アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
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竹生島

2015-03-05 22:46:11 | 2014年 国内の旅

竹生島は琵琶湖で2番目に大きな島。

神の棲む島と言われ、日本有数のパワースポットでもある。 

島に上陸し、急な階段を登っていくと宝厳寺がある。

宝厳寺は西国三十三所の一つで、巡礼姿の人も沢山訪れていた。

島のもう一つの神社は都久夫須麻神社(竹生島神社)。

ここの弁財天は江島神社(相模)・厳島神社(安芸)と並んで

日本三大弁天と呼ばれている。

琵琶湖周航の歌の4番に竹生島が歌われている

♪ 瑠璃の花園 珊瑚の宮

  古い伝えの 竹生島

 ♪ 仏の御手に 抱かれて

   眠れ乙女子 やすらけく

 


比叡山延暦寺

2015-01-18 23:13:57 | 2014年 国内の旅

比叡山延暦寺は、天台宗の開祖・最澄が開山した。

数千の僧兵を擁した寺院で、荒々しいイメージがあるが

日本仏教の霊峰母山である。

1571年、信長に焼き討ちされたことで有名。

1994年、世界遺産に登録された。

山内には3つの堂塔がある。

薬師如来が祀られている国宝の根本中堂がある東塔。

宝物殿や大駐車場があり、比叡山のメイン地区になっている。

さらに山中に進み、西塔に着いた頃には雨が降ってきた。

比叡山は、京都盆地と琵琶湖に挟まれた山地で、気候の変動が激しい。

この日も雨が霧を呼び、霧に煙る諸堂散策になった。

霊山と呼ばれる所以が分かった気がする。

なお、西塔のメイン施設は釈迦牟尼如来立像を祀る転法輪堂。

最後は横川中堂のある横川。

横川中堂の本尊・聖観世音菩薩像は度重なる火難を逃れた平安期作の木像。

なお

比叡山延暦寺という堂塔はない。

比叡山の諸堂だけでなく

山の樹木や生き物など、比叡山すべてが延暦寺を表す。

(2014年5月)


京都大原三千院

2015-01-05 18:13:45 | 2014年 国内の旅

京都市街の喧騒を離れた大原の山里にある三千院。

山号は魚山で、通称「魚山三千院門跡」という。

門跡とは貴族や皇族が住職を務める寺院のこと。

他より少し位が高い寺院なのだ。

客殿の前の庭園は「聚碧園(しゅうへきえん)」

樹木・石・池・苔・燈籠…

そこにあるすべてのものが見事に調和して深い世界を見せている。

往生極楽院には国宝の「阿弥陀三尊坐像」が安置されている。

真ん中の阿弥陀如来の穏やかなお顔。

左右の菩薩は少し前かがみのお姿。

何とも慈悲深い三尊像だ。

京都 大原 三千院 ♪

  恋に疲れた 女がひとり ♪

結城に塩瀬の 素描の帯が ♪

  池の水面に 揺れていた ♪

京都 大原 三千院 ♪

  恋に疲れた 女がひとり ♪


水沢うどん街道

2014-05-12 23:58:00 | 2014年 国内の旅

水沢観音の周辺の県道沿いには 10軒以上のうどん屋が並んでいる。

うどん好きには なかなか爽快な光景だろう。

その中の1軒 「大澤屋 第一店舗」で味わってきた。

麺はつるつるの平麺で コシがある。

小麦粉と塩と水だけでつくられた 無添加の麺だ。

麺をつゆに潜らせて 一気に口に運ぶ。

弾力感を感じる歯ごたえが何ともよいではないか。

ザルが小さいので もう少し若かったら2,3件はしごしていたナァ。

上質な上州の小麦に きれいな水沢の天然水。

日本三大うどんには「讃岐」「稲庭」とこの「水沢」をいうことが多い。

(長崎の五島・富山の氷見・愛知のきしめんを第3の候補にする説もあり。)

古くから観音参りの客に振舞われてきた逸品なのだ。

 

 


