三年坂・二年坂と清水から祇園へ下って行くと、「ねねの道」にでる。
人力車が通り、高台寺敷地横を一直線に続く石畳の道だ。
高台寺側は寺社公園の緑があふれ、対側は風情ある和風家屋のお店が並ぶ。
ねねは秀吉正室で、秀吉の死後出家して「高台院湖月尼」と名乗った。
高台寺は、高台院が秀吉の冥福を祈るために建立した寺院。
正式名称は鷲峰山高台寿聖禅寺と言う。
↑ 遺芳庵
↑ 左端の渡り廊に屋根が付いている所が観月台で奥が開山堂
↑ 霊屋
方丈前庭には瓦で出来た2頭の龍がある。
残念ながら、紅葉シーズンに向けて修復中だった。
そういえば、高台寺には龍にまつわるものが多い。
開山堂から霊屋への渡り廊はその形状が龍に似ていることから「臥龍廊」と言う。
臥龍廊の下にある池は「臥龍池」。
秀吉もねねも尾張の国の人だったね。
名古屋のプロ野球団の愛称がドラゴンズっていうのはなにかの因縁でしょうか。
『 黄昏や 萩に鼬の 高台寺 』 蕪村
イタチでなくて龍で詠んでほしかった…
方丈前庭の龍の修復が終われば再び壮大な龍が蘇って観光客の目を引くことでしょう。
五枚目の『霊屋』に映り込んでるのは外人さんでしょうか?
古都京都に何故か、外人さんがお似合いなのも不思議な気がしないでも有りせん。
私は今回の旅行で知りましたけど…
京のオンシーズンは桜の春と紅葉の秋です。
でも、そんな時は車も動かないほどの渋滞になるとか。
老父母は連れて行けません。
それにしても、各地を回って感じたことは
高知の食べ物は美味くて安い!!
また、高知に行きたくなりました(^^ゞ