田沢湖高原の秘湯鶴の湯が登山口。
霧雨が止まず、雨装備でスタート。
途中に乳頭山ルートの分岐。
ようやく木道がある高層湿原に到達したが展望不良。
レンゲツツジが終り、ニッコウキスゲが咲きだしたところ。
小白森山（１１４５ｍ）。 山頂は木道がある平坦地。 ここから１，５Ｋｍほど先の
大白森山（１２１６ｍ）まで行く予定だったが、風があり濡れた体が寒いので断念。
道端の花をそそくさと撮って引き返す。
６月２１日は夏至。 青森市の昼の長さは１５時間６分。 「夏は来ぬ」の卯の花（ウツギ）が咲いた。
ノリウツギも咲きだした。
ノイバラはにぎやかに咲き、虫も集まる。
サクラ、ヤマグワの実が赤から黒に熟して甘くなる。
赤くなりだしたのはナツグミ。
ニワトコは真紅に。 ウワミズザクラはまだ緑。
敬遠されるブタナも群生すればきれい。
ピンクの群生はムシトリナデシコ。 食虫植物ではない。
サイハイランは下向きに咲き、花はやや地味。
エゴノキは花が終り、地上に敷き詰める。
オオハナウドは中央花序から種子になる。
ヤブニンジン ヤマブドウ 共に花火を連想させる。
オオオウバユリは蕾を形成。 オニシモツケも蕾。
オオイタドリは竹林の様相。 絡みつくものがないクズは自身の蔓が絡み合う。
ツルアジサイの飾り花に白い蝶。
ルリイトトンボは宝石の趣。
ジガバチ？ これに似たジガバチソウは今頃咲く。
タケノコ採りが相次いで熊に襲われた場所に近い山だが、年間計画で
予定されていた日程で決行。
全員熊よけの鈴を着け、ハンドスピーカーで騒音を発しながらの登山。
竹藪にタケノコが見えるが採取せず。
オオヤマオダマキ オオダイコンソウ
山頂近くの樹間に三ツ岳（左）と大駒岳。総じて戸来岳。
真新しい山頂標識が立てられた。 右は十和田山（１０５３ｍ）。
十和田湖と御倉半島。
山頂の一角にツマトリソウが群生。
ミネザクラの実が赤くなった。
伊吹山は晴れることが少ない山。 この日も小雨で雲に覆われた。
ドライブウエーをバスで９合目まで。 標高１２６０ｍから山頂に向かう。
花の名山ながら、恋慕観音像やら芭蕉の句碑などもある。
雲霞の中に琵琶湖をかすかに俯瞰する。
山頂部は花畑で、斜面に白い花が群生する。
ガガイモ科のクサタチバナ。 関東以西に分布する。
グンナイフウロはここが北限。
カノコソウ、ミヤマコアザミはまだ蕾。
イブキシモツケ イブキノエンドウ
イブキを冠する植物が多数あるが、多くは７月以降に開花する。
山頂に一等三角点。 標高１３７７，３１ｍ 。 小数点以下を記せば、逆からも同じ数値。