石段の湯 VS 露天風呂

2014-05-06 22:33:02 | 2014年 国内の旅

伊香保露天風呂は石段街からさらに坂を登った先にある。

風呂の周りを囲む竹の簀子がなんとも風流だが

湯船に被るように生える樹木は野趣満点。

更衣室はなく 着替えは大胆にも湯船の横で行うのだ。

風流 野趣 大胆…まさに露天風呂の醍醐味がぎっしり詰まっている。

湯はやや温めだが その分のんびりと入れるから

本当の露天風呂を じっくり楽しめた。

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伊香保石段街の最下部にあるのが石段の湯。

蕎麦屋のような外観だが 

紺の暖簾に大書きされた石段の湯の文字がすぐに目に付く。

浴室は豪華で 湯船は石造り。

湯は伊香保本来の源泉である茶褐色の「黄金の湯」だ。

露天風呂がないのは残念だが

それでも石段街で味わえるから良しとしよう。


伊香保温泉 石段の街

2014-04-29 22:47:55 | 2014年 国内の旅

伊香保は坂の多い町。

バス通りから伊香保神社までの365段の石の階段は

「石段街」と呼ばれて 伊香保のメイン観光地になっている。

石段の両側には 土産物屋や飲食店が並んでいる。

時代遅れ感もある射的場もあった。

伊香保初日は金曜で 石段街の店はほとんど閉まっていた。

人混みは嫌だが あまりに閑散としているのもねぇ…

でもだからこそ 賑わい以外の伊香保石段街は満喫できたかな。

石段を登るのは辛い。

でも 石段は登らなければ観光できない…というのは間違い。

坂が多い伊香保には タウンバスが各地を回って走っている。

私はバス通りからタウンバスに乗って

坂の最上部の露天風呂まで行き

そこから下って観光した。

これが私の石段攻略法だ。

 

 


伊香保 居酒屋事情

2014-04-26 15:07:03 | 2014年 国内の旅

伊香保温泉街の飲食店の多くは 開店時間が午後8時過ぎ。

これは宿泊客が中心の伊香保ならではの光景。

客は宿で食事をするので 早くに開けてもヒマなのだ。

だから伊香保観光では 食事なしの宿泊は要注意。

私は夜8時ころまで 開いているお店を探して彷徨っていた。

やっとのことで見つけたお店は 『ふきのとう』

庶民的な居酒屋であるが 

店名にもなったふきのとう始め 山菜料理がウリの店だ。

メニューの中でも 

ふきのとうを練り込んだ自家製の焼売は年中食べられる自慢の一品。

口の中で拡がるふきのとうの風味がまた絶妙。

焼売を一口。

そして 常温の地酒をガブリと飲めば

胃の中でズシリと混ざり合って 身体が伊香保人になる。

 

 

 


熱の湯

2014-04-15 22:47:06 | 2014年 国内の旅

草津の源泉は高温のため 入浴するには冷まさなければならない。

そのため温泉に六尺板を入れて湯をかき回す。

これを「湯もみ」という。

湯畑横にある「熱の湯」は湯もみの鑑賞と体験ができる施設。

有名な草津節が流れる中 湯もみを間近で見てきた。

しばらくの間 草津節が耳に残った。

♪ 草津よいとこ一度はおいで (ハドッコイショ)

  お湯の中でもコリャ 花が咲くよ (チョイナチョイナ)

何番かある草津節でも1番は誰でも知っている。

でも2番以降ははっきりと記憶のある歌詞がない。

ただ

♪ お医者様でも草津の湯でも (ハドッコイショ)

  惚れた病はコリャ なおりゃせぬよ (チョイナチョイナ)

この歌詞だけはなぜかよく覚えている。


草津 寺社巡り (光泉寺 草津穴守稲荷 白根神社)

2014-04-05 22:52:45 | 2014年 国内の旅

【草津山光泉寺】

湯畑を見下ろすように建っている 草津山光泉寺は

奈良時代の僧行基が この地で薬師如来を彫って収めたことが始まり。

当時は「薬師堂」と呼ばれていたが

鎌倉の世になって 源頼朝により正式に「光泉寺」と命名されたと言われている。

行基と頼朝という歴史の2大スターが絡んだ由緒あるお寺だ。

また 釈迦堂の本尊である釈迦如来は

建立当時から 奈良東大寺公慶上人の作ではないかと言われてきたのだが

つい最近の調査で間違いないことが確認された。

作成から約300年経って やっと世に認められた釈迦如来にあやかって

『遅咲如来』として

いままで花を咲かせることができなかった人や

もう一度ひとはな咲かせたい人 

などがお参りに来ている。

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【白根神社】

湯畑から湯滝通りを行くと

右手に見上げるような長い石の階段がある。

雪が積もって危険な石段を登っていくと

鳥居の向こうに白根神社の本堂が見えた。

 

