ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

種子(自動散布)

2017年01月26日 | 観察

 

  ゲンノショウコ  ロケット型の実が熟すと5裂して勢いよく反り返り種を弾き飛ばす。

 

   ハマフウロ     他の数種のフウロソウも同じ構造であろう。

 

 カタバミ  実を包んでいる白い皮が反転して種を飛ばす。  実にエライオソームがあり、アリも運ぶ。

 

 ツリフネソウ  熟した実が捻じれて縮み、中の種を弾き出す。

             

             フジ 実が乾燥すると、莢の繊維が斜めに縮み、よじれて裂ける。

 

       ミヤコグサ  乾燥した莢がよじれて裂けて種を飛ばす。

 


種子(水散布)

2017年01月21日 | 観察

       

   サワグルミは沢筋に生育することが多いので、落下した種子は水流で運ばれる。

 

       キショウブは要注意外来生物。  水辺に生える。

          

           キショウブの種子には空気室があり水に浮く。

 

      チョウジソウは絶滅危惧種。 不規則に折れた様な種子が水に浮く。

           

           ハマボウフウ  海浜植物は海流に運ばれる。

     

      ハマゴウ  果皮がコルク質で水に浮く。

         

          グンバイアサガオ  小笠原の母島で撮った写真があった。

                 


寒波の後

2017年01月18日 | 里山

            

            1週間ぶりの青空。 川岸の道にはウサギの足跡だけ。

    

 オオウバユリの群生地。  実は開いたが、まだ種子がいっぱい残っていた。

          

            ガガイモの実には綿毛のある種子が少し残っていた。

 

 ツルウメモドキの赤い実が雪に映える。   いびつなハートを作った蔓はサルナシ。

           

     見かけない実はクサギだった。 ピンクの萼と青い実が茶色になった。

 

    アカネとウツギの実がびっしり。

 

アケボノソウの花殻が降雪に耐えて立つ。 ノリウツギは花柄の基部から折れて垂れ下がる。

      

        まだ多数の実をつけたガマズミがあった。

         

           雪の中の小さな水面は濃い色調。


種子(ラン科植物)

2017年01月14日 | 観察

ラン科植物の種子は非常に細かくて、埃種子と言われる。

風に舞って広く散布されるが発芽は、菌根菌に依存する。

 

   サルメンエビネ   埃のような細かい種子。

 

     シュンラン                1個の実に夥しい数の種子

 

      園芸種となったシランも同じタイプの種子。

 

腐食植物のツチアケビもラン科。 種子はやや大きく埃種子ではない。 ヒヨドリが実を食べる。


小峠

2017年01月08日 | 日記

        

 雪が少なくて、里山はスノーシューで歩きにくいので、小峠周辺を歩く。

 

    冬季閉鎖の県道はガードレールが隠れる位の積雪。

             

               山頂が鋭い堀子岳(732m)

                

                  名前がなく、鉄塔が見える山(849m)

              

              嘉瀬子内発電施設。

       

         役目を終えた、梨の木清掃工場。

    

 一直線のキツネの足跡。          ヤマドリがここで飛び立った。

 

   総苞がついたシナノキの実。  枯葉を落とさないキブシがあった。