ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

伊勢神宮

2013年04月28日 | 旅行記

  昨年、岐阜県の木曽ヒノキ備林を見学して、伊勢神宮で20年ごとに行われる

  式年遷宮のことを知った。

  今年、その式年遷宮が進行中の伊勢神宮を訪れることになった。

  伊勢神宮は内宮(ないくう)と外宮(げくう)が離れてあり、内宮を訪れた。

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  五十鈴川に架かる宇治橋を渡って境内に入る。 橋も20年ごとに架け替え

  られるが、この橋は4年前に架け替えられた。 橋の建材は解体した社殿の

  木材を再利用する。

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  平日でも参拝者が列をなす。     手水舎はあるが混むので、五十鈴川で

  山旅の旗がふさわしくない。      手を洗って参拝に向かう。

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  新しい社殿等は1年半前から建築中で、今年の秋に完成する。

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         参道から真新しい一つの社殿の屋根組が見える。

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  石段の上に、社殿の中心の正宮があり、ここから先は撮影禁止。

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  門前町はびっしりの人波。          駐車場には大型バスが満車。



























熊野三山

2013年04月28日 | 旅行記

  熊野古道を巡り、辿りつくところは神仏の霊場。その霊場の熊野三山とは、

  熊野本宮、熊野那智大社、熊野速玉大社のことであり、山ではなかった。

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    熊野大権現の鳥居を潜ると、 参道脇に夥しい幟旗。

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   熊野本宮の社殿は複数あり、参拝の順位が示されている。

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          写真の左から結宮、本宮、若宮と連なった社殿。

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         那智大社には大門坂から訪れる。

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      樹齢800年の夫婦杉の間を通り、石畳と石段の参道を登る。

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          熊野那智大社など朱塗りの社殿群があり

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        隣り合わせて建つ地味な方は那智山青岸渡寺。 

        熊野三山は、神仏習合の社寺。

        大権現とはそのことを現すものらしい。

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           参道を進むと三重塔の横に滝。

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  滝の展望台は有料。           落差133m、日本一の滝。

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     2011年の台風で、滝と下流の那智川などが決壊。

     大規模な復旧工事が行われている。

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          あまり聞きなれない熊野速玉(はやたま)大社。

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  御由緒の説明は難解だが、 病気除け守はメニュー豊富で分かりやすい。















































 


熊野古道

2013年04月27日 | 旅行記

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  世界遺産のネームバリュウにつられて熊野古道ツアーに参加 した。

  いくつかの参詣道のうち、往時最も多く歩かれたとされる中辺路(なかへち)

  の一部を歩いた。

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  スタート地点の滝尻王子。 王子とは、信仰の道をつなぐために設けられた神社。

  古道沿いに多数あることから「九十九王子」と言われる。

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  初日は雨。終日傘をさして歩いた。    展望の良い場所も雨にけむる。

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         2日目は快晴。       語り部と呼ばれるガイドが要所で説明。

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  案内標識は整然と整備。        500m毎に立てられている番号道標。

  ルートは険しい所もあり、倒れたり歩けなくなって、救助を求める際に、この

  番号がルート上の位置を示す。

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      和泉式部供養塔                  詠んだ和歌

   和泉式部が参詣の途次、月の障り(生理)となり、本宮参拝をあきらめて一首

   を詠んだ。 その夜、夢に熊野権現が現れ、月の障りでもかまわない、と告げ

   たので、参詣できたとの説話がある伏拝王子に件の句碑が立つ

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  古道は多くが山地を通るが、平坦地にも連なって集落の中も通る。

  舗装道路はバッファーゾーンとなるが、このような景観も重要な要素とのこと。

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  林にシダが多いが花は少ない。     竹藪ではタケノコが突き出ていた。






































  


葉抜橋山

2013年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

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   登山道のない葉抜橋山に、残雪を踏んで登る。 みちのく道路のカバハギ橋

  のたもとから取り付く。

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標高400mで稜線に到達。         雪庇から東側展望。

分厚い雪庇が横たわる。          高地場山(459m)の左は無名山

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  標高500mから みちのく道路管理事務所近くの砂防堤湖を俯瞰。

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    標高600m からの東側展望。 中央が三角岳(753m)、 

    左の三角峰が大毛無山(736m)。

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  山頂(615m)は平坦。 山頂標はなく、枝に巻かれたテープが色あせていた。

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山頂からの展望は南側だけ。     稜線の上に、堀子岳(732m)が頭を出す。

836mの無名峰が聳えて、920mの折紙山は見えない。

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  往路で何気なく見て通過した砂防堤湖。 山の上から見て、帰路に改めて眺め

  感慨新たに。






























林業再生

2013年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム

  過日のNHK番組「クローズアップ現代」のテーマは、 

        進む都市の“木造化” ~林業再生への挑戦~

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  今年都市で大規模木造建築が相次いで完成する。

  近年、木造建築の耐火、耐震性能等が向上し、2010年に、公共建築物の

  木造化を推進する法律が制定、林業振興政策も転換されたことが背景にある。

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  耐火実験  千度の炎に1時間        斜めの格子は耐震構造。

  さらしても燃え落ちない。

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  加工しやすいので斬新なデザイン。  構造材がそのまま内装材になる。

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  日本の山には眠れる資源が多い。 木材の適切な使用は、林業を再生させ、

  地域の未来をひらき、持続可能な国土を作る。

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        林業再生のために、多くの段階で関わる人材が必要。

        森林ボランティアの役割も大になる。