アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
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凱旋夜市・金鑚夜市

2013-09-27 23:42:07 | 2013年8月 高雄・台北

ホテルのフロントの娘から高雄の新しい夜市の情報を得た。

   凱旋夜市・金鑚夜市

今、高雄で一番大きな規模の夜市だそうだ。

アクセスは、地下鉄『凱旋駅』からシャトルで行く。

凱旋駅には案内板が設置されていた。

シャトルの乗り場は駅出口前。

行列が出来ているが、ひっきりなしにバスは来るから大丈夫。

着いてみると、確かに新しくきれいな夜市だった。

でも、恐ろしいほどのお客の数。

オープン席は空き待ちで、通路にも人は溢れている。

やっとの想いで席を見つけたのだが…落ち着けなかった。

『肉乗せ焼うどん』を食べたけど、食べきれずにギブアップ。

なんとなく六合夜市が恋しくなって早々に退散した。


旗津あれこれ

2013-09-22 00:37:40 | 2013年8月 高雄・台北

旗津海鮮街を抜けると 大きな蟹のオブジェが現れる。

その向こうには 旗津の海水浴場の 黄色いパラソルがみえた。

見慣れた海水浴場の光景だが…

その横には「遊泳禁止」の看板があった。

旗津で観光三輪自転車に乗った。

漕ぎ手は 日本語が分かるというおじいさん。

でもこちらの言うことはほとんど通じない。

やっと通じたのが 『時間はどれくらいかかるの?』と言うこちらの質問。

その答えは 「ニジュウジカン」…

たぶん20分のつもりだろう。

このじいさん、私と妻を乗せて 旗津の町を廻ってくれた。

ただ、登りの道もあって 前かごからタオルを出して汗を拭き拭き漕いでいた。

なんか老人虐待のような気がして楽しめなかった。

旗津の灯台と砲台跡に行った。

市街地から歩いていけるが かなりきつい上り坂だった。

砲台跡はいわゆる廃墟。

でも、寂れ具合がちょうど良い感じで 訪れる者の心を癒す。

大砲をかまえたと思われる部屋や 

武器弾薬を保管していたと思われる部屋がある。

そして中庭の隅には 残された樹が無造作に繁っていた。


旗津は美味し!

2013-09-15 23:36:33 | 2013年8月 高雄・台北

フェリーポートから海岸までの大通りが 旗津のメイン通り。

特に天后宮からの100mほどは 通りの両側に海鮮レストランが並ぶ。

通りの名前は そのものずばりで『海鮮街』という。

 ← 店先

店先の新鮮な魚貝は 大量の氷の上に並べてある。

市場好きの私にとってこの光景は垂涎もの。

呼び込みのおばさんに誘われる前に 美味しそうなものを物色していた。 

 ← 店内

この店は 選んだものの調理法も指定できるという。

でも、今回の空腹は拘りがあるわけではない。

だからおばさんの「コレ ユデル オイシイ」で決まり。

 ← ワカメの炒め物

さっきまで水槽で生きていたエビはシンプルに茹でただけ(先頭の写真)。

これがまた最高に美味しい。

ひたすら皮をむき タレをつけて食べた。

食べて ビールを飲んで また皮をむいて 食べた。

素材の美味しさはもちろんだが

少しの空腹と 楽しい旅の記憶が 最高の調味料になる。 

 ← シャコ(焼き)

 


旗鼓フェリー

2013-09-13 22:17:20 | 2013年8月 高雄・台北

本島側の鼓山と半島側の旗津を結ぶ 旗鼓フェリー。

地元の人や観光客で 毎便ほぼ満席になる。

混んでるときは 2,3便待つことになるそうだ。

でも、フェリーはひっきりなしに来るから 待ち時間は少ない。

 ← 鼓山フェリーポート

フェリーは2階建て。

1階はバイク・自転車の客用で 2階は歩きの客用になっている。

2階は冷房の効いた船室もあるが デッキで風に吹かれていてもよい。

 ← 旗津フェリーポート

料金は1人1回乗船が15元。

乗船時間は 5,6分程度。

私が乗った日は波一つない穏やかな海面で 揺れもなく静かにフェリーが進んだ。

 

旗津の美味しい海産物をいっぱい食べることを考えながら …

行きのフェリーでは 気持ちが少しずつ昂ぶっていった。

美味しかった味や町の風景を頭の中に叩き込みながら …

帰りのフェリーでは 疲れた身体をカームダウンさせた。

海や川を渡るフェリーという乗り物は 

陸の記憶を整理させてくれる効果があるのかもしれない。


蓮池潭に吹く風

2013-09-08 21:51:25 | 2013年8月 高雄・台北

【五里亭】

蓮池潭の五里亭は 湖畔から延びたまっすぐな通路の先に建っていた。

黄色の提灯が並ぶ通路の先の 赤い中華風の東屋は何とも絵になる光景だ。

五里亭の2階に上がると 心地よい風が旅の疲れを癒してくれる。

 ← 五里亭

五里亭のある湖畔には2基の塔と観音菩薩様を乗せた龍がある。

2基の塔は春閣と秋閣で 武聖・関羽を祀って建てられた。

2つを合わせて 春秋閣と呼ばれている。

龍は、その大きく空いた口から体内へ入ることができ

体内には観音様の教えなどが絵で示されていた。

 ← 春秋閣

 ← 龍の上の観音様

 ↑ 春秋閣の道を挟んだ向いには 本殿である啓明堂がある。

【北極玄天上帝像】

蓮池潭の湖上には巨大な閻魔様?のような像があった。

この像は 北極玄天上帝 といい 北斗七星の神様だそうだ。

外敵との戦いに明け暮れた歴史を持つ民族には 四方の守り神を祀る習慣がある。

そのうちの北方の守り神として崇められている神様だ。

ちなみに 東は青竜 南は朱雀 西は白虎 という神がいて 

あわせて『四神』と言われているのだ。

 

 


龍虎塔

2013-09-01 23:46:15 | 2013年8月 高雄・台北

蓮池潭は 高鐵左営駅の近くにある 高雄の代表的な観光地。 

その蓮池潭に 7層の塔が2基 並んで建っている。

しかも 2基の塔の前には 龍と虎が口を開けて待っているのだ。

昔やったファミコンのRPGに出てきそうなシチュエーション。

湖畔から塔までは ギザギザに曲がった導入路を進む。

ギザギザにした理由は 悪魔の侵入を防ぐためだとか。

なぜなら 悪魔は真っ直ぐにしか進めないと信じられているからだそうだ。

塔の前に出ると 龍の方へと順路の案内がある。

順路に従い 龍の体内~龍の塔~虎の塔~虎の体内 と進み外へ出る。

これにも意味があるのだ。

台湾では 龍は善良 虎は凶暴な生き物と考えられている。 

だから 

龍の口から体内を通ることで善良な人間に生まれ変わり

トラの体内を逆流(身体を通って口から出る)することで 今までの悪行が消えるという。

けして順路を間違えて虎の口から入ってはいけません。

2基の塔はそれぞれ階段で6階まで上がれる。

夏の暑い日だったから 階段をあがると汗が噴き出してくる。

でも 6階では吹く風も涼しく 蓮池潭全体が見渡せた。

この風景は 大量の汗と引き換えに得られるのだ。

ちなみに 龍の塔と虎の塔は それぞれ別々に登らなければいけない。

龍で汗をかき 虎でも汗をかく。

せめて 6階に龍と虎を結ぶ通用路を造ってほしかった。