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四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

男子(親爺)料理:食用菊の和物 2種

2015-11-02 | 男子(親爺)料理

畑の食用菊の花(金唐松)が、満開!

菊は、古代より延命長寿の花として菊茶・菊花酒、漢方薬として利用されて来ましたが、
その中でも食用菊は、苦味が少なく花弁を大きく品種改良されたもので、
大まかには、延命楽(もってのほかorかきのもと)と呼ばれる赤花(ピンク)系
阿房宮や金唐松に代表される黄花系に大別されます。

効能は、体の解毒作用の機能を高めたり、発ガン効果の抑制やコレステロール、中性脂肪を
低下させる効果があるとされ、栄養面では、ビタミンやミネラルが比較的に多く、
特にβ-カロテンやビタミンC、葉酸をはじめとしたビタミンB群などの抗酸化作能力の高い
栄養素を多く含んでいて、アンチエージングの観点からも注目を集めています。

 

酢の物やお浸しと和えて、晩酌の箸休めに、重宝しています。

本日は、この2品で、一献!

【1】  しらすと四角豆の菊花和え

 

【2】  たこと菊花の酢の物


【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

・食用菊  ・・・・・・・・・・・20花 
・酢    ・・・・・・・・・・・大さじ 1


・しらす  ・・・・・・・・・・・1パック
・四角豆  ・・・・・・・・・・・3~4本


・ゆでダコ ・・・・・・・・・・・100g
・カットわかめ・・・・・・・・・・2〜3つかみ


(調味料:二杯酢)
・すし酢  ・・・・・・・・・・・大さじ4
・醤油   ・・・・・・・・・・・大さじ2 
・白だし  ・・・・・・・・・・・大さじ1 


【作り方】( 調理時間 10分)

【共通】

 1)菊は、軽く水で洗いして、花びらの部分を摘み取り、水を張ったボールに浸ておきます。
  (茹でる前にザルに上げて水を切る)

  

 2)鍋に湯(1000ml)を沸かし、酢:大さじ1杯入れた中に、1)の菊をお湯にくぐらせる程度に軽く茹で、
   ザルにとって冷水で冷まし、水気を絞ぼっておきます。

  


【1】しらすと四角豆の菊花和え しらすと四角豆の菊和え


 1)四角豆は、鍋に湯を沸かし、鞘ごと1分程茹、ザルに上げて冷水で冷まし、
   薄くスライスしておきます。

 2)しらすと薄くスライスした四角豆を湯通しした菊花と一緒に和えます。

 3)器に盛り、二杯酢を回しかかけて完成です。

 

【2】たこと菊花の酢の物

 1)たこは、薄切りにして、わかめは、湯で戻して流水で洗い水気を絞っておきます。

 2)1)と湯通しした菊花を二杯酢で和えて器に盛って完成です。

 

この黄色い菊の花を眺めていると、故郷の幼稚園の「きく組」に入園した当時の事を
ふと、思い出したりします。

 


男子(親爺)料理:スタンディング葱鍋

2015-02-14 | 男子(親爺)料理

2月の第2土曜日、日本列島は、寒い日が続き、インフルエンザが、蔓延しているようです。
今年は、A/H3亜型(A香港型)が主流のようですね。

2月の第1週目は、嫁さんが、そして第2週目は、娘がインフルエンザを発症。
今年は、バレンタイン(友/本命/義理)チョコも作れなかったようです。

女性陣(特に嫁さん)が倒れると、我が家の衣・食生活に多大な支障をきたしますが、
今回は、久々に母親が倒れると、娘が、普段の女子大生らしからぬ女子力を発揮、
炊事、洗濯と、見違えるような活躍をみせてくれたのです。しかし、それも束の間、
母親が立ち上がれるようになると、バトンを渡し終えた短距離ランナーの様に、
あっさりと倒れ込んでしまいました。

それで、せめて休日の夜は、お父さんが、親爺料理をしてあげる事となり、先週、
娘がどこからか見つけてきて、作ろうとしていた、超シンプルかつスタミナがつきそうな鍋
作ることにしました。
その名も、「スタンディング葱鍋」インフルに負けず、元気に立ち上がれるよう祈念して
作りましたが、どう見ても、すき焼きの手抜きバージョンですよね。(^ ^;


