一つない青空は、

天気予報が告げた「穏やかな一日」の始まりを予見させるに充分だったが

夜のうちの放射冷却で陽の差さない朝の参道を肌寒くしていた。

冷やりとした、そして身の締まるような神聖な肌寒さだ。 

 火除橋

【参観順路】駐車場→北御門参道→御正宮→多賀宮→土宮→風宮

自家用車で来ると駐車場から表参道までは遠いのでこのコースになる。

 三ツ石

 多賀宮

 土宮

 風宮

外宮には食物・穀物を司る神「豊受大御神」が祭ってある。

衣食住の神、さらにそこから産業の守護神として崇められている。

だから

天照大御神の「内宮」と比べられると‘格’が落ちるし

伊勢志摩のツアーでは飛ばされることもあるのだが

商売をしている人には内宮よりもご利益があるようだ。


伊勢の旅 大王崎灯台

2010-12-15 21:21:06 | 国内の旅 2010年以前

晩秋や灯台白き大王崎   昭経俳壇より

二見浦からパールロードで南下して大王崎灯台を目指した。

車は灯台までは行けず、付近の商店の駐車場に300円払って停めた。

そこからは屋根付きの細い登り道を灯台まで歩く。

その道の両側にはお土産物屋が並ぶが、ほとんどシャッターの降りていた。

僅かに真珠関係の店が数軒、暇そうに営業していた。

夕刻4時とはいえ土曜日でこの寂れ様は悲しいものがある。

 

大王崎灯台は200円の入場料を払えば灯台内に入れる‘参観灯台’

最上階の見張り台からは360度のパノラマが楽しめる。

「沖から来る船がマストの先端から現れる」様子が見えて

「地球の丸さが解る」と言うが…

船に乗っているような僅かな揺れがあり、心の底から景色を楽しむ余裕はなかった。

 

灯台のある風景が多くの絵描きを集め、「絵かきの町」としても有名。

また、数多くの映画の舞台にもなっている。

【舞台となった映画】 

「学校の怪談4」、「浮草」、「小さき勇者たち~ガメラ~」

この日の締めくくりは大王崎から西進した「ともやま公園」で見た英虞湾に沈む夕陽。

たかが夕陽なのに、感動してしまう。

寝る前の歯磨きのように太陽は毎日行っていることなのに、わざわざ観に来ると感動してしまう。

観ると解る、これは極上の天体ショー。


伊勢の旅 夫婦岩

2010-12-14 16:34:33 | 国内の旅 2010年以前

初富士の 鳥居ともなる 夫婦岩 山口誓子

70過ぎた両親を連れて伊勢神宮メインの1泊2日の旅行に行った。

年寄りを案内するにはどうしても‘神話系’になる。

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初日は「二見浦」の「夫婦岩」を見に行った。

夫婦岩は「二見輿玉神社」の磯合いにある信仰岩。

古来より日の出の崇拝所として伊勢神宮へ参る前に訪れる場所だった。

二見輿玉神社は導きの神と言われる「猿田彦大神」を祭神とする神社。

その猿田彦大神のお使いが「蛙」とされていて

境内には多数の蛙の置物が奉納安置されている。

「手水舎」には「満願蛙」なる置物があり、これに水をかけると願いが叶うそうだ。