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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

体験という経験を積み重ねていくこと

2024-07-19 08:00:00 | 日記
うだるような暑さが少し和らいだと思ったら、あっという間に真夏突入という天気のジェットコースターに気持ちも体もついていけそうにない今日この頃ですが、切り替えて水浴びをしてみました。
みなさんいかがお過ごしですか?
 
今回は最近読んだ本と思うところを少し話したいと思います。
 
体験格差
 
新書なのでそこまで多い分量ではないので、詳しいことはぜひ手に取って読んでみてもらえればと思います。
内容は、ざっくりまとめると「幼少期の体験の有無がその後の人生に与える影響」について、実際の調査をもとにして話が進んでいくといったものです。
 
私自身の話を少しすると、小学校低学年のときに野球を習いたかったのですが、親が持ち回りで担当をしないといけないなど条件が合わず入ることができず、野球をするという選択肢がなくなりました。
その代わりバスケットボールに出会うことができたので、結果的にはよかったかなと思ってますが、もしここで野球チームに所属していたらどうなっていたのか。
甲子園目指そうぜ!ってなっていたのかと、高校生ぐらいまでは時々思うことがありました。
 
こういう経験があるので、自分の子どもにはできる限りの体験をして色々な経験を積み重ねてほしいと考えて、実際に自分がしたことのないことを、積極的に選択して体験させています。
 
未就学児のためまだ自ら選ぶことは難しいので、こちらが与える体験を享受するという構図となっていますが、こちらが選択肢にいれられていない体験については、そもそも経験することができないというジレンマを抱えています。
本の中でもそのあたりにふれています。
 
例えば、釣りや乗馬など初歩レベルの体験は経験させているものの、じゃあ実際に本格的に突き詰めたいと言われないようにしているし、実際に海で釣りたい、馬にもっと乗りたいと言われても、「また今度ね」という闇の呪文を唱えてしまっています。
 
もしここで、「よし!じゃあ今週末は船にのって海釣りにいこう!」、「週末は八ヶ岳に泊まりで乗馬だ!」という選択が気軽に取れれば、違った世界が開けるのではないかと思うわけです。
 
こう考えると、世の中にある限りなく多い体験の中から、親が取捨選択した限られた体験を子どもが享受するしかなく、子どもにとって見えている世界は親がいかに広げていけるかにかかっていると思うと、非常におもしろいなと思うとともに、彼らの可能性をどこまで伸ばせるかを常に考えていきたいなと思うわけです。
 
そんなことを考えながら日々過ごしているわけですが、一つ嬉しいことがありました。
 
子どもが工作をする機会があり、その時のお題が「魚」だったそうです。
我が子はあまり手先が器用でないのと、絵もお世辞にもうまいほうではないのですが、詳細に「釣り堀」を作り上げてきました。
工作の先生からも非常にいいフィードバックをもらったようで、本人も自信満々。
 
この1年釣り堀に通い続け、多くの釣り堀を制覇した結果、子どもの中に釣り堀の情景が鮮明に刻まれているというわかりやすい出来事でした。
 
そういえば釣り堀に通っていくうちに、段々と針の扱いを自らするようになったり、常連のおじさんや少し怖めな店員さんとも挨拶を交わせるようになってきていたよなと。
体験を繰り返していくことで、見えないところでちゃんと蓄積されているということがわかり、やはりできる限り子どもの世界を広げ続けたいなと思うわけでした。
 
夏は磯遊びや海が中心になってしまってますが、星空観賞やキャンプなども行ってみたいと思っているので、どんどんこれからも世界を広げていけるようチャレンジしていきます。高(け)
 

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア・システム開発、
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
 
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