ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

海辺

2013年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

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             日本の海岸に少なくなった白砂青松。

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             ハマハタザオが砂浜と松林に群生。

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              イソスミレは株が塊になって群生。

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    ヒロハクサフジが花をつけた。      ウンランの花はまだ。

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           ハイネズの葉は鋭いトゲで触ると痛い。

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  海岸近くの松林にアケビが花を咲かせていた。

  青森県にあるのは葉が3枚のミツバアケビで、5枚のアケビは珍しい。


 




















尾太岳

2013年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

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尾太(おっぷ)岳は、奈良時代から銅の採掘が行われた山で、1978年に閉山。

現在は鉱毒処理が行われている。 その費用、年間2億円余とのこと。

登山には、処理場の社員に申し出て、場内を通らなければならない。

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登山道のない急斜面を登り、標高700m辺りで振り返ると岩木山が姿を見せる。

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標高800m辺りに針葉樹の林がある。 コメツガとヒメコマツに混じって、白神では

珍しいヒバがあった。

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            急斜面の残雪歩きと、藪漕ぎを繰り返す。

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           標高900m辺りで、西側稜線の上に、白神連峰。

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ようやく山頂が見られた。 その辺りの藪の下に、カタクリ、ヒメイチゲなどが少し。

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      山頂(1083m)。        三角点の脇に、鉱山ゆかりの石の灯篭。

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             展望は360度、岩木山は間近に。

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                   遠くに八甲田山。

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  急斜面を避けて、復路は西側稜線を下りる。 西側から見た往路の稜線。

  斜面中央では、轟音が聞こえ、部分的な全層雪崩が見られた。

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         麓近くまで下りて、ようやく新緑の中に彩りを見出した。








































残雪と新緑

2013年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

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      八甲田のブナも新緑となったが、林床にはまだ雪がある。

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 雪の上にはブナの芽鱗が敷き詰められる。  ピンクはシウリザクラの芽鱗。

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  雪の中からカタクリが突き出る。   キクザキイチゲも雪解けと共に開花。

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  キタコブシの白も新緑に映える。        残雪に白い花弁。

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            ダケカンバの芽吹は遅く、枝の白さが際立つ。

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    山の青、カラマツの緑、山桜のピンク、楓の黄色の取り合わせ。
























雲取山

2013年05月19日 | 旅行記

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  雲取山は東京都の最高峰(2017m)。 鴨沢の登山口は540mで、標高差1447m。

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     杉、檜、米栂などの針葉樹の合間に広葉樹の新緑。 

    ブナはイヌブナ。   全山いたるところにアセビがあり花をつけている。

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標高1700m辺りから展望が開ける。 大菩薩連嶺の上にうっすらと富士山。

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        山頂標          一等三角点の隣に、明治16年に設置された

                       原三角点がある。

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         雲取山荘。 大きな山小屋だが、5月は混む時期で満室。

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  この山も鹿の食害あり、草の類はほとんどない。 そんな中で、鹿が喰わない

  マルバダケブキは畑の野菜のように大群生。

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  毒草のハシリドコロとバイケソウは鹿も敬遠。 青々と生育している。

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   トウゴクミツバツツジ              バイカオウレン

  花は乏しく、目についたものは数種だけ。













































大菩薩峠

2013年05月18日 | 旅行記

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大菩薩嶺への登山口、標高1600m。  30分ほど登ると福ちゃん荘がある。

1969年、赤軍派がこの山荘に潜伏し、凶器準備集合罪で53名が逮捕された

「大菩薩峠事件」の場所。 その後、浅間山荘事件へと展開する。

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戦後植栽されたカラマツの尾根を登り、 振り返ると大菩薩湖と称するダム湖。

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黄色の斜面は、鹿に喰われて枯れた笹。  鹿は樹木の皮も食い荒す。

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  山や岳ではなく「嶺(れい)」がつく山頂(2057m)。 三角点は露出。

  周囲はコメツガの林で展望はまったくきかず。

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    尾根筋の鞍部に介山荘。     中里介山と何がしか所縁の山荘。

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  山荘の近くに大菩薩峠の標識(1897m)。 未完の長編小説「大菩薩峠」の

  舞台になった場所。

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 翌朝、この峠からの展望。東には東京都内の馴染みのない山が雲海に浮かぶ。

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             南には、山頂を朝日に染めた富士山。

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  西には、少し霞んでいるが南アルプスの連峰が一望。

  左から、赤石岳、悪沢岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。


























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