草津温泉の源泉元にもなっている白根山。

日本古来の山岳信仰が盛んで 以前は神社も山頂にあった。

明治以降今の場所に移されたという。

なお 祭神は日本武尊。

神話時代の何ともスケールの大きな話だ。

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【草津穴守稲荷神社】

西の川原公園の入り口に赤い鳥居の石段が見えた。

温泉とお稲荷様はどんな関係?かと思って調べてみたら

東京の染物屋の主人が 草津温泉に湯池で訪れた。

彼は地元東京大田区の穴守稲荷神社を熱心に信仰しており

治癒の記念に草津に穴守神社の分社を寄進した

ということだそうだ。

3月の草津は雪深く 西の川原は白一色だった。

その中で稲荷社の 赤い鳥居が目に焼きついた。


草津温泉 外湯巡り(白旗の湯 御座の湯)

2014-03-27 23:35:31 | 2014年 国内の旅

全国の温泉観光地の中には 観光客用に外湯を開放しているところもある。

でも草津では 

3箇所の有料入浴施設(西の川原露天風呂・御座乃湯・大滝の湯)以外は

無料の外湯、いわゆる街中の共同浴場になっている。

こうした施設は

地元の方が当番を決めて 清掃や補修などをしながら昔から守ってきた場所。

だから 観光客は 

無料の共同浴場の利用を控えたほうが良いのです。

 ← 白旗の湯内部

それでも 無料の共同浴場に入りたいという観光客のために

草津温泉観光協会は 

『白旗の湯』・『千代の湯』・『地蔵の湯』

の3つの共同浴場を開放している。

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【白旗乃湯】

2日目の早朝 白旗の湯を楽しんできた。

白旗源泉の共同浴場。

白旗源泉は

あの源頼朝が草津を訪れた際に見つけたといわれる源泉で

源氏の白旗にちなんで白旗源泉と呼ばれるようになった。

湯はかなり高温で 酸性度もきつい。

肌の弱いところは少しピリピリした。

前日の夜は入浴客が多く断念したが

朝7時に行ったときは 誰もいなくて一人風呂だった。

場所は湯畑の隣。

まさに草津温泉の中心にある。

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【御座乃湯】

草津を発つバスの発車時間まで 1時間ほどあったので

草津の名残に御座乃湯を浴びてきた。

2013年4月新築オープンしたきれいな建物で 入浴料は500円。

源泉は「湯畑」と「万代鉱」の2つで 湯船も分けてある。

内湯のみで サウナや露天風呂は無い。

2階は休憩所になっているが 利用料金が必要。


上州ゆめぐり号

2014-03-22 22:42:45 | 2014年 国内の旅

草津温泉までJRバス関東の高速バス『上州ゆめぐり号』で行った。

新宿駅新南口のJR高速バスターミナルから約4時間で草津温泉まで行く。

途中関越道上里SAで休憩があり 伊香保温泉を経由した。

料金は3200円で 「早売」という前売りなら2500円。

安いし 乗換えが無いから 結構人気がある。

チケット予約や前売り状況は 

高速バスネット』で確認できるので なかなか便利なのだ。

名古屋から草津まで行く場合

名古屋~(新幹線)~品川~(JR)~新宿~(上州ゆめぐり号)~草津温泉

新幹線代を入れても 上州ゆめぐりを早売で購入すれば約10000円。

時間は約6時間ほどかかるけど お得で手間がかからないのはいい。

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【上州ゆめぐり号の裏ワザ】

群馬には草津温泉の他に伊香保温泉という名泉もある。

せっかく群馬まで行ったら 草津と伊香保の両方を制覇したい。

でも 草津から伊香保までのアクセスが結構きついのだ。

普通に行けば

草津温泉~(バス)~長野原草津口~(JR)~渋川~(バス)~伊香保温泉

料金も約2000円かかる。

ところが 草津~伊香保経由~新宿 を走る上州ゆめぐり号は

草津温泉から伊香保温泉まで 席が空いていれば 乗せて行ってくれる。

しかも料金は1000円。

ただし予約は出来ないし 席が確約されるのは出発10分前。

実際に乗るまでは ハラハラドキドキ。

私は午後1時の便に運よく乗れたが 空席は1席だった。

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ちなみに

愛知県から群馬県草津温泉に行く交通手段(電車バス)を

NAVI TIME で検索すると 次のようにでる。

名古屋~(東海道新幹線)~東京~(上越新幹線)~高崎

~(JR)~渋川~(JR)~長野原草津口~(バス)~草津温泉

時間は4時間~4時間半 料金は約15000円ほど。

 


