アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

もつ鍋と馬刺し

2013-04-26 21:01:28 | 2013年 国内の旅

‘もつ’と聞いて思うのは……

私の中では、あまり上品な食べ物ではないということ

誠に申し訳ないが、庶民的というレベルより更に下層に位置していた

             

福岡はもつ鍋が有名だと聞いた 

だから、福岡最初の食事はもつ鍋にした

天神にある「もつ鍋 一藤」 

店は雑居ビルの6階にあった

店に行くエレベーター内がすでにいい匂いで充満

これが本場のもつ鍋の匂いか

 ←酢もつ

もつ鍋は「味噌」「醤油」「ポン酢」の3種類

一番人気の味噌を迷わず注文

鍋を待つ間に霜降り馬刺しも頼んだ

ここは熊本から馬刺しを毎日仕入れているそうだ

 ←馬刺し

霜降り馬刺しは絶品の味

口に入れる脂がとろける

それでいてくどさやしつこさがない

ニンニクと甘めのタレとの相性も抜群だった

 ←馬のレバ刺し

ほどなくもつ鍋も登場

まずはもつを食べる

美味い それにやわらかい

甘めの白味噌のスープがこれまたいい

もつ以外は野菜と豆腐だからどんどん入って行く

最後に締めのちゃんぽん麺を注文

あっという間に平らげた

誰だ~ もつなんて庶民的以下だと言った奴は

 ←完食です

【余談です】

福岡で乗ったタクシーの運転手がこう言った。

『福岡はモツの消費量が一番多いので、全国からいいモツがここに集まってきます。

 だから、東京の高級料理屋で食べるモツより、福岡で食べるモツの方が美味いんです。』

 

 

 


FDA

2013-04-25 18:46:27 | 2013年 国内の旅

FDA(フジドリームエアライン)はローカル路線専門の地域密着型航空会社。

けしてサービスを削って価格を下げる‘LCC’ではない。

本社静岡なので、静岡空港が拠点だが

最近は県営名古屋空港をメインにしている。

県営名古屋空港は飛行機利用で5日間の駐車料金無料。

だから、尾張北部のものにとってはセントレアまで行く手間が省けて助かる。

今回の福岡旅行は、はじめてのFDA体験。

県営名古屋空港はFDAしか運行していないのでチェックインも簡単。

搭乗も、ボーディングブリッジがないので飛行機まで空港を歩く。

夕刻発の福岡便は紫のボディのエンブラエル機。

機体が空港のライトに照らされ眩しく感じた。

小牧空港…尾張人は県営名古屋空港のことをこう呼ぶ。

街中の空港で騒音問題等があってセントレアにとって変わられた。

でも、夜発便の離陸直後の都会の夜景は

何度見てもきれいだ。

  


替玉体験

2013-04-17 23:20:20 | 2013年 国内の旅

福岡はグルメの町。

A級からB級まで各種の名物がある。

中でも有名なのは、豚骨ラーメン。

コレははずせない。

2,3軒廻りたいところだが

夜入り昼帰りの2泊3日なので1箇所だけになった。

ということで、愛知県のTVでも紹介されている『元祖長浜屋』に行った。

  

博多のラーメンは『豚骨』・『硬麺』・『替玉』がキーワード。

『豚骨』は私の最も好きなスープだから問題なし。

『硬麺』も伸びきった麺より何倍も良いから問題なし。

『替玉』は…

ようは2杯食えということか?

