ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

水鏡

2016年12月30日 | 里山

       

          森の中に小さな溜池。

          

          この時期、桟橋の赤が際立つ。

      

         水面の一部が凍った。

          

            水鳥の番が水面に横線を引く。

      

          水面は精緻な水鏡。

         

            山の杉が、水鏡では緑色。

      

         林の中は白いブッシュ。    透かし俵のクスサンの繭。

            

            地表の餌を探しているのは、どうやら冬に渡ってくるアトリ。

                

        キカラスウリの実はカラスも他の動物も食べないようで、腐ってきた。

          

          エゴノキの実が落ちて、萼と花柄が残った。

      


種子(貯食型)

2016年12月28日 | 観察

果実の被食部が子葉になる部分なので、食べられると発芽できない。

リス、ネズミ、野鳥などが貯蔵し、その一部が食べ残されて発芽する。

 

    オニグルミ  2つに割ったのはリス。 丸い穴をあけたのはネズミ。

 

       コナラ、ミズナラ、カシワの実はドングリ。 リス、カケスが貯蔵する。

 

        クリ、トチも貯蔵されるらしい。

 

     エゴノキの実は秋には目立たない茶色。 サポニン毒素もある。

 

      殻は非常に堅いがヤマガラが割って食べ、貯蔵もする。

 

      高山のホシガラスはハイマツなどの種子を貯蔵する。


種子(アリ散布)

2016年12月26日 | 観察

アリ散布は被食型の一型だが、被食部は種子についているエライオソームという甘い物質。

アリが種子を巣に運び、エライオソームだけ食べて種子は捨てられる。

 

カタクリの実を割ってみると、種子の先に白いエライオソームが見える。

 

       スミレの仲間はほとんどがエライオソームを持つ。

 

     カタバミの実がはじけて種子が飛び出す。 この種子にもエライオソーム。

            

       オオイヌノフグリ、フクジュソウ、エンレイソウ等、多種にエライオソーム。


冬至

2016年12月21日 | 日記

        

        今年は閏年なので、例年より1日早く12月21日が冬至。

        このカボチャは石膏で作ったもの。

        

        こちらは畑でつくったもの。 包丁で切れず鉈で割った。

 


青空

2016年12月18日 | 里山

    

     積雪40cmの後の晴天。

      

         枝に積った雪が落下する。

          

            倒木に絡みついていたイワガラミの花殻。

    

       斜面を駆け上がったのはテン、横切ったのはウサギ。

     

        上空が開けた場所では、ウサギが跳躍。

       

            伐り株の雪ダルマ。

         

          今季初のスノーシューウオークは苦難。