前回青虫退治の記事を書いてから一ヶ月経過しましたが、未だに青虫の繁殖力が衰えません。この間、毎日のようにピンセットで捕獲大作戦を実施しております。これだけ頑張っても葉っぱはアナポコだらけになってしまいました。
作戦対象は、現在のところメキャベツとブロッコリーです。青虫はアブラナ科の作物が好きみたいです。田んぼの菜の花も相当に青虫による食害を受けておりますが、とてもとてもそこまで手が廻りかねております。
そんな折、「キャベツは青虫と共生している」のだという記述がありました。半信半疑で読み進めて行きますと、これって私が目指しているところの「自然農法」のことではないかと気付かされてしまいました。自然農法というのは本来の自然の掟に従った農法であるはずなのに、自然農法のスタイルさえ踏めば良いのだと思い込んでいたのでした。
しかし、目の前で青虫から食い荒らされているのを目の当たりにすると手を出さずにはおれません。今までそのような価値観の刷り込みをされているわけですから、そう簡単に見過ごすことが出来ないのも無理からぬことでしょう。自然の理をもっともっと学ぶ必要があると今更ながらに思わされました。明日から青虫と共生してみることにします。
下の画像は、ブロッコリーに取り付いた青虫です。真ん中にブロッコリーの芽ができております。数週間後には、毎日のように食卓を賑してくれるでしょう。