料理する程でもあませんが、畑の葱と牛肉を買いこんで来て、料理開始です。

 

【材料】(4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

 ・根深ネギ ・・・・・5本
 ・牛肉(すき焼き用:肩ロース/リブロース/モモ薄切り)・・・・・600g

 ・卵 ・・・・・・・・4個

(調味料A:わりした)
 ・醤油 ・・・・・・・50ml
 ・酒  ・・・・・・・大さじ3    
 ・みりん・・・・・・・大さじ3
 ・砂糖   ・・・・・大さじ1


【作り方】( 調理時間、約10分)

1)葱は、3cmくらいに高さを揃えて切ります。

  牛肉は、すき焼き用の肩ロース/リブロース/モモを使いますが、今回は葱がメインなので
  肩ロースやモモの薄切り肉で十分です。
  (因みに、今回は、肩ロースで、鹿児島黒毛和牛・オージービーフ・米国産USDA規格の
  3種類を調達し、家族の味覚センスも試してみました)

2)ダジン鍋の中央に、葱を立て、その周りに肉を敷き詰めて、割り下(調味料A)を適量
  事前にまわしかけておきます。
  

3)後は、弱火で蒸し、沸騰したら出来上がりです。
  溶きたまごにつけて、アツアツを頂きます。
  葱が、とろける様に甘く、美味しいです。

  因みに、外国産を嫌う嫁さんも食べ盛りの息子も「利き肉」の方は、的中率、6割前後
  味覚に関しては、あまり当てにならない事が判明しました。
  「葱が一番美味かった」との事。(^ ^!


男子(親爺)料理:あったか・ピリ辛キムチ鍋

2015-02-07 | 男子(親爺)料理

2月の第1土曜日、立春から3日が過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いています。
夕方から時間が空いたので、久々に親爺料理で家族サービスです。

冬の寒い日は、やっぱり「鍋」ですね!
今日は、身体の芯からあったまる、野菜たっぷりのピリ辛キムチ鍋に決定!
材料を買いこんで来て、料理開始です。

今夜の料理酒?は、これ! 福光屋の「山廃純米 加賀鳶」
福光屋と云えば、「黒帯」が有名ですが、加賀鳶の辛口山廃は、お気に入りの一本です。

 

料理は、Beerで喉を潤しつつ、手際よく進めて行くのが親爺流!

最近は、身体に気を遣い、一本目は、カロリー、プリン体、糖質、OFF第3のビールで・・。
この最初の一杯が、たまりません。(^ ^!

キムチ鍋のスープは、良質のキムチと、煮干/鰹出汁、自家製味噌と鮮度の良い鶏胸肉が
基本で、それに新鮮な魚介類や牛/豚肉を加えて、採りたての冬野菜に、豆腐や油揚げ
舞茸なんかをお好みでトッピングしていただきます。

【材料】(4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

 ・白菜キムチ・・・・・100g
 ・鶏胸肉(皮付き)・・1枚
 ・牛肉(切落し)・・・200g
 ・生姜・・・・・・・・1かけ
 ・白味噌 ・・・・・・適量
 ・砂糖   ・・・・・大さじ1
 ・コチュジャン・・・・大さじ1
 ・豆乳 ・・・・・・・100ml 

 ・牡蠣・・・・・・・・2パック
 ・根深ネギ ・・・・・1本
 ・ミズナ ・・・・・・1束
 ・もやし・・・・・・・1パック
 ・油揚げ ・・・・・・1枚
 ・木綿豆腐・・・・・・1丁

(出汁A)
 ・水(出汁用)・・・・1500ml
 ・こんぶ ・・・・・・5×5cm角    
 ・鰹節(粗削り)・・・50g
 ・煮干・・・・・・・・50g

【作り方】( 調理時間、約10分:昆布/煮干だし取は対象外)

