JSP_Blog

ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

会社のイベント(上半期)

2012-02-20 17:44:59 | 日記
確かこのビジネスブログでは誰も触れていなかった気がする、社員会と称する福利厚生を目的とした会について幹事の視点から話してみたいと思う。社員会は毎月社員からの会費で賄い主に季節毎のイベントを企画・運営している。毎年恒例のイベントとしては、4月における新人歓迎会、夏~秋のシーズンにおけるボウリング大会、年末の納会である。それ以外に1つか2つオリジナルのイベントを入れて毎年催しを行っている。私は社員会イベントの幹事を担っており、幹事はボランティアのようなものでやり始めた当初は毎年幹事をするなんて、と後ろ向きな姿勢であったが、今となってはいかに多くの社員に参加させ、魅力的なイベントを考えるかが楽しみの一つとなっている。

一発目のイベントである新人歓迎会では毎年決まった会場を使っており、いつからそうなったか分からないが、ホームベース化している。そんなお馴染みの会場で新入社員は多くの先輩方から歓迎され、緊張しながらも今まであまり体験したことのないお酒のつぎ交わしを経験することになる。今だ男女比が9:1である会社だが、私が新人の時に女性がその場にいてもうまく馴染んでいるのが印象的だった。今年度に入ってようやく女性社員の存在感が出てきたように思えるため、就職活動中の女性の学生さんには積極的にジェイエスピーを受けてほしいというのが本音だ。新人歓迎会では新入社員の見たさで人が集まると思うため、年間のイベントの中でも1位2位を争う程出席率が良い。普段現場に常駐しているめったに本社に顔を出さない社員もこのイベントには来る傾向にあり、初めて見る人者同士の交流を図るチャンスもある。

三寒四温を過ぎようやく半袖で過ごせるようになってきた頃、ボウリング大会の案内が流れる。ボウリング大会では社員の関心が一気に景品に集まる。実は幹事が一番大変なイベントはボウリング大会である。会場を押さえ人数を確定した後はすぐに景品集めに取り掛からなければ、間に合わない。準備段階で頭脳も体力も使う。だから幹事の中に本番のボウリング球を投げる時に手を抜いている人がいる。そんな事情もある中表向きでは参加者よりも幹事が早く終わっていなければならないため、黙々と投げている姿が伺える。いつもはハンデをつけてもやはり最後はスコアが良い人が先に好きな景品を奪い去っていくのだが、今年度はせっかく毎年参加しても球技がどうしても苦手な人の為に、最終スコアを操作できるルールを作った。案じた通り見事に上手い人と下手な人がミックスした順番で景品を贈呈することができた。しかし、事前に詳しいルールを公表しておらず当日のドッキリにしていたので、不満に思ってしまった社員も多かったのではないかと思う。そんな方は来年も参加してくれるのだろうかという懸念が残る。しかし、社員同士でのスポーツイベントは今の所ボウリング大会だけなので純粋にボウリングを楽しんでみてほしい。
余談だが、私を含めた同期は年末の同期忘年会で必ずボウリングをするのが恒例となっているので、年2回定期的にボウリングをしている。毎回2回目のボウリングではスコアが上がるのではないかと期待しているのだが、一向に上手くならない。私は毎年、球技が本当に苦手なのだなというしみじみとした思いで年末を過ごしている。ただボウリング大会のルールは毎年変えていく予定なので、ボウリング大会に向けて練習をする価値は多いにある。

~下期に続く~
(や)


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サヘル地域

2012-02-20 08:50:52 | 日記
 「天の声」とか若干意味は異なるが「鶴の一声」とかいう言葉がある。反社会的勢力にくみするみなさんの社会では目上の人の言葉は絶対だという。その頂点に立つ親分の言う言葉はまさに天の声であって、白いものも黒いと言われれば素直に黒いと思わなければならない。一番の下っ端は何かあるたびに右往左往するばかりだが、みんなで力を合わせて白いものを黒いことにしてしまおうとする姿はただ滑稽であるとは言い切れない感動的なものでもある。浅田次郎が『プリズンホテル』の中でその辺の機微を絶妙なタッチで描いている。まだお読みになっていない人には是非お勧めしたい。
 
