ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

ツルニンジン

2016年09月30日 | 観察

      

      このツルニンジンは1株に10数個の花をつけ、8月から次々と咲き続けた。

     

  ツルニンジンは巻き付く蔓植物だが、右巻きも左巻きもある珍しいタイプ。

             

                蕾は風船状。

 

        下向きの筒状の花が咲く。

             

      花の中を覗くと、花弁の中に円形の筒があり、雄蕊が5本。黒の5角形は? 柱頭は3裂か。

 

          花が終わると、花冠がしぼみ萎れる。 隣り合わせて蕾もある。

                 

                    5角形の花筒の痕跡を残した果実は平べったい。

            

            熟すと裂開する蒴果で、種子には翼がある。


陶器

2016年09月26日 | うんちく・小ネタ

 

     昭和大仏駐車場で、全国陶器まつりが開催された。

         

            長いテントに夥しい陶器。

               

                    狸の置物は信楽焼。

      

           お買得品もあるが。

 

      伊万里焼の湯飲みは3800円。       恵比寿天は40万円。

 

       つが野焼は、草花を貼り付けて焼く。

         

            波佐見焼は長崎県

 

           萩焼(山口県)     有田焼(佐賀県)  著名な焼物は西日本に多い。

 


きのこ

2016年09月23日 | 里山

        

        きのこの季節到来。最もなじみのナラタケを初収穫。

     

            ホンシメジ          ヌメリツバタケモドキ(食)

         

           ヒラタケは倒木に群生。

  

      タマゴタケは食べられるが、鮮やかな赤色と根元のツボが毒キノコを思わせる。

            

            キンチャヤマイグチ(食)と判明。

 

        ウラベニホテイシメジ(食)     クサウラベニタケ(右)は一番間違えられる毒キノコ。

 

            サツマモドキ、 キホウキタケは要注意キノコ。

          

          朽木に群生する固いキノコはツリガネタケ。

 

    立木に密生する小さなキノコ。 名前を判明できず。


里山・初秋

2016年09月19日 | 里山

            

              秋を象徴する花。

      

           ヤマハギとリンドウも秋を代表する花。 

              

              アキノウナギツカミは無数の花。

 

      ツユクサは6月から咲き続け珍しくないが、珍しい白花があった。

 

台風で倒れたキリ。実を間近に見ることができた。  神社境内にヤブラン。

         

         訪れる時期を失して実になったアケボノソウ。

 

      下枝にかろうじて花があった。 


半寄生植物

2016年09月18日 | 

             

           ビャクダン科のツクバネが実をつけた。

           

        1mほどの低木で雌雄異株。 雌株の30cmほどの枝に数個の実。

               

            実についた4枚の翼は苞葉。

     

ツクバネは、自分で光合成しながら、他の植物に寄生して栄養分を吸収する半寄生植物。

             

             他日、コシオガマに巡り合った。

       

       ゴマノハクサ科でシオガマの仲間のようだがめったに見かけない。

            

            こちらはイネ科植物に寄生する半寄生植物であった。