1)煮干は、頭とハラワタを取り除き、昆布と一緒に約1~2時間水に浸けたあと、
  火にかけ、沸騰寸前で昆布を取り出します。

  次に鰹節を入れ5分程煮て、火を止めて5分位おいて、鰹節/煮干を取り出せば
  一番出汁の出来上がりです。

2)出汁取り後の昆布、鰹節/煮干は、捨てずにもう一品。
  取り出した昆布は細切りにし、鰹節/煮干とあわせ、塩コショウ、マヨネーズで
  (好みで醤油や少量の柚子胡椒を加え)あえます。

  歯ごたえある、カルシュウム満点のつまみが一品、出来上がりです。


3)事前に剥いで細切りにしておいた鶏胸肉の皮を、加熱した土鍋で炒めます。
  油が出てきたら、白菜キムチと牛肉(切落し)と砂糖を加えて炒めます。

  これだけでも、十分美味しく食べられそうですが、

  肉の色が変わったら、Aの出汁を注ぎ入れ、そこに、コチュジャン、おろした生姜
  自家製の白味噌を加えてスープの味を整えます。

  これに、豆乳を加えることで、更に味が、まろやかになります。
  辛いのが苦手な人がいる場合などは、お勧めです。


 

4)これで、鍋に入れる各具材を切り分けて皿に盛り付ければ、準備完了です。

5)具材を入れて蓋をし、沸騰したら出来上がりです。

  野菜と肉、魚介の旨みが凝縮したピリ辛の汁が旨い! あったまりますねぇ。

 


男子(親爺)料理:ジャンボピーマン&ゴーヤの肉詰め

2014-08-02 | 男子(親爺)料理

今日(8月2日)は、旧暦の七夕ですが、関東は、この一週間、酷暑が続いています。

ここのところ、本業の仕事もヒートアップ気味で、週末の野良仕事は、お休み。
オフィスのエアコンと室外温度差で、かなりバテ気味です。
仕事が早めに片付いたので、夕方、畑に立ち寄り、ジャンボピーマン(トンガリパワー)
ゴーヤ(デリシャスゴーヤ)を収穫。

夏バテ防止に、鶏挽肉を使ったジャンボピーマンの肉詰め&ゴーヤの肉詰めを
作ってみました。

【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

・ピーマン ・・・・・・・・・・・4個(特大:トンガリパワー) 
・鶏挽肉  ・・・・・・・・・・・600g(胸300g:モモ300g)
・玉ねぎ  ・・・・・・・・・・・1個(中)
・生姜   ・・・・・・・・・・・2かけ
・塩こうじ ・・・・・・・・・・・大さじ 2
・パン粉  ・・・・・・・・・・・大さじ 6
・牛乳   ・・・・・・・・・・・大さじ 5
・卵     ・・・・・・・・・・・1個
・小麦粉  ・・・・・・・・・・・大さじ 2


(調味料:A)
・オイスターソース・・・・・・・・大さじ 2
・みりん  ・・・・・・・・・・・大さじ 1
・酒    ・・・・・・・・・・・大さじ 1
・水    ・・・・・・・・・・・100cc 