 わが社でも先週2回「天の声」が響いた。順番から言うとまず「農業は社命」というものである。一昨年からわが社では「農業」をテーマに新規ビジネス展開を行なっていこうと活動を続けてきた。が、それに賛同はしても協力は難しいという社員が中にはいる。この状況を見た親分が、こう発せられたのである。もう2年も続けてきた話であるので、これには特段誰も驚かなかったが、そのすぐ後で、「移転で住所も電話番号も変えて登記も変更するのであるから、この際社名も変えたい。全社員からアイデアを募集しなさい。その中から私が決定する」と社内の運用には年に数回しか口を挟まない社長がいきなり発言したため、会議に出席していた社員はみなおおおとのけぞった。が、そこは移転によって発生するとにかく面倒臭い諸手続きを実際に行う人間ばかり集まっている会議である。別のタイミングでやるより一気にやってしまったほうが、と「天の声」を聞いて一気に腹をくくり「毒を喰らわば皿まで」の勢いで、のけぞった姿勢を元に戻したのである。『プリズンホテル』も面白いが、わが社には事実は小説より奇なりを地で行くスリリングさがある。
 
 わが社の社名はその昔「日本システム計画」と言った。人類補完計画という計画を打ち出した団体の話を昔アニメで見たことがあるが、最初はそれに近いかなり大きな計画を持って始めたのだろう。しかし、ある時から英語表記のJapan System Planningという名前がお客様から親しまれ、いつの間にか省略形のJSPに落ち着いていた。
 似たような名前で「世界食糧計画」という団体がある。英語名をWorld Food Programmeと言う。こちらは世界の飢餓と貧困を撲滅しようと立ち上がった人達の団体だ。世界中で餓えて苦しむ人達に食料支援を実施している。省略形をWFPと言う。今食べるものがない子供たちに金銭や技術や軍隊でなく食料を届けている国連でただひとつの機関でもある。本部はローマにあり、日本の支部は横浜のパシフィコにある。パシフィコの展示会を見に行くと他ではあまり目にしない大型のポスターに出くわすのはそのためだ。
 
 このWFPが先週、ローマの本部に集まって緊急会議を開き、アフリカの「サヘル地域」が大規模な干ばつに見舞われていること、このままでは大変な飢饉になってしまうことを世界に向けて警告した。サヘル地域というのはサハラ砂漠の南側、赤道の北側一体を帯状に結んだ地域を言うらしい。
 
 日本もヨーロッパもこの寒さである。特に日本は4mも雪が積もった地域があるほど大雪で100人以上の方が亡くなっている状況である。まさか雨が降らなくて困っている地域があるなどとは考えもしなかったが、サヘル地域では1000万人が既に食糧不足の状態だという。ただし、こういう情報も「警告」というレベルでは日本のマスコミは真面目に取り上げないようだ。このニュースはNHKと毎日新聞系がわずかに話題にしただけだった。
 サヘル地域の食料不足の原因の一つは豆類やトウモロコシなどをバイオエタノール燃料として利用する一部の先進国の国策にもあるらしいが、WFPは直接的な言葉でそうした国々(つまり主に米国だが)を批判せず、静かに考えられる原因を列挙した。
 人口が増え、気候が変わり、生きるための最低限の条件さえ一生懸命努力しても満足に手にすることができない人々が増えそうな雲行きである。既得権を握った大国や資本家はさらに大きな利権のためになりふり構わないようにも見える。その中で、ただ流されてしまって良いわけがない。小さな力ではあっても自分たちが考える良い方向に少しでも流れを変える努力をしたい。「天の声」も、より良い方向性を模索して思い悩んだ末に発せられている。良い方向に向かって日々スリリングで良い会社だと私は思っている。(三)
 
 
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