ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

種差海岸

2011年07月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 震災から4カ月余、種差海岸に津波の痕跡はほとんどみられないが、植物は

 痛められた状態のものが多い。

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            葦毛崎のエゾノヨロイグサ

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  シュロソウ                     アオヤギソウ

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  海岸の岩で昼食を摂っていたら、すぐ近くにウミネコが1羽舞い降りる。

  食べ物を狙ってきたか。 写真だけとらせてもらう。

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  集団営巣の蕪島では雛が巣立った。 幼鳥は親鳥より大きい。


伐採地・夏

2011年07月21日 | 日記・エッセイ・コラム

  伐採地の麓一帯にトリアシショウマが群生し花盛りとなった。

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 やがて林になる遷移の過程で、草本類が繁茂する時期はあるが、トリアシショウマが主たる

 植物種の原野はめずらしいのではないか。

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 花を求めて各種チョウも現れる。 蝶の名前はわからない。

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 小さな水たまりにハッチョウトンボが出現した。 これは希少なトンボで、伐採地周辺に

 この種のトンボの生息場所はなさそうだが、どこからやってきたものか?


夏の花

2011年07月15日 | 日記・エッセイ・コラム

 八甲田周辺の高原や湿原に夏の花が盛りです。

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          雛岳の麓、ヤナギランが群生する。

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           キンコウカは夏の湿原の主役。

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          赤いモウセンゴケとピンクのトキソウ

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         カキラン、 花弁の色が「柿」に似ているからとは、安易な命名。

 


石倉岳

2011年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 北八甲田に名前のある10座の山のうち、一番低い山が石倉岳(1,202m)。

 それでいて、登山口は一番高く、1,040mほど。 標高差が少ないので30分で

 登れるが、険しい岩場があり難儀な山である。

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     岩の壁                       山頂標識

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 山頂の少し手前が開けて、南八甲田方面が展望できる。 S字の道路と横岳。

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 岩の間にコメツガが生えている。小さな松ぼっくりが結実した。


高層湿原

2011年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

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 秋田県の田代岳の9合目、標高1,100m付近に広大な湿原があり、大小約

 120ほどの池塘が散在する。

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 池塘は「神の田」と称され、稲作の豊凶を占う習慣が伝承されている。

 ミツガシワは花が咲き終わった。水辺にモリアオガエルの白い卵塊が見える。

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   木道を歩く登山者。        山頂(1,177m)には一等三角点がある。

 岩木山や白神山地が展望できる山頂が、あいにく雲に覆われた。