若い頃は大食いの部類に入った方だからコレも問題ないだろう。

しかも、名古屋ではまずやらないからここでやっておきたい。

ちなみに、『元祖長浜屋』は「替玉」発祥の店といわれている。

店の外で、食券を買う。

自販機には「ラーメン」1種類。

あとは「替玉」・「替肉」・「お酒」・「ビール」

「らーめん」と「替玉」の券を買って店内へ入った。

店の中は大変質素。

店員が3人ほど厨房の前に並んでいる。

「らーめん」の食券を渡して席に着く。

お客は黙々とラーメンを食べている。

食べると黙って帰って行く。

なにか、うかつにおしゃべりも出来ないような緊張感が漂っている。

らーめんを待っている間にもお客が入ってくる。

観光客風の客もかなりいる。

常連さんと思える人は「かた(硬)!」と言って入ってくる。

店員も「硬1つ」と答える。

なんかかっこいい。

らーめんが来る。

肉はチャーシューではなく、切り落とし肉。

スープはあっさり系の豚骨で確かに美味い。

麺は細縮れ麺で、いっぱしの量がある。

替玉を見越して少な目なんてことはなかった。

でも、元来早食いだから、妻が半分も食べてないのに麺を間食した。

さて、「替玉」。

でも、お腹はかなり満腹に近い。

頭の中では「替玉。硬!」とかっこよく注文する練習をしたのだが…

「替玉下さい。硬めの麺で」になってしまった。

店内の緊張感に負けた、なんとも貧弱な自分に情けなくなる。

でも、替玉初体験成功。 

「硬」はかなり硬めだった。

しかも、その量はもとの麺と変わらない。

テーブルにおいてある継ぎ足し用のスープと紅生姜を入れて食べた。

美味しいけれど…

満腹の胃袋には超アルデンテの麺は堪えた。

 

 


わけのしんのす…

2013-04-04 21:48:50 | 2013年 国内の旅

有明海は ムツゴロウなどの干潟の生き物の宝庫

そのムツゴロウをはじめ ワラスボ クチゾコなど

有明海の生き物の料理のことを 有明海料理という

柳川で その有明海料理を食べてきた

『イソギンチャクの唐揚』は コリコリとした食感に

蟹味噌と牡蠣を 合わせたような味

イソギンチャクの別名の 『ワケノシンノス』とは

『若い者(ワケー)の尻(シン)の穴(ス)』 という意味だそうだ

ただもともとこの地方では イソギンチャクを『ワケ』と呼んでいたそうで

語呂の似ている『若い(ワケエ)』に 引っ掛けただけだと

お店の主人が 教えてくれた

クチゾコは フランス料理の高級食材『舌平目』

『靴底(クツゾコ)』が語源と思いきや これまた 

『口底(クチゾコ)』が正しいと 教えられた

魚のお頭を左に置いたとき 口が下(底)に来るからだそうだ

残念ながら ムツゴロウとワラスボの エイリアン食材は

時期の関係で 干物しかなかった

生は食べられなかったけど 柳川の駅で干物を買った

地酒も3合(まだ観光があるのだけれど…)飲んで 有明の味を満喫

店主から イソギンチャクを食べた証明の名刺も もらった

お腹も武勇伝も 満たされた

お店情報:「柳川料理 つむら

 


柳川で川下り

2013-04-03 22:48:17 | 2013年 国内の旅

福岡県柳川市は有明海に面する水郷の町。

町中に水路が廻り 小型のどんこ船で川下りが楽しめる。

船頭の竿さばきで 細い水路を通り 低い橋桁も潜る。

優雅な 優雅な アトラクションだ。

ゆっくりと 等速度で どんこ船は進んで行った。

時折小雨がパラついたが あわてて急ぐわけでない。

桜や黄梅が咲き誇る川岸に うっとり見とれていたくても

じっと立ち止まってはくれないのだ。

だから 船が進むに任せて その一瞬一瞬を楽しんだ。 

急展開が多い日常を逃れてたくて 旅に出る私にとって

旅先の単調な時の流れは まるで別の世界にいるような錯覚を覚えた。

今ならば いつもは見えなかったものも 見える様な気がした。

川岸の木の陰に 河童を見つけることができるかも。

実際、寝そべった河童の像はあったけど…

参考:柳川観光開発  柳川特盛きっぷ