ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

遅い春

2013年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

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          5月になったが、伐採地周辺ではまだ新緑が見られない。

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  シウリザクラは葉が開いたが、 シナノキは芽がふくらんだだけ。

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          運搬路脇にフキノトウが旺盛に発生。

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     運搬路中央部で生育したクマイチゴは雪で斜面下側に折れる。

     それなりに回復することではあろう。

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  雑木林の林床だった場所では、カタクリ、スミレサイシン、エンレイソウ、

  キクザキイチゲなどが花を咲かせるようになった。

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  冬芽ハンドブックのブナの項に、「ひこばえは出ない」とあったので、ブナの

  切株を探したら、多数の切株にひこばえがあった。

  3mほどに成長しているものもある。

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 一様に、切株の脇の根際から萌芽しているが、ひこばえに違いなかろう。

 林のブナは芽吹き出したが、雪に埋もれていたひこばえのブナは去年の枯れ葉

 をつけて、まだ冬芽のまま。