ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

南蔵王

2012年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

  蔵王エコーラインの刈田峠から南蔵王縦走コースがある。

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          杉ヶ峰、屏風岳、不忘岳を巡る稜線の縦走。

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  芝草平は蔵王随一のオアシス、池塘が点在する広大な花畑。

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             チングルマが大群生

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              ヒナザクラも敷き詰められたように密生。

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  宮城県で一番高い山屏風岳(1817m)   上空は青空だが下は雲海。

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  不忘岳山頂(1705m)   雲が切れて、南屏風岳~屏風岳の稜線が現れる。

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  不忘岳は花の百名山、ユキワリコザクラがかろうじて残っていた。

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          ムシトリスミレ                ミヤマオダマキ

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            イワキンバイ、ハクサンイチゲなどが群生。











 

 































蔵王

2012年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

  蔵王には何度か行ったが、今回初めて山に登った。 但し、蔵王ハイラインを車

  で登って、1758mの刈田岳が登山スタート地点。

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  直径約300mのお釜。 当初は水深が50m代だったが、砂礫が堆積して

  現在は25m。 水温は表面が低く、底が高いとのこと。

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  蔵王の最高峰 熊野岳(1841m)。    山頂の社殿、鳥井が真新しい。

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  コマクサはまだ咲いておらず。 アオノツガザクラ、イワカガミが咲いていた。

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  蔵王ロープウエーを目指して祓川コースを下ると、いろは沼という湿原があり

  ワタスゲなどが群生。

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  観松平(かんしょうだいら)といわれる一帯に、樹齢300年を超す、

  キタゴヨウマツが群生。「双竜の松」などの名前が付けられている。
























 


六角牛山

2012年06月22日 | 日記・エッセイ・コラム

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 遠野三山のうち、早池峰山はよく知られ

 た山だが、他の2山はあまり知られて

 いない。

 去年、石上山に登ったので、もうひとつ

 の六角牛山(ろっこうしざん)に登った。

 

 登山口に、石上山と同じタイプの立派な

 

 案内板が立っている。

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  林に下に、大柄なマルバダケブキが群生していた。 岩手県でもニホンジカが

  増えているようだが、このフキは好みでないか食われていない。

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  4合目から露岩の急登が7合目まで続く。  山頂部はなだらかな笹藪。

                              この日も雲の中だった。

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     2等三角点は真新しい。標高1294m。  山頂表示板はみすぼらしい。

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  登山道脇に、ハクサンチドリ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナなどが点在。

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  オクモミジハグマが蕾の穂を立てた。   オオバショウマはまだ蕾もなし。




























 


アカシア

2012年06月14日 | 日記・エッセイ・コラム

  アカシアの花の時期。 花が咲いて気づくが、住宅地から里山一帯のいたる

  所に繁殖している。

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  本物のアカシアは、亜熱帯地方の、黄色の花を咲かせる樹木で、日本で一般

  にアカシアと言われているものは、ハリエンジュ、別名ニセアカシアのこと。

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  写真を撮って気付いたが、花の付け根の萼の色は、緑、茶色、赤茶色が

  あった。 房状の花の色は白に限られると思ったが …

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  集落の外れに濃いピンクの花を咲かせているものが1本だけあった。

  園芸用に改変されたものか。














  









階上岳

2012年06月12日 | 日記・エッセイ・コラム

  岩手県との県境の山、階上岳に何十年ぶりかで登った。

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  登山口は標高160m。 途中から緑コースと赤コースに分かれる。勾配が急な

  赤コースを登る。

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         この日も濃霧。 山頂一帯にヤマツツジが群生する。

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   赤い鳥井をくぐると、            祠があり、その上が山頂。

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         巨石が並ぶ山頂(740m)。 一等三角点がある。

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  1Kmほどの南岳まで足を延ばしたら、雲がとれて展望が開けた。

  希少種の蔓植物チョウセンゴミシが小さな白い花を咲かせていた。

  この山で今花を咲かせている珍種のタチガシワは見つからなかった。