‘もつ’と聞いて思うのは……
私の中では、あまり上品な食べ物ではないということ
誠に申し訳ないが、庶民的というレベルより更に下層に位置していた
福岡はもつ鍋が有名だと聞いた
だから、福岡最初の食事はもつ鍋にした
天神にある「もつ鍋 一藤」
店は雑居ビルの6階にあった
店に行くエレベーター内がすでにいい匂いで充満
これが本場のもつ鍋の匂いか
←酢もつ
もつ鍋は「味噌」「醤油」「ポン酢」の3種類
一番人気の味噌を迷わず注文
鍋を待つ間に霜降り馬刺しも頼んだ
ここは熊本から馬刺しを毎日仕入れているそうだ
←馬刺し
霜降り馬刺しは絶品の味
口に入れる脂がとろける
それでいてくどさやしつこさがない
ニンニクと甘めのタレとの相性も抜群だった
←馬のレバ刺し
ほどなくもつ鍋も登場
まずはもつを食べる
美味い それにやわらかい
甘めの白味噌のスープがこれまたいい
もつ以外は野菜と豆腐だからどんどん入って行く
最後に締めのちゃんぽん麺を注文
あっという間に平らげた
誰だ~ もつなんて庶民的以下だと言った奴は
←完食です
【余談です】
福岡で乗ったタクシーの運転手がこう言った。
『福岡はモツの消費量が一番多いので、全国からいいモツがここに集まってきます。
だから、東京の高級料理屋で食べるモツより、福岡で食べるモツの方が美味いんです。』