ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

千沼ヶ原

2015年08月31日 | 

      

     千沼ヶ原(せんしょうがはら)への登山口(標高550m)

           

   1,5Km進むと、林の中に神秘的な平ヶ倉沼(たいがくらぬま)が現れる。

  

     イワテシオガマは花が終わりかけ。  トモエシオガマは花の形が巴形。

           ウメバチソウ

                   

      標高1000m程の尾根筋にウメバチソウとミヤマコゴメグサが混在して大群生。

               

                標高1330mの千沼ヶ原に到達。 木道になる。

 

烏帽子岳(乳頭山)からの周回ルートの一部で、1000ほどの池塘が広がる高層湿原。

    

        この時期は草紅葉でサワギキョウも終わりかけ。

         

      周囲の山なども見える場所のようだが、この日はまさに雲上の楽園。

 


里山初秋

2015年08月28日 | 里山

  

           田んぼの畦にアゼムシロが大群生。  5枚の花弁が変わった形をしている。

    

       イボクサも密生するが花は少ない。 

             

                  ツルマメは5mmほどの微細な花。

  

  アオモリアザミが鮮やかに咲く。  草丈2m余のタカアザミは蕾を垂れ下げる。

            

               ナベナは花が終わった後も風情がある。

  

    ミズタマソウとヌスビトハギは花が終わった後の実の形が名前の由来。

  

        杉を伐採した跡にアケボノソウが発生していた。 花姿はまさに造形の妙。


田代岳

2015年08月24日 | 

      

 大広手登山口。 山は一区切り登った所が一合目になるのが通常だが、

 この山は登山口が一合目。

  

登山道脇にジャコウソウが多い。     ヤマブドウの実が大きくなった。

      

        四合目で荒沢コースと合流。

           

             九合目が広大な高層湿原。 

  

 8月末はほとんどの花が終わり、リンドウの青紫が際立つ。

 ゴゼンタチバナが赤い実になって目を引く。

      

         池塘の岸にオオアキノキリンソウが1本だけ。

          

             雲が流れて、田代岳の山頂が姿を見せた。

  

 山頂(1177m)。 岩木山や多くの山が見える山頂だが、この日は展望を得られず。

 


雲谷かがり

2015年08月17日 | うんちく・小ネタ

           

            お盆の時期、雲谷高原夏祭りが開催される。

            スキーゲレンデに、コスモスとひまわりが咲く。

  

 8月16日、祭り最終日は雲谷かがり。  盆踊りから始まる。

            

           暗くなって大文字に火がつけられる。  山の上の空に星が輝く。

 

   見る位置、時間の経過によって文字の表情が変わる。

   

         大文字の上に花火が打ち上げられる。

      

   700発の花火が終わる頃に、大文字も燃え尽きる。


立秋

2015年08月13日 | 里山

      

           里山に秋の気配が漂ってきた。

        

           ナナカマドが紅葉になりかける。

 

            タラノキとヌルデは今が花の盛り。

 

          ヤマウルシ、ニセアカシアは立派な実をつけた。

          

            ホウノキも多数の実をつけた。

  

   外来種オオアワダチソウ。 セイダカアワダチソウのように大群生しない。

  

    繁殖力旺盛な外来種 オオハンゴンソウ。 個別の花姿は雑。

         

          在来種のハンゴンソウは少数咲いていた。