アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

チュニジアレストラン 『カルタゴキッチン』

2011-06-22 12:19:47 | 日本で食べる世界の料理

アフリカ大陸に渡ったことはまだない。

これから行くとしたら、定番の「エジプト」か「モロッコ」か…

同じ北アフリカに「チュニジア」という国がある。

2002年のサッカーWカップで日本と同じ予選グループだった国。

(中田のダイビングヘッドはいま思い出しても凄かった)

カダフィ大佐率いるリビアの隣国で、最近では政情不安で有名だ。

でも、日本からのツアーも催行されているので観光地としても魅力もあるようだ。

古代フェニキュア人が貿易拠点としたカルタゴの遺跡など、世界遺産を7つ有する国である。

国旗は赤地に☆と☽(月)のマークがある。

出張で大阪に行く機会があった。

出張先の近くにチュニジア料理店があった。

店の名は『カルタゴキッチン』 ↑

慣れない場所で、しかも初めて行く店だったので、場所が解るか少し心配したが

大通りからは一本入るけど、道から見える赤い国旗が目印となってすぐに解った。

白壁にチュニジアンブルーのおしゃれな外観。

中年男一人で入るにはちょっと勇気がいったけど…

着いたらまずは『セルティア』というチュニジアビール ↑ を注文。

かなり歩いたので汗が出てきたし、250ccサイズだったから

味わう前に飲み干した。

プライベートで、妻と二人で来るならば、二人別々のコースを頼んでシェアするのだけど・・・

今回は仕事で、しかも一人。

おまけに仕事が食事つきだったのでたくさん食べられなかったのが残念だ。

頼んだのは『スープ』と『クスクス』の単品二品。

スープは、チュニジアの麦のスープ『ショルバスープ』

豆と羊肉と麦を煮込んだスープでとても美味しかった。

パプリカ系の香辛料が味のアクセントになっている。

スープについてきたパンもすごく美味しかった。

 

チュニジア発祥の世界最小かつ最古のパスタ 『クスクス』

私が思っている'パスタ’という概念はない。

細かい粒が口内に広がる食感は初めての経験。

味は、羊肉と野菜を香辛料でじっくり煮込んであって美味い。

ただ、こちらも香辛料が効いていて、食べながら汗をかいていた。

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その他にチュニジアの赤ワイン『シッコロ』を注文。

一人では飲みきれなかったので、残りを持ち帰った。

2008年6月


スロベニアレストラン 『ピカポロンツァ』

2011-06-11 12:54:06 | 日本で食べる世界の料理

スロベニア共和国はアルプスの南端にある自然の豊かな国。

1991年に独立するまでは『ユーゴスラビア』という社会主義国に属していた。

国名(SLOVENIA)に『LOVE』という文字が入っている文字通り愛らしい国だ。

←リュブリャーナ『竜の橋』

2005年の夏にスロベニアを旅行した。

首都リュブリャーナに1泊して、市内観光とブレッド湖を廻った。

小ぢんまりした首都とアルプスの瞳と称される美しい湖を堪能した。

そのスロベニア料理店は京都・太秦にある。(日本でここだけ)

ピカポロンツァ

スロベニア人のご主人と日本人の奥さんが経営するレストラン。

ちなみにピカポロンツァとはスロベニア語でテントウムシという意味なのだ。

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愛知県在住者の私としては

わざわざ「スロベニア料理」を食べる為だけで京都まで行けない。

ということで

2006年春に家族旅行という名目で京都に行った。

子供連れなので、市内中京区に宿をとり、二条城・錦市場・本能寺跡を廻るのが表向きのメイン。

でも、本当の目的は初日夜の『ピカポロンツァ』

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市内からタクシーで向かった。

運転手に地図を見せたが、行き着くまでに少し迷っていた。

1階はテイクアウトのパンなどの売店。

我々は靴を脱いで2階のレストランへあがる。

スロヴェニア人のご主人と日本人の奥様がにこやかに出迎えてくれた。

【食べた料理一覧】

スープは、

酢漬キャベツと豆のスープ 「ヨタ」

メインは

豚肉と雑穀(大麦、あわ、ひえ、きび)とハーブの腸詰 「クルヴァヴィツェ」(写真右)

と、「豚のペチェンカ」(写真左) つまりローストポーク。

腸詰の方は肉のくどさが無く雑穀の食感が楽しめる。



デザートは

蕎麦粉生地のタルト 「蕎麦のギバニツァ」

後述のテランによく合うデザート。

そして飲み物は 

スロヴェニアワイン 「テラン」

この味が忘れられなくてまたスロベニアに行きたくなる。

2006年3月


クロアチアレストラン 『Dobro』

2011-06-06 22:16:21 | 日本で食べる世界の料理

夏にクロアチア旅行した年の冬、東京出張があった。

仕事は4時前に終わり、5時には東京駅に着いていたのだが…

まっすぐ帰るのもなんだから、クロアチアレストラン『Dobro』でディナーしてきた。

ちなみに日本ではここが唯一のクロアチアレストラン。

場所も京橋で、東京駅から徒歩圏内である。

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ビルの半地下のような入り口を入ると、テーブルライトが店内をオレンジに染めていた。

小綺麗に並べられたテーブルとそこに敷かれたクロス。

旅行の記憶にある庶民的なレストランのイメージではなかったな。

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気取って注文したのが

前菜で『やり烏賊のピリカラトマトマリネ』『チャバプチッチ』

メインは『サルマ』『新鮮魚介のブーザラ』

閉めのリゾットは『牛肉のリゾット』

どれも美味しかったよ。

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でも…

スプリトやドゥブロブニクのテラス席で食べたあの料理の味には及ばない。

小魚のフライや小烏賊のオイル炒めというシンプルな料理。

それにレモンを絞って黙々と食べるのだ。

でも、アドリア海の陽射しと潮風が絶妙なスパイスとなって最高の味になるのだよ。

←ムール貝と小魚フライ(ドブロブニク) 

             ←小イカのオイル炒め(ドブロブニク)

      テナガエビのブザラ(スプリト)→

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同行者(職場の後輩)がいたので心底寛げなかった。

おまけにデジカメを持たずに行ったので(いちおう仕事でしたから)写真はなし。

ところで、この店の向かいに『土風炉(トフロ)』という和食の店があった。

最初、私は間違えて入店しそうになったのだ。

2005年12月