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産寧坂、二寧坂、京の坂道

2012-11-12 23:45:30 | 2012年 国内の旅

清水寺から八坂神社まで坂を歩いて降りた。

三年坂、二年坂は正式には「産寧坂」「二寧坂」という。

坂の両側には古風な家屋や土産物屋が並び、目と心にはとても優しいが…

かなり急な石の坂なので、足腰には優しくない。

産寧坂からちょっと寄り道するといきなり五重塔が現れた。

法観寺の五重塔、通称「八坂の塔」。

圧倒的な迫力で現れたのに、雅な情緒も感じさせてくれる。

懐の深い京の坂道。

 これもまた真実~清水坂の路地から見える電柱越しの八坂の塔

二寧坂には「竹久夢二寓居跡」がある。

美人画の夢二が愛憎のもつれで京に逃げて来た時の下宿あと。

今は夢二の専門店になっているそうだ。

 ♪ 待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 

京の坂道の目に優しい所は、古風な街並みだけではない。

運が良ければ舞妓さんにも会えるかも。

季節は少し違うけど、与謝野晶子の短歌も頭に浮かぶ。

  「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 こよひ逢う人 みなうつくしき」

与謝野晶子と言えばもっと情熱的な歌がサントリーのCMにも使われていたなぁ。

 ♪ 柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君 

京の坂道は妖艶でしかも、饒舌なのです。

 

 



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2 コメント

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こんにちは (しばてん)
2012-11-14 07:27:26
二寧坂はドラマ『赤い霊柩車』に定番のように登場する坂ですよね。
舞妓さんに出会えたとは余程『運』が良かったみたいですね。親孝行の賜物でしょうか・・・
 柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君・・・♪いい歌ですよね。
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柔肌の~♪のメロディもご存知でしたか (kabuto)
2012-11-14 22:46:49
京都の坂は情緒があるので、柄にもなく夢二や与謝野晶子が思い出されました。

親孝行のつもりでしたが、親にとっては結構な距離を歩かされ、大変だったようですよ。
でも、息子の前で弱音は吐けなかったようで旅行中は何も言いませんでしたが、帰ってからけっこういわれました。
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