アフリカ大陸に渡ったことはまだない。
これから行くとしたら、定番の「エジプト」か「モロッコ」か…
同じ北アフリカに「チュニジア」という国がある。
2002年のサッカーWカップで日本と同じ予選グループだった国。
(中田のダイビングヘッドはいま思い出しても凄かった)
カダフィ大佐率いるリビアの隣国で、最近では政情不安で有名だ。
でも、日本からのツアーも催行されているので観光地としても魅力もあるようだ。
古代フェニキュア人が貿易拠点としたカルタゴの遺跡など、世界遺産を7つ有する国である。
国旗は赤地に☆と☽(月)のマークがある。
出張で大阪に行く機会があった。
出張先の近くにチュニジア料理店があった。
店の名は『カルタゴキッチン』 ↑
慣れない場所で、しかも初めて行く店だったので、場所が解るか少し心配したが
大通りからは一本入るけど、道から見える赤い国旗が目印となってすぐに解った。
白壁にチュニジアンブルーのおしゃれな外観。
中年男一人で入るにはちょっと勇気がいったけど…
着いたらまずは『セルティア』というチュニジアビール ↑ を注文。
かなり歩いたので汗が出てきたし、250ccサイズだったから
味わう前に飲み干した。
プライベートで、妻と二人で来るならば、二人別々のコースを頼んでシェアするのだけど・・・
今回は仕事で、しかも一人。
おまけに仕事が食事つきだったのでたくさん食べられなかったのが残念だ。
頼んだのは『スープ』と『クスクス』の単品二品。
スープは、チュニジアの麦のスープ『ショルバスープ』
豆と羊肉と麦を煮込んだスープでとても美味しかった。
パプリカ系の香辛料が味のアクセントになっている。
スープについてきたパンもすごく美味しかった。
チュニジア発祥の世界最小かつ最古のパスタ 『クスクス』。
私が思っている'パスタ’という概念はない。
細かい粒が口内に広がる食感は初めての経験。
味は、羊肉と野菜を香辛料でじっくり煮込んであって美味い。
ただ、こちらも香辛料が効いていて、食べながら汗をかいていた。
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その他にチュニジアの赤ワイン『シッコロ』を注文。
一人では飲みきれなかったので、残りを持ち帰った。
2008年6月