アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

ドランジット バンコク空港

2009-12-28 20:53:53 | 2009年8月カトマンズ
カトマンズには日本からの直行便がない。
以前は関空から出ていたようだが……
長期休止状態が続いてそのまま廃止されたという。
だから、日本からは香港やバンコクを経由する必要がある。

今回の旅行も、行き帰りはバンコクのスワンナプーム国際空港を経由した。
乗り継ぎが悪く、行きと帰りで合計12時間位の空港滞在時間があった。
しかたないことだが……
空港ライフを楽しまなければ。

行きは関空深夜発だったからバンコク着は現地時間の早朝3時30分。
24時間営業の店もチラホラあったがさすがに寂しい。
スタバで目を覚まし、落ち着いてから足ツボマッサージで1時間ほど潰した。
日本円で支払い可で何より24時間営業がありがたい。
ちなみに料金は1時間600バーツ(約1800円)
日本円でも支払い可だが、日本円だと2000円になる。

このマッサージ店は、帰りも利用した。
帰りはいささか疲れていたので、全身のマッサージを頼んだ。
バンコク経由カトマンズ行きの乗り継ぎ時間対策では必須のお店のようだ。


マッサージ店


空港内のレストラン「マンゴツリー」でビール

カトマンズ空港

2009-12-10 22:23:31 | 2009年8月カトマンズ
カトマンズ空港は正式名が「トリブバン国際空港」と言い、一応首都空港である。

が,,,,,,,,,

空港内は全体に薄暗く、待合所の売店も日本ではJRの売店程度の貧弱さだった。

また、飛行機の乗降時にはボーディングブリッジも無ければ、バスも来ない。

たいした距離ではないけれど、飛行機と空港ビルの間は徒歩で行かねばならなかった。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
3,4年前に徳島空港を利用した時も歩かされた記憶がある。

首都空港なのに、日本の地方空港と変わらない規模だ。

否、それ以下かもしれない。

乗り継ぎで利用したのがバンコクのスワンナプーム空港だった。

不夜城の如き華やかさと比較するのは可哀想か?

カトマンズ空港に愛着が沸いた。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
ちなみに、

ネパールはヒマラヤ山脈を有する国なので、空港の周囲は高い山に囲まれている。

だから、世界でも有数の離着陸の難しい空港だそうだ。

レーダー施設がない時代は目視と無線連絡で離着陸が行われており、事故も多かった。

レーダーを設置したのは日本のODAと言うから考えてしまう。


こうして、歩いて飛行機まで行く。


待合所の売店。スナック菓子や小物土産を売っている。


チェックインカウンター前の混雑。
ネパール人は荷物の重量制限に引っかかるのが多くて時間がかかる。


カトマンズ~バンコク間のタイ航空機


入国時のビザ無しチェックインの列
ビザありの方が早かった。

ネパリの土産

2009-12-04 09:57:31 | 2009年8月カトマンズ
旅の楽しさの一つは町歩き。

旅先の町の様子を五感全部で感じながら歩くのだ。

ただ歩くだけでなくウィンドーショッピングも兼ねて歩くのがまた楽しい。

このごろは値段交渉にもだいぶ慣れてきたからよけいに楽しいのだ。


「HOW MUCH?」に相当するネパール語は「カティ?」

商品の説明を求めたり、色違いやサイズ違いを訪ねるのは英語でいいが

最後に「いくら?」と聞くのは現地語と決めている。

私「カティ?(いくら?)」
店「○○Rs」
私「マハンゴ!!(高いよ!!)」

ここから値段交渉が始まるのだ。

    



土産を買っていく所などないから、買うのは全部自分用。

現地で探して買ったのは趣味で集めているアンモナイトの化石と鉱物原石。

古物商店?の店先の地面に無造作に置かれて売られていた。

値段交渉の末、アンモナイトの化石は1個300Rsを200Rs。

鉱物原石小物は全部で400Rs。

どちらも日本では信じられない価格で買えた。

買ったものの包装も当然新聞紙だった。


このアンモナイトの化石と全く同じ物を某ミネラルショーで見つけた。
値段は3000円→特価2000円と言う表示で売られていた。
感動した!!


