1/4(金)晴
今日はタスマニア観光の最後の日になった。朝一人でロンセストンの街を散歩した。この街は北に流れるテマ川の川岸に開かれた街で、中央が低く東西が丘陵地帯と成っている。植民地時代の多くの建物が残った街並が美しい。あちこちに教会が多く建っていた。近代的なショッピングモールも有り、酒好きな私にはボトルショップ(酒屋)の多いのが目に付いた。
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川底に開けた街
今日はKさんの希望でテマ川沿いにワイナリー街道と言う、西岸を北上して行く。途中ワインの味見をしながら、ドライブをしたいと言う。一旦テマ川の河口まで行き、戻って来ながらワイナリーを訪れる事にした。まず市内から西岸の道ルートA7に入り、そのまま北上した。50分程走るとビューティポイントにカモノハシ水族館があり、ここに立ち寄った。
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カモノハシ水族館
カモノハシは卵生で産み、母乳で育てる変わった生き物で、最初にヨーロッパに紹介された時は信じ難い生き物と言われた。と言うのは嘴はアヒルで胴体はビーバーの様で、且つ目が見えないと言うので、幾つかの生き物を合成したのではと疑われたとか。
夜行性で昼間は活動しないため、飼育している所でも中々見る事が難しい。2011年にブリスベンの野生動物公園「ローンパイン」に行った時もそうだった。カモンハシ館で1時間程待っていたが、現れたのは本の数分だった。多くの訪れた人は何も居ない水槽を、眺めて出て行っただけだった。しかしここのカモノハシ水族館は、日中でも泳ぐ姿を見る事が出来ると謳っている。
テマ川に水上家屋式の倉庫の様な建物がそのカモノハシ水族館だった。入るとシニア料金がありラッキーだった。他の幾組かの家族連れの人達と連れ立って、学芸員に案内された。壁に水槽の側面が見える薄暗い部屋に案内された。学芸員が餌を入れると、数匹のカモノハシが現れ、目紛しく泳いだり潜ったりと動き廻った。カモノハシは目が退化して見えないので、嘴の触覚で餌を感じ取る。其の為首を振り降り餌を探し回る。写真はフラッシュを嫌うので遠慮して欲しいと言わたのと、あまりにも動きが速くて良い写真は撮れなかった。学芸員が色々説明していたのだが、ネイティブな早口オーストラリア英語では聞き取れずさっぱり判らなかった。次にもう一つの明るい部屋の大きな水槽が有る部屋に案内された。ここでは水中の姿だけでなく、上から泳ぐ姿も見る事が出来た。
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メチャクチャ早いカモノハシ
カモノハシの部屋から別な部屋に行くと、ハリモグラが飼育されていた。既にクレイドル山で野生のハリモグラには出会ったのだが、ここでは真近に見る事が出来る。餌を皿に盛って与えると長い口から皿に長い舌を出して舐め取って食べていた。アリ食い等と同じ様な口だった。他の場所で餌付けをしている時は、餌を吸い取っているかと思ったのだが違っていた。餌を食べ終わると更に餌を求めて、あちこち歩き回っていた。見物人の足下まで来て、靴を舐めたりしていた。学芸員にもすっかり懐いていて、後を付いて廻っていた。もうこの状態では野生には戻れないのだろう。
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ハリモグラ
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観光客にもご挨拶
カモノハシ水族館を後にして、更に北上。終点はグリーンビーチと言う海岸だった。河口の先端部分へは此処から歩く道が出来ていた。ビーチに出てみると潮が引いて遠浅の砂浜が広がっていた。ビーチには人影も疎らで家族連れの子供が潮干狩りをしていた。砂浜では親子がキャッチボールではなく、クリケットをして楽しんで居た。日射しが強く長居は出来ず早々に引き上げた。
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人影も疎らなグリーンビーチ
来た道を戻り、途中から川岸の道に下りて、ワイナリーを探しながら走った。所々にブドウ畑が有り、ワイナリーの看板が出ていた。レストランを併設していると言う、ガイドブックに出ている9アイランダースワイナリーを探していたが、分らず通り越してしまった。引き返し大きな看板が其れだった事に気が付いた。行って見ると他の車も有り、観光客が訪れていた。ワインを味見しながら昼食をする積りだったが、レストランは開いていなかった。仕方無く空き腹を抱えて、戻って来る途中に在ったレストランまで更に引き返す羽目に成った。
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ムーアヒルワイナリー
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ナインアイランダースワイナリー
しかし川沿いの眺めの良いレストランで、ピザとワインで満腹に成った。私は運転を代わる事にして、昼はノンアルコールにした。ピザも一皿で二人分位の量だった。となりのテーブルで欧米人の団体さんが、ピザにバーガーにポテトチップと盛り盛り食べていた。それてなくても見るからに肥満体の面々で、あれならよけい太ると人事ながら呆気に取られた。
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川沿いのレストラン「Resevears Tavern」
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一人分のピザ(スゲーでかい)
ロンセストンに戻り給油をして満タンにして車を返した。レンタカーのオフィスがあるホテルに行き、返す手続きをした。係員が車をチェックして、後部に凹みが有るのを指摘され、保証金を450A$程請求された。これはポートアサーで部屋の前に駐車する時に、柱に打っ付けてしまった。借りた車がフォード社製で前と後ろが、日本車より長くて感覚が初めは掴めずの失敗だった。
車を返してから近くに地ビールの工場が有るので行った見た。見学も出来試飲も出来るのだが、申し込みの時間を過ぎていた。仕方無く工場の廻りを歩いて見て来た。地ビールBOAGは酒屋で買ってホテルで堪能した。
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BOAGSビール工場
