青森市の里の初雪は、平年より22日遅い11月28日。
東岳の麓にはしっかり積もった。
駐車場の上で、積雪30cmほど。
雪を載せた枝が登山道に倒れ込んで、行く手を阻まれ引き返す。
登山口近くから市街地展望。
雪を載せたナナカマド、ガマズミ。
カンボクがしっかり実をつけていた。 サワシバの実はあらかた落ちた。
青森市の里の初雪は、平年より22日遅い11月28日。
東岳の麓にはしっかり積もった。
駐車場の上で、積雪30cmほど。
雪を載せた枝が登山道に倒れ込んで、行く手を阻まれ引き返す。
登山口近くから市街地展望。
雪を載せたナナカマド、ガマズミ。
カンボクがしっかり実をつけていた。 サワシバの実はあらかた落ちた。
シラカンバの葉が落ちて、ヤドリギが姿を現した。
ホザキヤドリギで葉は10月に落ち、黄色の実だけを見せる。
6月ごろ花を咲かせるが、シラカンバの高い枝に寄生していて、間近に見られない。
実が疎らな株や濃密な株がまちまちにある。
メタセコイアのバックより青空がバックの方が映える。
落下した実。 粘着力のある果肉に中に種子がある。
杉林の隣に小さな赤い実が見えた。
一帯に群生している。
どうやらズミ、 バラ科でリンゴの仲間。 コリンゴ、サナシとも呼ばれる。
1cm弱の実は酸っぱいがリンゴの味がする。 幹は縦縞の表皮が剥がれる。
放任されているもので、折れたり倒れたものなど雑然と群生していた。
ズミは根萌芽により群落を作る。 放射状に浅い水平根が伸びて、
そこから根出芽を出して成長し群落を作るという。
日本の高圧送電線や鉄塔もテロの対象になると、地図から抹消の動きもあるようだが、
山間を貫く送電線巡視路は管理が行き届いて、歩くのに快適である。
低山の山頂から得られない八甲田の展望。
東側は田畑が点在する里山。 こちらに足を延ばす。
秋の終りに、アザミは遅くまで花を維持する。
ヒメジョオンとハルジオンまでが器量良く咲いている。
オニノゲシは元気旺盛。 問題の外来種セイダカアワダチソウもこの時期は貴重な彩り。
牛蒡畑堤という名の中規模な溜池があった。
岸にカモの類が群れていたが、人間に気づいて沖に移動する。 キンクロハジロ?
県立郷土館で特別展「環状列石と周堤墓」が開催されている。
それを見た後で、小牧野遺跡を訪れる。
遺跡は国史跡指定になって整備され、観察施設「どんぐりの家」も建てられた。
周回路ができ、周囲の樹木に樹種のプレートが付けられた。
小高い見晴台から環状列石の全景。
中央帯は小さな輪郭。 縦横に並べた小牧野式配列。
遺跡の近くにある野沢小学校が廃校になり、改装されて、遺跡保護センター及び
縄文の学び舎になった。 廃校ながら縄文とは違和感の現代建築物。
子供にも分かる説明。 触れることができる展示もある。
休憩室になった教室には、木の学習机がそのまま。