ミルク代くれよ~

2009-12-03 21:16:41 | 2009年8月カトマンズ
海外に行くと「しつこい物売りや客引き」に悩まされる。

私は旅先が決まると必ず、現地での悪質勧誘や詐欺の手口をネットで調べていく。

今回の事前学習でよく見た事例は

「ただでガイドしてやると言っておいて最後は学費名目の寄付を強要する」というものだった。


ダルバール広場に入ってすぐにそれらしき男が「クマリに会わせてやる」と言ってきた。

絶対怪しかったから「ガイド NO!」と言ったらあっさり引き下がったよ。

ある意味拍子抜けで終わるかと思ったら……

最後の最後に出会ってしまった。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

最終日、カトマンズをしっかり目に焼き付けようと最後の町歩きをしていたら

乳飲み子を抱いた母親にいきなり行く手を塞がれた。

母親は空の哺乳瓶を見せて

「この子に飲ませるミルクもないよ。ミルクを買ってくれよ~。」

てなことを言うのだ。


私はと言うと、最後の買い物でルピーを使い果たしていた。

仮にルピーを持っていても素直には出さないが、持ってないから答えは「No」。

でも、この母親、かなりシツコイ。

哀願の表情から泣きの演技まで入れて、最後はかなり興奮気味で迫ってくる。

私が「日本円しかもってないよ」と丁寧にお断りをしたら

「そこに両替屋があるじゃないか」

と言われたのには笑えたな。


そういえば事前学習で「ミルク代くれよ~」ってのもあった事を思い出した。

同一人物かどうかわからないけど、カトマンズではよくある物乞いの一種なんだろう。

一昨日、昨日もこの辺りを通ったけど、この母親には会わなかったなぁ。

その2日間はずっと雨だったからきっと‘営業’してなかったのかも知れない。

それとも、この日は土曜日だったから‘土日営業’なのかも知れない。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

この旅行中、カトマンズの町では物乞いをよく見かけた。

たいていは通りすがりに出会うからじっくり観察していない。

が、1度だけ、奥さんの買い物中に店の前で待たされていた時に足の悪い老人の物乞いをじっくりと見た。

その爺さんは、覚束ない足取りで商店の前などにいる人に順次手を差し出していた。

驚いたことに、ほとんどの人がお金を渡していたのだ。

3人に2人は渡していたぞ。

ギリンチェ

2009-12-02 22:29:04 | 2009年8月カトマンズ


カトマンズ最終日は11時に迎えが来る。

それまでの貴重な観光タイムだから朝の7時半に町に繰り出した。

まだほとんどの店が開店前や開店準備中だったけど…時間が惜しいのだ。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

食べる価値を見出せなかったホテル朝食はパスした。

お腹がすいたらローカルレストランで食べればよい。

「歩き方」にはタメルのレストラン情報がたくさんある。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

ひとしきり土産買いをして『キリンチェ』というローカルレストランで朝食をとった。

「歩き方」には9時開店と書いてあったので、開店と同時に店に入ったのだが…

まだ、テーブルの準備も出来てないようだった。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

少し不安になったが、席に着いて店員にメニューをもらった。

単品はRs100以下でどれも安い。

私達は「水牛のトゥクパ」と「タントゥク」を頼んだのだが、「タントゥク」は45分もかかると言われた。

ネパリの開店時間とは今から開店準備を始めるという時間らしい。

水牛のトゥクパは野菜麺の上にビーフジャーキーが乗っているというもの。

特段に珍しい物ではなかった。

味も…それほど美味しくは無かったが、これが地元の味。

だからまた、私の経験値が増えた。


水牛のトゥクパ


タントゥクが45分もかかると言われたので妻はミックストゥクパに変えた。

路地売りの野菜

2009-11-20 19:12:56 | 2009年8月カトマンズ
カトマンズの町はチョークと呼ばれる小広場から数本の路地が延びるようにして栄えている。

チョークには寺院や祠などもあり、人出が多く賑わっていた。

また、野菜類などが道端で売られており、ちょっとした市場にもなっているのだ。

ただ、………

売り方は非常に豪快である。

テーブルやビールケースの上に品物を並べてあるだけ。

野菜類は雨を除けることなく野ざらし状態なのだ。

さらに驚いたことに、

地面に引いたビニールの上に野菜類を並べただけのところもあった。

雨や埃は気にならないのだろうか。






インドラチョークのアカッシュバイラブ寺院


タヒティチョーク


アサンチョークのアンナプルナ寺院


侮れない両替

2009-11-12 21:26:59 | 2009年8月カトマンズ
ネパールの通貨はネパールルピー(Rs)

私たちが旅行した2009年8月の現地両替屋レートは1Rs=約1.36円だった。

それにしてもカトマンズでは硬貨というものを見なかった。

支払いはすべて紙幣なのだ。



今回の旅行は現地2泊という4日間のカトマンズ弾丸ツアー。

最終日の朝も迎えが来る11時までは貴重な観光タイムだ。

私はというと…昨夜のビールがまだ残っているようだ。

少し重い体で起きたばかりのタメルの町に繰り出した。

  