今日はタスマニア観光の最後の日になった。朝一人でロンセストンの街を散歩した。この街は北に流れるテマ川の川岸に開かれた街で、中央が低く東西が丘陵地帯と成っている。植民地時代の多くの建物が残った街並が美しい。あちこちに教会が多く建っていた。近代的なショッピングモールも有り、酒好きな私にはボトルショップ(酒屋)の多いのが目に付いた。
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クリックすればロンセストンの街へ |
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川底に開けた街
今日はKさんの希望でテマ川沿いにワイナリー街道と言う、西岸を北上して行く。途中ワインの味見をしながら、ドライブをしたいと言う。一旦テマ川の河口まで行き、戻って来ながらワイナリーを訪れる事にした。まず市内から西岸の道ルートA7に入り、そのまま北上した。50分程走るとビューティポイントにカモノハシ水族館があり、ここに立ち寄った。
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カモノハシ水族館
カモノハシは卵生で産み、母乳で育てる変わった生き物で、最初にヨーロッパに紹介された時は信じ難い生き物と言われた。と言うのは嘴はアヒルで胴体はビーバーの様で、且つ目が見えないと言うので、幾つかの生き物を合成したのではと疑われたとか。
夜行性で昼間は活動しないため、飼育している所でも中々見る事が難しい。2011年にブリスベンの野生動物公園「ローンパイン」に行った時もそうだった。カモンハシ館で1時間程待っていたが、現れたのは本の数分だった。多くの訪れた人は何も居ない水槽を、眺めて出て行っただけだった。しかしここのカモノハシ水族館は、日中でも泳ぐ姿を見る事が出来ると謳っている。
テマ川に水上家屋式の倉庫の様な建物がそのカモノハシ水族館だった。入るとシニア料金がありラッキーだった。他の幾組かの家族連れの人達と連れ立って、学芸員に案内された。壁に水槽の側面が見える薄暗い部屋に案内された。学芸員が餌を入れると、数匹のカモノハシが現れ、目紛しく泳いだり潜ったりと動き廻った。カモノハシは目が退化して見えないので、嘴の触覚で餌を感じ取る。其の為首を振り降り餌を探し回る。写真はフラッシュを嫌うので遠慮して欲しいと言わたのと、あまりにも動きが速くて良い写真は撮れなかった。学芸員が色々説明していたのだが、ネイティブな早口オーストラリア英語では聞き取れずさっぱり判らなかった。次にもう一つの明るい部屋の大きな水槽が有る部屋に案内された。ここでは水中の姿だけでなく、上から泳ぐ姿も見る事が出来た。
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メチャクチャ早いカモノハシ
カモノハシの部屋から別な部屋に行くと、ハリモグラが飼育されていた。既にクレイドル山で野生のハリモグラには出会ったのだが、ここでは真近に見る事が出来る。餌を皿に盛って与えると長い口から皿に長い舌を出して舐め取って食べていた。アリ食い等と同じ様な口だった。他の場所で餌付けをしている時は、餌を吸い取っているかと思ったのだが違っていた。餌を食べ終わると更に餌を求めて、あちこち歩き回っていた。見物人の足下まで来て、靴を舐めたりしていた。学芸員にもすっかり懐いていて、後を付いて廻っていた。もうこの状態では野生には戻れないのだろう。
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ハリモグラ
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観光客にもご挨拶
カモノハシ水族館を後にして、更に北上。終点はグリーンビーチと言う海岸だった。河口の先端部分へは此処から歩く道が出来ていた。ビーチに出てみると潮が引いて遠浅の砂浜が広がっていた。ビーチには人影も疎らで家族連れの子供が潮干狩りをしていた。砂浜では親子がキャッチボールではなく、クリケットをして楽しんで居た。日射しが強く長居は出来ず早々に引き上げた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/27/5224cae3843ffdd06d7ac2ad0411a5db.jpg)
人影も疎らなグリーンビーチ
来た道を戻り、途中から川岸の道に下りて、ワイナリーを探しながら走った。所々にブドウ畑が有り、ワイナリーの看板が出ていた。レストランを併設していると言う、ガイドブックに出ている9アイランダースワイナリーを探していたが、分らず通り越してしまった。引き返し大きな看板が其れだった事に気が付いた。行って見ると他の車も有り、観光客が訪れていた。ワインを味見しながら昼食をする積りだったが、レストランは開いていなかった。仕方無く空き腹を抱えて、戻って来る途中に在ったレストランまで更に引き返す羽目に成った。
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ムーアヒルワイナリー
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ナインアイランダースワイナリー
しかし川沿いの眺めの良いレストランで、ピザとワインで満腹に成った。私は運転を代わる事にして、昼はノンアルコールにした。ピザも一皿で二人分位の量だった。となりのテーブルで欧米人の団体さんが、ピザにバーガーにポテトチップと盛り盛り食べていた。それてなくても見るからに肥満体の面々で、あれならよけい太ると人事ながら呆気に取られた。
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川沿いのレストラン「Resevears Tavern」
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一人分のピザ(スゲーでかい)
ロンセストンに戻り給油をして満タンにして車を返した。レンタカーのオフィスがあるホテルに行き、返す手続きをした。係員が車をチェックして、後部に凹みが有るのを指摘され、保証金を450A$程請求された。これはポートアサーで部屋の前に駐車する時に、柱に打っ付けてしまった。借りた車がフォード社製で前と後ろが、日本車より長くて感覚が初めは掴めずの失敗だった。
車を返してから近くに地ビールの工場が有るので行った見た。見学も出来試飲も出来るのだが、申し込みの時間を過ぎていた。仕方無く工場の廻りを歩いて見て来た。地ビールBOAGは酒屋で買ってホテルで堪能した。
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BOAGSビール工場
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