西の川原 VS 賽の河原

2014-03-21 17:03:47 | 2014年 国内の旅

小さい頃 母親からよく聞かされた話がある。

  幼くして親より早く死んだ児は 

  賽の河原という地獄に連れて行かれる。

  そこには鬼がいて 

  鬼はその児に川原の石を高く積むように命令する。

  でも その児が石を積み上げると

  鬼が来て 積み上げた石を崩して行くのだ。

  何度も何度も 積み上げては崩されて…

  賽の河原は 悲しい悲しい場所なんだよ。

実際の賽の河原のお話では 

その児を地蔵菩薩がちゃんと救ってくれるのだが

私の母の話はいつもここで終わっていた。

『親より早く死ぬ』ことは 死んでも苦行が永遠に続くことになる。

だから 親より早く死んではいけないという戒めの話にすり替わっていた。

賽の河原伝承の地は 全国にたくさんある。

草津にも湧き出た温泉が川となって流れ出ている場所がある。

湯気が立ち上り硫黄臭もするので たしかに地獄を連想させるな。

場所が湯畑の西側の山裾にあるので 

賽の河原の『賽』と『西(サイ)』の語呂あわせで「西(サイ)の河原」という。

とってつけたような『鬼の茶釜』や『鬼の相撲場』なんて碑もあるのだ。

さらに周辺には露天風呂やビジターセンターも設置し

西(サイ)の川原公園として散策コースが作られている。

 

西の川原公園までの通りには 名物温泉まんじゅうのお店がある。

行きと帰りに各1個 出来立てを試食させてもらった。

素泊まりプランの私には まんじゅう2個が草津の朝食になった。

ただし 

「試食してね~」と言って 半ば強引に目の前にまんじゅうを差し出され

「お茶もどうぞ~」と店内に誘われて 

「お土産にどうですか」としっかり購入を勧められる。

気の弱い人は買ってしまうな。

そんな人にとっては 

店先でまんじゅうを配っている人は 鬼に見えるかもしれません。

 


居酒屋 一人酒

2014-03-19 22:42:42 | 2014年 国内の旅

気ままな一人旅だから ホテルは素泊まりにして食事は外食。

酒好きな中年男の旅先での外食は やっぱ居酒屋でしょう。 

湯畑から少しバスターミナルの方へ歩くと 雰囲気のある居酒屋を見つけた。

『居酒屋 たに咲』

暖簾をくぐり一人客の定位置、カウンターの端っこに座る。

 ← 馬刺し 赤身

冷の地酒を頼み あとは馬刺しと馬モツ煮。

今日は『オウマサン』で飲むぞ~

ちなみに 草津は馬刺しを出す店が多いから 

「群馬は馬刺しが名物か?」と聞いたら

「青森から取り寄せている」とのことだった。

 ← 馬モツ煮

馬刺しを地酒で胃の中に流し込む。

長旅で空腹だったので 辛口の酒がズシリと胃の中に落ちた。

やがて胃の中の草津の酒は 私の全身に回って行く。

地酒が全身に回ると 「やっと 草津温泉に着いた」実感がわく。

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【草津の食事】

居酒屋の帰りに寄ったコンビニ

缶ビールを寝酒に ホテルでまた一人酒

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翌日の昼も朝からやっている料理屋 『山マタギと海番屋』

この日の昼ご飯は 串2本と ビール

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湯畑の土産店『頼朝』で温泉たまごを買った

おやつは温泉たまご

 

 


草津温泉 湯畑

2014-03-18 17:20:22 | 2014年 国内の旅

草津温泉のシンボル『湯畑』

それは 草津の温泉街の中心にあり 毎分4000㍑の源泉が湧きだしている。

立ち上る湯気と充満する硫黄臭は 圧倒的な存在感があり しかも荘厳である。 

湧きだした源泉は高温のため 何本かの木枠に流されて温度を下げる。

この並べられた木枠が 畑のように見えることから『湯畑』と命名された。

草津には夜8時過ぎに着いた。

私が行った日は夜間特別ライトアップ(期間は3月6日~9日)が行われていた。

舞う粉雪と ライトアップされて幻想的な湯畑が私を迎えてくれた。

湯畑の周りには外湯や足湯がある。

ホテルも立ち並び 土産店や飲食店も夜まで営業している。

遅めの夕食を取ってもう一度湯畑に来てみたら

夜遅くまで観光客が絶えなかった。