ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

初雪

2015年11月29日 | 里山

         

         青森市の里の初雪は、平年より22日遅い11月28日。

 

      東岳の麓にはしっかり積もった。

          

             駐車場の上で、積雪30cmほど。

 

    雪を載せた枝が登山道に倒れ込んで、行く手を阻まれ引き返す。

               

               登山口近くから市街地展望。

 

             雪を載せたナナカマド、ガマズミ。

  

カンボクがしっかり実をつけていた。         サワシバの実はあらかた落ちた。


黄色い実

2015年11月27日 | 里山

           

           シラカンバの葉が落ちて、ヤドリギが姿を現した。

           ホザキヤドリギで葉は10月に落ち、黄色の実だけを見せる。

  

6月ごろ花を咲かせるが、シラカンバの高い枝に寄生していて、間近に見られない。

  

         実が疎らな株や濃密な株がまちまちにある。

  

           メタセコイアのバックより青空がバックの方が映える。

          

          落下した実。 粘着力のある果肉に中に種子がある。


赤い実

2015年11月25日 | 里山

            

              杉林の隣に小さな赤い実が見えた。

       

            一帯に群生している。

              

      どうやらズミ、 バラ科でリンゴの仲間。 コリンゴ、サナシとも呼ばれる。

 

1cm弱の実は酸っぱいがリンゴの味がする。  幹は縦縞の表皮が剥がれる。

放任されているもので、折れたり倒れたものなど雑然と群生していた。

            

            ズミは根萌芽により群落を作る。 放射状に浅い水平根が伸びて、

            そこから根出芽を出して成長し群落を作るという。


送電線周辺

2015年11月24日 | 里山

           

   日本の高圧送電線や鉄塔もテロの対象になると、地図から抹消の動きもあるようだが、

   山間を貫く送電線巡視路は管理が行き届いて、歩くのに快適である。

   

      低山の山頂から得られない八甲田の展望。 

               

               東側は田畑が点在する里山。 こちらに足を延ばす。

 

         秋の終りに、アザミは遅くまで花を維持する。

 

          ヒメジョオンとハルジオンまでが器量良く咲いている。

 

 オニノゲシは元気旺盛。  問題の外来種セイダカアワダチソウもこの時期は貴重な彩り。

  

    牛蒡畑堤という名の中規模な溜池があった。

      

 岸にカモの類が群れていたが、人間に気づいて沖に移動する。 キンクロハジロ?


環状列石

2015年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム

            

 県立郷土館で特別展「環状列石と周堤墓」が開催されている。

 それを見た後で、小牧野遺跡を訪れる。

     

  遺跡は国史跡指定になって整備され、観察施設「どんぐりの家」も建てられた。

 

   周回路ができ、周囲の樹木に樹種のプレートが付けられた。

 

    

        小高い見晴台から環状列石の全景。

 

  中央帯は小さな輪郭。    縦横に並べた小牧野式配列。

        

 遺跡の近くにある野沢小学校が廃校になり、改装されて、遺跡保護センター及び

 縄文の学び舎になった。  廃校ながら縄文とは違和感の現代建築物。

 

     子供にも分かる説明。           触れることができる展示もある。

         

         休憩室になった教室には、木の学習机がそのまま。