現地マネーも少なくなったし、まだ買ってない土産もあった。

両替が必要なのだが…カトマンズでは心配することはなかった。

タメルなら町中至る所に両替屋はあるのだ。



なるべくレートのよい店を探そうと店先のレート表を見ていた。

レートはどこも1000円がコミッション込みで730Rs程度だった。

(正規レートは800Rs位だと思うが町中で談合しているから仕方ないか)

ではどこに入ろうかと迷っていたら、店から出てきた兄ちゃんが

「うちは760でやってやるよ。」って言ってきた。

  

どこでもよかったからその兄ちゃんの店に入った。

「3000yen」って1000円札3枚出したら……

返ってきたのは2200Rs。

「Include comition?」って言って相手の顔を睨み付けたら

一瞬間があって「Oh sorry」って言って80Rs追加したよ。

カトマンズの両替屋は侮れん!!

夜のタメル地区

2009-11-05 22:38:09 | 2009年8月カトマンズ
雨も上がってやっと傘無しで町歩きができるようになった。

ダルバール広場周辺の散策を終え、チュトラパティチョークに戻る。

妻はここで土産用に小銭入れ数点(刺繍製品)を買った。

余談だが、このチョークにはチベットGHがあった。

外からチラリと見たが、こっちの方がよかったかなぁ。



タメルチョークを経由してバイシャリでトイレ休憩して夕食はタカリバンチャ。

現地ローカル食堂でダルバートとヒマラヤビールの夕食。

店を出たときにはすっかり暗くなっていた。



昨日来たばかりなのだけど…今日はカトマンズ最後の夜。

停電が多いと聞いていた割には、夜のタメル地区は電飾で華やいでいた。

相変わらずタクシーは狭い路地まで入ってくるのでヘッドライトも眩しい。

さっきのエベレストビールの酔いのせいか、全てが夢の中のように思える。





ホテルの部屋に戻り、タメルチョークのショッピングセンターで買ったビールを飲む。

カトマンズの店には珍しく冷えたビールが売られていたのだ。

ホテルの部屋には冷蔵庫がないから、冷えているうちに数本を飲み干した。

隣のビルの屋上のレストランからは洋風の音楽があくことなく聞こえてくる。

夢の中の町がさらに混沌として、カトマンズの最後の夜は更けていった。

ニューロード

2009-10-31 20:51:07 | 2009年8月カトマンズ
ダルバール広場からジョッチェン、ビムセンタワー経由で大通りのカンティパトに出た。

ここで、やたらと親しげに話しかけてくる輩が出現した。

無視してもしつこくついてくる。

けっこう歩き疲れていたから「プギョ!(要らない!)」と怒鳴る元気も無かった。

やむなく、テンプー乗り場近くのショッピングモールにビール休憩を兼ねて避難したのだ。

モールの名前は「カトマンズモール」

モール内もやたらうす暗かった。

ビールを飲んだモール内のレストランの名は「ホットチリ」。

ビールは税込みでs270だった。

 
ビムセンタワー              カトマンズモール レストラン「HOT CHILLI」の名が見える


モール前のテンプー乗り場



店を出てニューロードをウィンドーショッピングしながら歩いていた。

いきなり、通りに人が溢れている現場に出くわした。

群集が通りを塞ぎ、クラクションは鳴るは、大声で喚く人はいるは。

どうやら接触事故の現場に出会ったようだ。

それにしても大袈裟な混雑だなぁと、人混みをかき分けながら進んでいたら…

いきなり騒動の中心にいた群衆が蜘蛛の子を散らすように走って逃げ出したのだ。

カトマンズでは政治的なデモもあると聞いていたから、そんなモノに巻き込まれたら大変だ。

すぐさま現場を去って事なきを得た。


ニューロードの普通の風景


騒動が道を塞ぐ

ダルバール広場

2009-10-25 16:45:33 | 2009年8月カトマンズ

【ダルバール広場 左はシバ寺院】

チケットを買ってダルバール広場に入った。

間髪いれずに、「ガイドは要らんかね~」ってのがやってきたよ。

手に持ったクマリの写真を見せて何やら言っている。

行く前の事前情報収集通りで、ここは‘押し売りガイド’多発地帯なのだ。

長期戦を覚悟しながらも「NO GUIDE」って強く言った。

意外なほどあっさりと引き下がってくれたよ。

そう、あっさりと……少しがっかり(笑)

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
バサンタプール広場の露天群をチラ見して、管理所でチケット延長をした。

明日帰るのだから、延長しても意味はないが………

延長チケットが1枚、この旅行のコレクションに加わった。


 
クマリの館                               クマリが覗く窓

  
ダルバール広場チケット1人Rs300            シヴァ・パールヴァティー寺院

クラクション

2009-10-20 22:10:52 | 2009年8月カトマンズ
チュトラパティ・チョークからふらふらと時間を潰しながらダルバール広場まで歩いた。

通りには真鍮の仏具を売る店や、色鮮やかな衣類を売る店が並んでいた。

幸い雨も止んで、心置きなくウィンドーショッピングを楽しめた。

ただし、買う気は無かったので、店員が出てこない程度にだけど

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
人ごみの中を散策中、私の横をすり抜ける車やバイクに、何度もクラクションを鳴らされた。

カトマンズでは、買い物客で溢れた道に車やバイクや自転車が平気で入ってくるののだ。

日本なら歩行者天国のような路地にだよ。

ビクッとして避けるとかえってぶつかりそうで怖い怖い。

とにかく、カトマンズの路地にはクラクションが溢れている。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
最初は閉口したクラクション音だが、次第にコツを掴んだぞ。

道の中央を歩いているとき以外はクラクションを鳴らされても後ろを振り返る程度でよい。

車やバイクは衝突しないように避けて抜いていく。

この国のクラクションは「どけよ! 邪魔だ!」という排他的なものではない。

「横を通るよ 危ないよ 気をつけて」のように優しく感じるのだ。

ただし、慣れてしまえばだけど






インドラチョーク


パニプリ

2009-10-15 22:31:50 | 2009年8月カトマンズ
チュトラパティ・チョークでタクシーを降りたら面白い屋台を発見した。

見たところシュークリームのようなモノがケースにいっぱいある。

美味そうだったから「1つくれ」と言ってみた。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

アルマイトの小皿を渡され、最初の1個をもらえるかと思ったら…

シュークリーム様のものは

穴を開けられ、詰め物をされ、汁を掛けられて渡された。



まずは写真を撮ろうとカメラの準備をしていたら、店員は2個目を渡そうと待っていた。

慌てて写真を撮り、1個目を口に入れたら、予期せぬ「酸っぱさ」に度肝を抜かれたよ。

ショーケース内のシュークリーム様のものは外皮だけで、

内に具を入れ甘酸っぱい汁を掛けて食べるもののようだ。

1個目で慣れてしまえば、2個目、3個目と出されるままに食べてしまう。

途中で「もういいよ」って言ったけど通じなかったようで、結局7,8個食べてしまった。

値段は全部でRs25。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

日本に帰って調べてみたら、

「パニプリ」という名のお菓子でインド・ネパールでは一般的なおやつだそうだ。

内の具はポテト系だそうだが、汁の甘酸っぱさが先に来てほとんど記憶にないなぁ。

しかも、もともと8個単位で売っているもので、サービスでくれたのではなかったようだ。


スワヤンブナート

2009-10-12 19:30:50 | 2009年8月カトマンズ
【スワヤンブナートのストゥーパ】

スワヤンブナートはチベット仏教の寺院。

カトマンズ中心部の西、徒歩30分程の丘陵地にある。

一番下からストゥーパまでは長い階段を登るのだが、

私はタクシーで途中まで運んでもらったから楽をした。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

参道やストゥーパの周りには土産物を売る店が並ぶ。

山頂の土産物屋を冷やかしで廻っていたらマニ車の土産が目に留まった。

この国では、一寸でも店の前で欲しそうな顔をしたら必ず店主が現れるのだよ。

今回は、店主と私の言い値がRs800とRs500までしか縮まらずあえなく決裂。

ちょっぴり心残りもあったが…

こちらが折れるのも悔しいから「それじゃぁ」って言って店を出た。

こんなときはいつも後から「買っとけばよかった」って後悔するのだ。


【参道の露店】

  
【ストゥーパの廻りのマニ車】                         【土産物屋】

ストゥーパの前で、若い一人旅の女性に「シャッターを押して」と頼まれた。

かわいいお嬢さんだった。

撮ってあげたら、奥さんが「私たちも撮って~」とカメラを渡した。

台詞があるから会話しているように見えるが、実はほとんどジェスチャーなのだ。

彼女はおそらく日本人だと思うのだが…

何はともあれ、この旅行唯一の奥さんとのツーショットが撮れた。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

