昭和25年7月2日、舎利殿(金閣)は放火により焼失した。
今ある舎利殿は5年後に再建されたものだ。
放火される前の舎利殿は殆どの金箔が剥がれ落ちていたそうだ。
再建時に金箔も張り替え、今の煌びやかな姿に復元されたのだ。
受付で拝観料を治めると、いきなり鏡湖池の向こうに舎利殿(金閣)が現れる。
池越しの正面位置には、撮影待ちの人だかりが出来ていた。
我が家も写真をしっかり撮ってから、池を巡った。
舎利殿の真後ろの位置は舎利殿に最接近の場所。
でも、間近故の迫力はあるが、趣はないのだなぁ。
やっぱり金閣は正面から池越しに山々を背景にしてみる方がよい。
『 水澄みて 金閣の金 さしにけり 』 青畝
←金閣に最接近
←池端で観た最後の金閣
金閣を後にして、順路に従って進む。
裏山には義満公由来の泉水が2つ。
茶水に使った「銀河泉」と手洗い水の「厳下水」
「龍門瀑」と「鯉魚石」は中国の故事にならって造られた。
←銀河泉
←厳下水
←龍門瀑と鯉魚石
←白蛇の塚
←夕佳亭の手前で最後の金閣
余談だが、金閣寺境内に入って拝観受付をする前に鐘楼がある。
ここは200円で鐘つき体験をさせてくれる。
母と私は世界遺産で鐘つきをしてきた。
鏡湖池に映る『舎利殿』に日本人ならずとも、誰れもが目を奪われる光景に日本の美を感じます。
でも、一番感動したのは鐘突き体験です。
200円で金閣寺の鐘楼を体験できるのです。
しかも絵葉書(雪の金閣寺)付き。
ぜひ、体験されることをお勧めします。