アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

伊香保温泉 石段の街

2014-04-29 22:47:55 | 2014年 国内の旅

伊香保は坂の多い町。

バス通りから伊香保神社までの365段の石の階段は

「石段街」と呼ばれて 伊香保のメイン観光地になっている。

石段の両側には 土産物屋や飲食店が並んでいる。

時代遅れ感もある射的場もあった。

伊香保初日は金曜で 石段街の店はほとんど閉まっていた。

人混みは嫌だが あまりに閑散としているのもねぇ…

でもだからこそ 賑わい以外の伊香保石段街は満喫できたかな。

石段を登るのは辛い。

でも 石段は登らなければ観光できない…というのは間違い。

坂が多い伊香保には タウンバスが各地を回って走っている。

私はバス通りからタウンバスに乗って

坂の最上部の露天風呂まで行き

そこから下って観光した。

これが私の石段攻略法だ。

 

 


伊香保 居酒屋事情

2014-04-26 15:07:03 | 2014年 国内の旅

伊香保温泉街の飲食店の多くは 開店時間が午後8時過ぎ。

これは宿泊客が中心の伊香保ならではの光景。

客は宿で食事をするので 早くに開けてもヒマなのだ。

だから伊香保観光では 食事なしの宿泊は要注意。

私は夜8時ころまで 開いているお店を探して彷徨っていた。

やっとのことで見つけたお店は 『ふきのとう』

庶民的な居酒屋であるが 

店名にもなったふきのとう始め 山菜料理がウリの店だ。

メニューの中でも 

ふきのとうを練り込んだ自家製の焼売は年中食べられる自慢の一品。

口の中で拡がるふきのとうの風味がまた絶妙。

焼売を一口。

そして 常温の地酒をガブリと飲めば

胃の中でズシリと混ざり合って 身体が伊香保人になる。

 

 

 


熱の湯

2014-04-15 22:47:06 | 2014年 国内の旅

草津の源泉は高温のため 入浴するには冷まさなければならない。

そのため温泉に六尺板を入れて湯をかき回す。

これを「湯もみ」という。

湯畑横にある「熱の湯」は湯もみの鑑賞と体験ができる施設。

有名な草津節が流れる中 湯もみを間近で見てきた。

しばらくの間 草津節が耳に残った。

♪ 草津よいとこ一度はおいで (ハドッコイショ)

  お湯の中でもコリャ 花が咲くよ (チョイナチョイナ)

何番かある草津節でも1番は誰でも知っている。

でも2番以降ははっきりと記憶のある歌詞がない。

ただ

♪ お医者様でも草津の湯でも (ハドッコイショ)

  惚れた病はコリャ なおりゃせぬよ (チョイナチョイナ)

この歌詞だけはなぜかよく覚えている。


草津 寺社巡り (光泉寺 草津穴守稲荷 白根神社)

2014-04-05 22:52:45 | 2014年 国内の旅

【草津山光泉寺】

湯畑を見下ろすように建っている 草津山光泉寺は

奈良時代の僧行基が この地で薬師如来を彫って収めたことが始まり。

当時は「薬師堂」と呼ばれていたが

鎌倉の世になって 源頼朝により正式に「光泉寺」と命名されたと言われている。

行基と頼朝という歴史の2大スターが絡んだ由緒あるお寺だ。

また 釈迦堂の本尊である釈迦如来は

建立当時から 奈良東大寺公慶上人の作ではないかと言われてきたのだが

つい最近の調査で間違いないことが確認された。

作成から約300年経って やっと世に認められた釈迦如来にあやかって

『遅咲如来』として

いままで花を咲かせることができなかった人や

もう一度ひとはな咲かせたい人 

などがお参りに来ている。

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【白根神社】

湯畑から湯滝通りを行くと

右手に見上げるような長い石の階段がある。

雪が積もって危険な石段を登っていくと

鳥居の向こうに白根神社の本堂が見えた。

 

草津温泉の源泉元にもなっている白根山。

日本古来の山岳信仰が盛んで 以前は神社も山頂にあった。

明治以降今の場所に移されたという。

なお 祭神は日本武尊。

神話時代の何ともスケールの大きな話だ。

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【草津穴守稲荷神社】

西の川原公園の入り口に赤い鳥居の石段が見えた。

温泉とお稲荷様はどんな関係?かと思って調べてみたら

東京の染物屋の主人が 草津温泉に湯池で訪れた。

彼は地元東京大田区の穴守稲荷神社を熱心に信仰しており

治癒の記念に草津に穴守神社の分社を寄進した

ということだそうだ。

3月の草津は雪深く 西の川原は白一色だった。

その中で稲荷社の 赤い鳥居が目に焼きついた。