スワヤンブナートは別名「モンキーテンプル」という。

丘陵一帯に猿がいて、観光客の売りにもなっているのだが…

おやつや弁当でも開こうものなら、ふんだくられるそうだ。

参道を降りる途中、子猿を抱いて西瓜をほおばる猿を見た。


【ドルジェと呼ばれる金剛杵。さすがにここまで大きいのはない。】


【入場料はRs100】


【子猿を抱いて西瓜を食べる猿】


【参道の階段から見た景色】

カトマンズタクシー事情

2009-10-08 20:40:07 | 2009年8月カトマンズ


カトマンズのタクシーは基本的にはメーター制だそうだ。

ただし、ホテル前で客待ちしているようなタクシーは値段交渉をしてくるし、

何台かに1台は‘改造メーター車’で、やけに高速でメーターが上がるそうだ。

油断も隙もあったものではない。

    

カトマンズのタクシーの車体には「SUZUKI」の文字がある。

聞けばインド工場で作ったスズキ車だそうだ。

見たところ1000cc程度の車体とみた。

    

パタン散策を終え、次の目的地スワヤンブナートまでタクシーで行くことにした。

ダルバール広場で客待ちしている若い運転手に

「メータ・マ・ジャノス(メーターで行ってくれ)」

と言って乗り込んだ。

朝乗ったタクシーはメーターが壊れていたが、このタクシーはメーターが動く。

約200mか300m程でRs4.4ずつメーターは上がった。

パタンからスワヤンブナートまで渋滞もあって料金はRs340。

ちょっと高いような気もするが、Rs400渡して「釣りは取っとけ」とかっこつけた。



    

ちなみにこの運転手、私がスワヤンブナートを見ている間中、駐車場で待っていたのだ。

観光客であることは間違いないし、気前のいい客だと思われたようだ。

実際、この後タメルまで戻るのにタクシーを使おうと思っていた。

「待っててくれたの?」とフレンドリーに乗ったんだけど

今度は「タメルならRs200」と言い値を言ってきやがった。

「メーター・マ・ジャノス! でなきゃ降りるぞ」と言ってドアを開けたら

「あなたを待っていたんだからお願い」見たいなことを言う。

気の優しい日本人としては、「Rs150!」とケチな値切りをして交渉成立。

それでも降りる時、何となくこのネパリの若い運転手に悪いような気になった。

チップ用に日本から持ってきた4色ボールペンをあげたらすごく喜んでいたな。

製薬会社のネームが入った販促品なんだけど…

やはり私は、気が優しいんではない。

ただの気が弱く、気前の良い客だったようだ。


名もないネワールの飲み屋

2009-10-05 21:43:21 | 2009年8月カトマンズ
パタンで食べた2つ目のB級グルメは「ウォー」。

「ウォー」という名の豆の粉で作ったネパリ風お好み焼きだ。

「歩き方」のパタンのページにはダルバール広場裏の店が

「名もないネワールの飲み屋」として紹介してあった。



店に入ると中央にかまどがあり、婆さんが座ってウォーを焼いていた。

生地を鉄板の上で丸くのばし、その上に卵を割って、しばらく焼いた後、裏返す。

たまに油を引いて、また生地をのせ、丸くのばして卵を割る。

一言もしゃべらずに、ただ黙々と焼いている。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

奥のテーブル席には地元の人が7,8人いて、結構繁盛していた。

私たちが、かまど横の席に落ち着いた後もお客は来て、程無く店は満席となった。

焼いた分はすぐになくなるから、婆さんは途切れることなく焼き続けた。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

見た目も食感も、豆粉というより米粉か小麦粉と思われた。

豆粉のワイルド感は無かったし、味も豆粉の雑味は感じなかった。

そういえば、地元客の中には水牛煮込みの汁を掛けてもらっているのもいたな。

私はと言うと「チャン」と言うネパリのどぶろくで流し込んだから、味はわからないのだ。

 
↑「ウォー」と米で作ったネパリのどぶろく「チャン」


↑「ツオエラ」という水牛肉の煮込み

ウォー2枚、チャン1杯、水牛肉の煮込み1皿でRs120(約160円)だった。
これこそ世界遺産に登録したい!


【この店のあれこれ】

① 店内は暗かったが、お婆の周りは明るかった。
  よく見たら店の中央部の天井がない。
  明かりとり用と思われるが、雨もしっかり入ってくるのだ。

② 食事中に「歩き方」を落としてしまった。
  床は降り込んだ雨で濡れていたので開いたページが泥水で汚れた。
  店員(焼き手のお婆の娘と思われる)は、汚れた「歩き方」受け取ると…
  なんと「歩き方」を水道で洗ってくれたのだ。
  親切な人なんだろうけど …… 拭いてくれるだけでいいよ。

③ 「歩き方」で読まなかったら、ここが店だとは絶対気づかない。
  気づいても入るまで食堂とは絶対に解らない。
  そんな店構え↓なのだ。