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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

折れたその後

2018-02-20 11:02:14 | 日記
左足首を骨折して1ヶ月と1週間が経ちました。まだギブスは取れていません。ギブスは石膏か何かで型を取るものだと勝手に思い込んでいましたが、テープ状のものを水と思わしき液体で濡らし、くるくる巻くとあっという間にカチコチのギブスになります。白以外の色もあります。看護師さんはやたらピンクを勧めてきましたが、先生の「金運が上がるように黄色にするか」の一言で黄色になりました。派手です。

そんなこんなで週1のペースで通院しています。私がかかっている整形外科は入院施設のある少し大きめの病院です。広い待合室はいつも年配の患者さんたちで埋め尽くされています。外来の先生は2人~3人で、曜日によって先生が異なります。私の担当医は院長先生です。推定年齢78歳。(と思って調べてみたら82歳でいらっしゃるようです。)見た目も背筋もシュッとされています。毎回、ギブスから出ている指先を素手でヨシヨシと撫でてくださります。この病院が繁盛しているのには、院長先生の人柄が大きく影響を与えているように感じます。先日は「折れたのはいつだっけ?」と聞かれ、日にちを答えると「そうか。そうか。で、いつ折れたんだっけ?」と診察中に3回ほど骨折した日にちを確認されました。思わず看護師さんと顔を見合わせて笑ってしまいました。院長先生の長年のご経験を信じようを思います。

それにしても82歳でも現役で診察されている点に考えさせられています。以前、上司から薦められて読んだ「LIFE SHIFT」という本には、今後人間の寿命はもっと延びる、人生を就学・就職・リタイアの3ターム制で考えるのではなく、多様化した人生の歩み方を考えるべきだと書かれていました。60歳や65歳でリタイアするとして、今現在の平均寿命まで命を全うするにも20年はあります。ボケーっと過ごすには長い。平均寿命が100歳になってもリタイアの年齢が変わらないとしたら隠居生活は40年。ボケーっとしてたらボケた人ばかりになりそう。。

院長先生の同級生には今頃施設にお世話になっている人も少なくないと思います。82歳!元気に現役で人にも感謝され懐も暖かい。素晴らしい。現役でコーディングしている82歳のおじいちゃんが居たらかっこいいけれども、82歳の私はどうなっているものか。82歳の私が現役で活躍でき、人の役に立つ仕事には何があるのか。そもそも生きているのか?
何が起きるか分かりませんが、長生きに備えたライフプランを考えておくに越したことはなさそうです。骨折の通院も勉強になります。

母が骨折したせいで、休日に外出できなくなってしまった子供たちはすっかりゲーマー、Youtubeウォッチャーに仕上がっております。マリオカート、スプラトゥーン、ポケットモンスター、ヒカキン、よくご存じでございます。「ママ、こんなのが欲しいと思う」と見せに来たのはNintendo Switch。私がみなさんとこれらの話題で盛り上がれる日もそう遠くはないかもしれません。骨折の意外な副産物です。

もう一つの副産物はTVです。普段TVをゆっくり見ることはない日々を過ごしていましたが、骨折のおかげで五輪を見ることができています。彼らがどれだけ練習を頑張ってきて、どれだけの重圧を感じながら臨んでいるかなんて、本当の意味で理解できる訳もないのですが、涙で忙しいです。頑張れ日本!

(ゆ)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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