ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

登山道刈払い

2013年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム

  藪化が進む八甲田の登山道のうち、北八甲田の登山道は、今年度ボランティア

  団体による刈払いが行われることになった。

  8団体が分担して行い、森林ボランティア青森は、田茂萢岳から赤倉岳を担当する。

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  7月3日が最初の活動。 ロープウエーの試運転便に、刈払機や油などを積み 

  込んで上がる。 

  天候に恵まれず、1回目と2回目は風雨のため短時間の作業で終える。 

  3回目はロープウエーで上がった後強風となり作業ができず。

  ロープウエーは運行停止となり、歩いて下山。

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                ロープウエーの下の藪を下る。

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         2号鉄塔。                  2時間かけて下山。

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  7月24日、4回目でようやく天気に恵まれる。  作業道に旗を掲げる。

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  倒れかけたアオモリトドマツ。 登山に支障になるが、生きている木の処置は 

  県と協議を要する。

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        笹に覆われる赤倉岳登山道。

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         刈払い作業。                  刈払い後。


































八幡岳

2013年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム

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八幡岳は1020mと、県内では高い山だが、登山口が870mくらいなので30分で登れる。

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  山頂に嶽八幡宮の社殿があり、そこに珍しいニホンウサギコウモリがすみついたとの記事が載った。

  宮司がいたので、中に入って見せてもらった。写真撮影は断られた。

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  山頂の北西側が開けて、この日は広がる雲海に八甲田山が浮かんでいた。

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 登山道一帯は中部上北牧場。 現在は利用されていないようで高原状態。 

 夏の山野草が咲き乱れる。

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  アザミにヒョウモンチョウが群れていた。 葉が細いオトギリソウはコゴメバオトギリか。

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  牧場の山手の林の中に湧水があり、そこからの流れが沢になっていた。

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  平成4年に設置されたモニュメント。 この源流が北股沢になり、和田川、 

  七戸川、高瀬川に順次名前が変わって太平洋に注ぐ。
























森吉山

2013年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

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 数年ぶりに森吉山を訪れた。 花の名山で、7月中旬でも多種の花が見られる。

 ヒバクラ分岐の湿原にはニッコウキスゲが群生して花の盛り。

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 ミズバショウの葉は斑入り。   コバイケイソウは毒草だが花には蜂が来る。

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  チングルマは、雪解けの遅いところではまだ花が残っていたが、大方は綿毛になった。

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      山頂は霧。          時折霧が流れるが遠くまで展望できず。

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 山頂には、 ヨツバシオガマ、 マルバダケブキ、アオヤギソウ等々。

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            登山道は広く刈払いされている。

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     珍しい樹種、ネズコの大木が何本かあった。   不屈のブナもあり。






















白根山

2013年07月16日 | 日記・エッセイ・コラム

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  日光白根山と区別するため、こちらは草津白根山とも呼ばれる。

  2160mの山頂は立ち入り禁止。

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  山頂の近くに、火口湖の「湯釜」。 エメラルドグリーンの水面だが、早朝の

  逆光で色を識別できなかった。

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     草津白根山の最高峰、 本白根山山頂(2171m)。

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          山頂周辺にコマクサが大群生。

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 この地域の山は分水嶺。

 

 群馬県側は利根川を流れ

 て太平洋に、 

 長野県側は千曲川を流れて

 日本海に注ぐ。 

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  シラビソは太平洋側に、 

  オオシラビソは日本海側に 分布するが、
  
  この辺りの山には
両方が混生する。 

  両者に標識をつけている。 

  枯れ木にもつけたのは 御愛嬌か。

 


四阿山

2013年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム

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  長野県と群馬県境にある四阿山(あずまやさん)は馴染みのない山だが日本百名山だった。

  隣の根子岳経由で向かう。

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  中腹からクロマメノキが多い。  クロマメノキは貴重な高山蝶ミヤマモンキチョウの食草。

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  根子岳山頂(2207m)の社。      眼前に四阿山が急な斜面を見せる。

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  笹と草の急斜面を下りる。   岩場にリンネソウがひっそり咲いていた。

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     三角形の山頂部は新緑。 葉の先端が窪んだヤハズハンノキもある。

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   山頂(2354m) の祠。     標柱は二本。 吾妻とも書かれる。

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  麓の嬬恋村は日本一のキャベツ産地。 キャベツはモンシロチョウの幼虫の食草。 

  農薬は使っていないということだが、駆除方法が気になる。