蔵王には何度か行ったが、今回初めて山に登った。 但し、蔵王ハイラインを車
で登って、1758mの刈田岳が登山スタート地点。
直径約300mのお釜。 当初は水深が50m代だったが、砂礫が堆積して
現在は25m。 水温は表面が低く、底が高いとのこと。
蔵王の最高峰 熊野岳(1841m)。 山頂の社殿、鳥井が真新しい。
コマクサはまだ咲いておらず。 アオノツガザクラ、イワカガミが咲いていた。
蔵王ロープウエーを目指して祓川コースを下ると、いろは沼という湿原があり
ワタスゲなどが群生。
観松平(かんしょうだいら)といわれる一帯に、樹齢300年を超す、
キタゴヨウマツが群生。「双竜の松」などの名前が付けられている。
た山だが、他の2山はあまり知られて
いない。
去年、石上山に登ったので、もうひとつ
の六角牛山(ろっこうしざん)に登った。
登山口に、石上山と同じタイプの立派な
案内板が立っている。
林に下に、大柄なマルバダケブキが群生していた。 岩手県でもニホンジカが
増えているようだが、このフキは好みでないか食われていない。
4合目から露岩の急登が7合目まで続く。 山頂部はなだらかな笹藪。
この日も雲の中だった。
2等三角点は真新しい。標高1294m。 山頂表示板はみすぼらしい。
登山道脇に、ハクサンチドリ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナなどが点在。
オクモミジハグマが蕾の穂を立てた。 オオバショウマはまだ蕾もなし。