ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

稲刈り

2013年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

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  里山の小規模の稲田は、台風18号の被害もなく黄金色に稔った。

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稲刈りが始まった。 稲刈り機(バインダー)が入るために、1枚毎に田んぼの隅を

人手(鎌)で刈る。

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              刈った稲束を棒掛けにする。

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バインダーによる刈り取り。          収納柵の棒を取り出す。

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昔は人力で棒を突き挿したが、今はこんな    横木の上に、稲束を2束ずつ

器具で穴を開けて挿すらしい。           十字に交差させて積み上げる。

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棒掛けの列。 乾燥途中で、列の隣に棒を1本打って掛け替える。隣を順次

掛け替えるために、等間隔の列にする。
























十五夜

2013年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

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  今年の十五夜は9月19日。 お供え用のススキを採取する人の姿があった。

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  十五夜の月は、日没とともに東の空に昇る。 空はまだ青味がある。

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ススキと雲のお膳立てはそろったが     きれいな満月だが

いい写真にならない。              単なる黒地に白丸。

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         露光をいろいろ変えて、ようやく月の紋様を写し得た。














カリガネソウ

2013年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム

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  カリガネソウは日本全域に分布するようだが、希少種で自生しているものは見かけない。

  春に知人から3cmほどの苗を貰って庭に植えたら大きな株に育った。

  8月末に小さな蕾がたくさん付き、9月始めから咲きだした。

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鮮やかな青紫の花弁が5枚。 4本の雄しべと先端が2裂する雌しべが下に向かって湾曲する。

雁金草の名前の由来は、花の形が飛ぶ雁に似るからとか、家紋の“結び雁金”に

似るからとされる。

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  マルハナバチが花弁につかまると、蜂の体重で花が下に垂れた。

  そして、雄しべや雌しべが蜂の背中に付く仕組みになっている。

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           散り方は潔く、枯れた花殻を枝に残さない。

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  花が散ってしばらくすると、萼の中に種ができる。

  この花は特有の悪臭がするそうだが、嗅覚の衰えで感知(関知)せず。


















産廃投棄現場

2013年09月10日 | 日記・エッセイ・コラム

 青森・岩手県境に産業廃棄物を不法投棄された現場は、長い年月と莫大な費用を投じて再生への

 取り組みが行われている。 県が実施している現場見学会に参加した。

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  青森県側の 11ha の全容。 廃棄物は全量撤去されて地山が現れている。

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 見学者はヘルメットと防臭用マスク着用。 現在はほとんど臭わないが、以前は

  ひどい悪臭だったと言う。

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                奥の3棟の建物が廃棄物選別ヤード。

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廃棄物を大きさ別に3種類に分別。      ここから運搬車で搬出される。

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  投棄現場の少し下に、浸出水処理施設。      浸出水貯留池。

廃棄物に触れて汚染された浸出水は、貯留池に導水し、処理施設で汚染物質を

除去して放流する。

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  行程が多い処理フロー。           施設内部には各種の設備が並ぶ。

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  処理後の水を入れた水槽で泳ぐウグイ。 見学中、唯一ホッとする場面。




























植樹

2013年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム

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NPOつがる夢庭志仙会が開催した植樹祭に、森林ボランティア青森も参加した。

五農生らと一緒に、杉林の中にヒバの苗を植えた。

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 植樹場所は、脇元の靄山の裏側。 靄山には脇元岩木山神社があり、旧暦の

 8月1日にあたる、9月5日には朔日山に登るお山参詣が行われる。

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 正面参道は急な登りだが、10分ほどで、標高152mの山頂に登れる。

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  山頂からの展望。 七里長浜の先に岩木山があるが、この日は雲の中。

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  帰路、津軽鉄道、毘沙門駅の、「鉄道林研修の場」を視察。駅舎は間伐材利用。

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 森林ボランティアが関わって間伐等をした鉄道林。 植樹したヒバは生育していた。

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 五農校前駅にも、間伐材で作られた「五農農業会社」。 生産物の販売実習を行う。 

 津軽鉄道はこの時期、「鈴虫列車」となる。