四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

謹賀新年 2021

2021-01-07 | INDOOR de 菜園考

関東の松の内は、今日(7日)迄。
あらためまして、 新年、明けましておめでとうございます。

今日(7日)は、人日の節句。

昨日の夕方、会社帰りに畑によって、セリ以外の七草を調達し、
セリは、近所のスーパーで購入して、

今朝、七草粥を作って、家族で頂きました。

コロナ禍、今日にも2回目の緊急事態宣言が発令されるようですが、
世の中、良い事ばかりもないように、
また悪い事が、ずっと続く事もありません。

七草粥を食べて一年の豊作と無病息災を願い、
気持ちをあらたに、一日一日を過ごしていければと思います。

今年も、宜しくお願いいたします。(^ ^!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の夏の一押し野菜!

2020-08-19 | INDOOR de 菜園考

今年(2020年)の関東甲信地方の梅雨明けは8月1日。
8月に梅雨明けとなるのは、2007年以来13年ぶりとの事でしたが、
梅雨が明けるや、本格的な暑さが到来して、立秋からお盆が過ぎても
依然、真夏日と猛暑日が繰り返し続いています。

この酷暑の中、畑の野菜も全般に夏バテ気味ですが、唯一元気な野菜がこれ!

熱帯アジア原産の「ニガウリ」いわゆる「ゴーヤ」です。

主に沖縄、南九州で生産されていましたが、ここ10年来、全国的に栽培されるようになり、
日差し避けの緑のカーテンとして一般家庭でも楽に育てられ、今や夏の風物詩にもなっています。

黄色く熟す前の未熟果を食べるわけですが、果肉には独特の苦味があり、
ビタミンCを豊富に含んでいるのが特徴です。

この苦味のもととなる成分はモモルデシンといい、胃液の分泌を促して食欲を増進させ、
また、肝機能を高め、血糖値や血圧を下げたりする効果があることも報告されています。

まさに、大酒飲みで生活習慣病が気になる世代の面々には、夢のような食材ですよね。

品種も、長れいし、あばしゴーヤ、白れいし等々、数多くが販売されています。

私は、毎年、あばしゴーヤより一回り大きい「沖縄願寿ゴーヤ」を自家採種で栽培していますが、
今年は、種蒔きが間に合わず、仕方なく、ホームセンターで、定番の「あばしゴーヤ」と
サントリーの「デリシャスゴーヤ」(上写真)の苗を購入して栽培/収穫中です。

やはり一般的な料理は、チャンプルー等、炒め物が主流ですが、
そればかりも飽きるので、色々と調理法を模索中。

とりあえず、今のお気に入りは、「ゴーヤとツナのナムル」。

 
ゴーヤのほろ苦さに加え、さっぱりとした酸味とゴマの香りがたまりません!

作り方はこりら→「極上、ゴーヤナムル」

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

INDOOR de 菜園考 (簡易ミニ温床)

2016-03-26 | INDOOR de 菜園考

福岡に出張中ですが、簡易ミニ温床作りの 忘備録です。

先々週、会社の倉庫を整理していたら、ホットクッションを発見。
昨年の忘年会景品の余り? 現在、誰も使っていないという事なので、
私がありがたく譲り受ける事にしました。



もちろん用途は、クッションとしてではなく、夏野菜の苗を育てるミニ温床としてです。

ダンボール箱にクッションを入れて、



百均で食器の 水切り籠を購入して、



細い篠竹を2本、アーチ状に組み、



70Lのポリ袋をすっぽりと被せ、



窓際に置いて、スイッチON



3日間、連続運転をして温度チェック、昼夜の上下限値は、27℃ ~ 21℃
これなら何とか育苗の範囲内で使えそうですかね。



先週の日曜日に播いた青トウガラシ、パラペーニョとセラーノを育苗中です。
元気に発芽してくれると良いのですが。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

INDOOR de 菜園考(節分 2016年2月3日)

2016-02-03 | INDOOR de 菜園考

今日(2月3日)は、節分ですね。
昔は、鬼のお面を被らされて、
子供達の豆まきの標的にされていたお父さんでしたが、
その子らも成長し、昨今は、もっぱら「恵方巻き」にハマっているようです。
今年の恵方は「南南東」。


節分に豆をまくのは、昔から、大豆には米と同じように穀霊が宿ると言われていて、
・粒が悪霊を祓うのに適した大きさであること
・魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じること等からきているそうです。

そして、この豆まき豆を歳の数だけ食べ、
無病息災を祈念しますが、流石に50を超える歳になると、それもまた、辛いものがありますね。
 
そんな世代には、福茶がお勧め。
 

福豆3粒と、昆布少々と、梅干一個を、180ccのお湯に入れて
頂きますが、私は、お湯の代わりに、日本酒の熱燗で、福酒を頂いております。(^ ^!
因みに、この大豆は、昨年収穫した自家栽培の「鶴の子大豆

福豆が3粒なのは縁起のいい吉数だから。
「まめに働ける」という意味もあります。
昆布は「よろこぶ」にかけており、
梅はおめでたい松竹梅に通じるとか。

明日は、「立春」、2016年、春のはじまりです。
心の鬼を追い出して、お世話になった方々のもとに
今年も多くの福が訪れますように。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

INDOOR de 菜園考(小寒 2016年1月6日)

2016-01-06 | INDOOR de 菜園考

今日(6日)は、二十四節気の「小寒」
寒さが厳しくなる頃という意味で、暦の上では「寒の入り」となるが、
南関東は、3月並みの陽気で、通勤途中の道端には、満開の菜の花。

紋白蝶でも飛んでいそうな景色で、新年早々調子が狂う。
関東では、正月の松の内は、7日迄で、明日(7日)は七草「人日の節句」だ。

今晩、早めに帰宅して、七草粥の準備をする。
野水芹(セリ)は、採取の時間がとれず、畑栽培物を購入、その他は、畑周辺で調達出来た。

 

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草を
朝粥に入れて頂き、無病息災を祈念する。

因みに、春の七草、各々の意味合いと効果は、以下、

 ・セリ=「競り勝つ」、解熱効果、整腸作用、食欲増進、血圧降下作用など
 ・ナズナ=「撫でて汚れを除く」、利尿作用や解毒作用、止血作用の効果
 ・ゴギョウ=「仏体」、痰や咳に効果
 ・ハコベラ=「繁栄がはびこる」、腹痛薬として用いられ、胃炎、歯槽膿漏にも効果
 ・ホトケノザ=「仏の安座」、健胃、食欲増進に効果
 ・スズナ=「神を呼ぶ鈴」、整腸作用、しもやけやそばかすにも効果
 ・スズシロ=「汚れのない清白」、健胃、食欲増進、美肌効果

だそうだ。

これもまた、日本の古き良き慣習の一つである事に間違いなく、先人の知恵には
頭が下がる。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする