ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

八甲田ウオーク

2012年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム

  国道103号(八甲田・十和田ゴールドライン)で冬期間閉鎖される、酸ヶ湯温

  泉~谷地温泉間の除雪が3月末に終わった。今年は豪雪で、雪の回廊が高く、

  最も高い所は9mとか。

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  4月1日の開通前、3月30日、31日に雪の回廊を歩く行事が行われる。

  昨年は東日本大震災で中止となり、今年2年ぶりに開催された。

  睡蓮沼から雪原を歩く、スノーシューウオーキングも実施された。

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        休憩所とトイレ           睡蓮沼に上がる階段

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  31日は生憎の雨、南八甲田が中腹まで見える展望。 雨が雪に変わる。

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        傘松峠                    傘をさして歩く





















水鳥観察

2012年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

  3月末は渡り鳥が北に帰る時期。 

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  十三湖はまだ雪に覆われているが、一部現れた水面に添って並んでいるのは

  羽を休めているガンの群れ(マガンか)。 100羽以上いた。

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  上空では、”竿になり、鉤になり” のガンの群れがひっきりなしに飛んでいく。

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  川岸に白鷺を見つけてシャッターを切ったが、右側の雪の上にもう1羽いた。

  また、水際にはアオサギも写っている。

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         白鳥の足跡        十三湖岸の葦原、右の三角の山は靄山。

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  中空を舞っていた、ワシタカ科のミサゴが水面にダイビングし、魚を捕まえて

  飛び上がるところ。

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  ボラらしい大きな魚を掴んで飛ぶが、鴎が追いかける。 2羽の鴎に突き当ら

  れて、あえなく魚を落としてしまう。

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  輝く水面にはオオバン 。  水田の雪が消えた所ではオオハクチョウとヒシクイ

  が、長旅に備えて餌をとる。

































福寿草

2012年03月24日 | インポート

  夏泊大島で福寿草が咲いたとの情報があり出かけた。

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 山の北側の斜面には雪が残っているが、稜線部分はあらかた消えた。

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  南斜面の一帯に群生している。 まだ蕾のものが多かった。

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  この日は曇り空だったが、花を開いてくれているものもあった。

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  キクザキイチゲがようやく蕾。       カタクリは葉先を出したところ。

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  トリカブトは雪の下から芽を出す。        オオハナウド?

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  灯台周辺は寒風に晒されて、まだ新しい芽は見られない。



























冬芽

2012年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム

  春が近くなり、樹木の冬芽も膨らんできた。

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             オニグルミ  猿の顔の葉痕もくっきり。

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   トチノキは粘液に覆われる。       ホオノキは皮のキャップを被る。

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   山菜として利用されるようになったコシアブラ。 葉痕の模様がおもしろい。

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  ハリギリは鋭い刺を持つ。       タラノキは冬芽がはっきりしない。

 

  葉が大きくない樹種は、冬芽も小さく、写真のピントが合わせにくい。 

  花より構造が単純なのでスケッチをしてみた。

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          ヤマグワ、 枝の屈折や色、紋様も特徴を現す。

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    ツルアジサイ                   イワガラミ

  この2種は似た花姿で、飾り花の違いで区別するが、スケッチすると冬芽

  でも識別できる。

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        ニガキ                      ハウチワカエデ

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         ヤマウルシ  去年の花殻を遅くまでつけている。

















   
   

  























八甲田3月

2012年03月10日 | 日記・エッセイ・コラム

  スノーシュートレッキングで3月の八甲田に向かった。

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  酸ヶ湯の急坂、湯坂の登りからスタート。

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       霧氷の上は青空だが、          向かう前方は暗い。 

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  ルート表示板のついたアオモリトドマツが雪の重さで倒れた。 ブナの枝折れも

  目についた。

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  標高1000m付近の樹氷は崩れた。 1300m辺りはまともだが、ヤマセ雲が

  背景では映えない。

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  冷たいヤマセに耐えがたく、登頂を断念して退却。 樹氷の根元で昼食。