【作り方】( 調理時間 15分):ピーマンの肉詰め

1)パン粉、牛乳、卵、塩こうじを混ぜてなじませまず。

2)玉ねぎ、生姜(1かけ分)は、微塵切りにして、1)と鶏挽肉と合わせ、よく混ぜておきます。

3)ピーマンは洗って、縦半分にカット。ヘタを落とさないように、種だけとる。

4)ピーマンの肉を詰める側に、小麦粉を振り掛けておきます。こうすると
  焼くとき肉がピーマンから離れにくくなります。

5)隙間が出来ないようにピーマンに肉を詰めます。

6)熱したフライパンに油(オリーブオイル)をひき、お肉を下にして焼き
  焼き目がついたら引っくり返す。

7)水、50ccと酒(白ワイン)大さじ3はいを入れて、フライパンに蓋をして
  水が無くなるまで蒸し焼きにする。

8)再度、肉を下に向け、調味料Aを加え、たれを煮詰めて完成です。
  皿に盛り、青紫蘇、トマト、生姜の細切り等添え、いただきます。

  ゴーヤの肉詰め

※ 材料と、肉種作りまでは、ピーマンの肉詰めと同じ。  

1)ゴーヤを1cm幅に輪切りにして、中のワタを取り除きます。

2)ワタをとった表面に、小麦粉を振り掛けます。

3)輪切りにしたゴーヤに肉を詰め、表面にも軽く小麦粉を振っておきます。

※ 焼き方以降は、ピーマンと同様です。

  このタイプのゴーヤ(デリシャスゴーヤ)は、苦味が少なく、ゴーヤの苦味が
  苦手な人にもお勧めです。

ついでに、今日は、はじめて、トマトの味噌汁も作ってみました。
ナスと一緒に湯むきしてスライスしたトマトを煮て、味噌汁を加えただけですが、
さっぱりとしていて、夏の味噌汁のレパートリーとしては、一押しでした!

暑い夏は、まだまだ続きそうですが、体に良い食材を確り食べて、この夏を乗り切りましょう!  

 


男子(親爺)料理:明太子パスタ 2種

2014-07-07 | 男子(親爺)料理

九州の友人から本場の明太子が届きました。酒の肴に絶品で、勿論、
そのまま食べても良いのですが、折角なので、採れたて野菜とのコラボで親爺料理考案中。

候補としては、手軽なところで、明太おろし、明太大根サラダ、新ジャガと合わせて
明太ポテサラetc・・・。 
本日は、遅い帰宅で、手っ取り早く、明太パスタ、作ってみました。

スタンダードな明太パスタから、シンプルに夏大根とドレッシングで合わせたものを
お好み気分で食べ分けました。

【材料】 ( 2人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

・パスタ ・・・・・・・200g(今回は、フェデリーニ)
・明太子 ・・・・・・・ 1(60g)
・青しそ ・・・・・・・ 3~4枚

[A:スタンダードバージョン]
・白醤油  ・・・・・・・小さじ1
・薄口醤油・・・・・・・小さじ1
・マヨネーズ・・・・・・小さじ1
・生クリーム・・・・・・小さじ1(なければ牛乳でも可)
・オリーブオイル・・・・大さじ2
            ※ 一般にはバターを使いますが、今回はヘルシーに、
              自家製ガーリックオイルを使いました。

[B:おろし大根バージョン]
・大根    ・・・・・・・・1/4本
・紫蘇ドレッシング・・・適量
・麺つゆ   ・・・・・・・・適量

[トッピング]
・刻み海苔 ・・・・・・・適量
・明太子  ・・・・・・・・分量外(食べたいだけ)

【作り方】 ( 調理時間、約 10 分 )

1)明太子は、周りの薄皮だけを取り除いておきます。

2)2Lの沸騰したお湯に塩大さじ2杯を溶かした鍋でパスタを茹でます。
  今回は、フェデリーニを固め(アルデンテの一歩手前くらいの硬さに)5分茹でます。
                      
   ご存知のように、パスタには、太さが何種類かあり、太さによって
   使い分けをすると、より美味しくパスタ料理が楽しめます。

    1.カッペりーニ  :直径0.9mm :冷製パスタ向き
    2.フェデリーニ  :直径1.4mm :シンプルなオイル系
    3.スパゲティーニ:直径1.6mm :オイル系、トマトソース系、和風、
                            オールマイティに使われる
    4.スパゲティ   :直径1.9mm :ミートソース等濃厚なソースとの相性が良い
    5.リングイネ   :断面の中心に小さな空洞のある楕円形の太麺
    6.フェットチーネ :幅の広い平麺
 

3)まずは、[スタンダード]から
  耐熱ボールに、[A:スタンダード]を入れて混ぜ、ソースを作ります。
  茹で上がったパスタを加えてよくソースと絡ませ、味を見て塩コショウまたは、
  少量の白醤油で味を整えます。皿に盛り、刻んだ、青しそを振りかけて完成です。
  トッピングとして、刻み海苔や、明太子と一緒に食べたい時は、
  一口サイズの明太子を添えても良いでしょう。

  

4)明太子と大根おろしの味を楽しみたい時は、シンプルに、茹で上がったパスタに白醤油を少し
  加えて混ぜ、食べたいだけ、皿に盛り付けて、大根おろし、明太子を添え、青しそを散らして
  完成。
  ドレッシングは、さっぱりと、青しそドレッシングか、和風に麺つゆをかけて頂きます。