ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

石上山

2011年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 岩手県の遠野三山で早池峰山は有名だが、他の二山はあまり知られていない。

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 石上山は1038mで低山だが、中腹から急登となり、鎖場、梯子場が続く。

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 登山道沿いにニリンソウが群生。     岩を伝う細い滝。

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 古来より信仰の山で、修験の場らしいお堂や曰くのありそうな岩がある。

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      山頂標はかすれた。      山頂の大きな岩に、石の標柱も立つ。

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   山頂からの展望。 遠野三山のもう一つの山、六角牛山方面。  

 


菜の花

2011年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 岩木山の北麓、鰺ヶ沢町の山田野地区に菜の花畑があり、見学者が訪れる

 ようになった。

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 山田野は戦後の開拓地である。

戦後開拓は、食糧増産、外地からの引揚者を収容するなど重要な政策

だった。

当初の開拓地では、主要な畑作物の一つが菜種で、春、菜の花畑が

いたるところで見られた。

農政は変遷し、畑作物は輸入で賄われ、開田が大々的に行われた。

開拓政策は昭和45年に廃止され、同時に減反政策がスタートした。

経済成長が都市労働者の需要を増大させて、開拓地は離農が相次いだ。

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    菜の花         畜舎などの廃屋が目につく。

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山手にある和開開拓地。10余戸住んでいる。 水田で稲作はされず

この田んぼではアスパラガスが作付されていた。


初鳴き

2011年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 16日にカッコウの初鳴きを聞いた。 17日はエゾハルゼミの声を聞いた。

 そして、今朝、ホトトギスの初鳴きが聞こえた。

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 クルマバソウの群生の中に、斑点のある葉は植物のホトトギス。

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  去年、乗鞍岳の畳平で買ってきたクロユリの球根を庭に植えたら咲いた。

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   ノビネチドリは増殖して思わぬ所から生え出す。  遭難のもとも出てきた。


シダの芽生え

2011年05月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 新緑の時期、林床には各種シダも芽生える。

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 クサソテツの群生。山菜のコゴミの時期が過ぎようとしている。

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 イヌガンソク 去年の胞子葉が残る。  リョウメンシダ この状態では識別が

                          難しい。

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     大型の オシダ             クジャクシダ 開葉時は赤茶色。

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  サカゲイノデ 上から見ればロート状。  葉先を垂れる ジュウモンジシダ