穂高岳

　８月末、山小屋の大混雑も治まり、涸沢のテント群もまばらになった。

　　　　　　　

　花畑は盛りを過ぎたが、ハクサンイチゲ、シナノキンバイなどが群生。

　　　　　　　

　　　 　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　イワギキョウの白花もあった。

　　　　 　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　奥穂高山頂から槍ヶ岳を望む

　　　　　　

野イチゴ

　清水股岳の登山道に、マルバフユイチゴが群生、赤い実をつけています。

　実は食べられますが、酸っぱくて、小さな堅い種も入っている。

　　

蝉

　鳴き声の大きい昆虫の代表、蝉の季節も終わりころです。この夏に会った蝉を紹介します。

　 　　　　

　　山手にいる　コエゾゼミ　　　　　　　　　　　　　　　　　ミンミンゼミ

　　　　

　　　　里にいるアブラゼミ　　　　　　　　　　　　　　　　幼虫が這い出た穴

　　　　　　　　　アブラゼミの抜け殻。これを空蝉と思うのは文学的。

　　　　　　　　　　　　

タマガワホトトギス

　ホトトギス、ヤマジノホトトギスは里山で見かけるが、黄色い花のタマガワホトトギスは

　深山の渓谷などにあり、あまり見られない。　白神山地の奥で咲いている。

　　　　　　　　　

外来種

　帰化植物のオオハンゴンソウがいたるところで群生して花を咲かせています。

　この外来種は日本の植物の生育を脅かしています。

　　　　　　

　オオキンケイギクも多く見られるようになりました。ブタナ、セイダカアワダチソウなど

　外来植物は黄色の花が多いが、最近六ヶ所村の辺りで見かけるようになった帰化植物の

　ベニバナセンブリはきれいなピンク。これも増殖するのでしょうか。