四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

菜園風景 餅つき 2015 in 福岡

2015-12-31 | 菜園風景

12月30日、実家の畑は、大霜の降りた寒い朝でしたが、恒例行事の餅つき大会でした。

毎年、親戚一同が集結して、もうかれこれ30年以上、続いているでしょうか?
関東に住み着くことになった私や弟は、仕事の都合で戻れない事も多々ありましたが、
その都度、従兄弟夫婦やその子供達が親父のサポートをしてくれ、欠かすことなく
今日まで続いてきました。
 
今年は、クリスマスの日に主催者の親父が入院~手術ということもあり、開催が
見送られそうになりましたが、幸い、大事に至らずに退院できたこともあり、
親父の強い意向のもと、予定通り実施となった次第です。
 
餅つきは、全ての仕切りを親父がやっていた関係上、親父無しでは始まらない事も
ありますが、病みあけの老体に負荷もかけられないので、今後は、親父は監督だけで
準備~進行全てを自分達でやれるようにしようと、従兄弟の兄貴と申し合わせ、
細かい記録を取りつつ実施しました。
 
準備リスト
・ 臼 (石臼)                                             ・ 杵(きね)& 大型ポリバケツ
   
 
・ セイロ(2段)& スノコ、布巾                       ・ 羽釜 & 釜戸 & 薪
   
 
・ バケツ & 柄杓 & しゃもじ                        ・ 餅箱
   
 
・ もち米(5kg)× 4袋                                 ・ のし板
   
 
・ 上新粉                                                 ・ 餅コネ機
   
 
 
 
前日に、もち米をといで、水に一晩かしておきます。
この作業は、毎年、親父の姉に当たる今年85歳になる叔母様が仕切ってくれます。
 
   
 
 
餅つき当日、先ずは羽釜に水を張り釜戸の火を起こしてお湯を沸かします。
 
 
また、石臼にお湯を入れて杵をつけておきます。
 
 
羽釜のお湯が沸いたら、水にかしておいた餅米をザルにあけて水切りして、
 
 
 
セイロにスノコ、布巾の準備に敷き、水切りした餅米(5合柄杓で7杯分)を入れます。
 
   
   
 
そのセイロを羽釜の上に、2段重ねに置いて蒸します。
 
 
約30分程で、2段目のセイロから湯気が上がってきたら、
 
 
1段目のセイロは、蒸しあがり完了。米がおこわの状態になっていればOKです。
 
 
これを臼に入れて、杵でこねるのですが、最近はつき手年齢も高齢化していて
時短と労力削減を図るため、餅コネ機を導入しているようです。
 
   
 
 
適度にこねた餅米を臼にいれて、
 
 
本格的に杵でついていきます。今年は、従兄弟の長男、長女性が活躍してくれました。
 
 
従姉妹の3人の娘達も、毎年、手伝いに来てくれ、つきたての餅を丸めてくれます。
 
   
 
今年結婚した3姉妹の長女は、旦那さんを連れての夫婦初参加。
 
従兄弟の長男にも、今年子供が生まれ、従兄弟は、お祖父ちゃん、叔母は、ひい婆ちゃんデビューです。
 
餅つきの後は、一族郎党、恒例の大宴会! 
この故郷の良き慣習が、毎年、つつがなく続けられる事に感謝です。
 
 
庭の柚子の木も、毎年、きれいな実を成らしています。
 
 
来年も充実した一年が送れますよう、皆様、良いお年をお迎えください。
 
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菜園の風景 2015年12月27日 in 福岡

2015-12-27 | 菜園風景

25日の夕方、実家の父の容体が悪くなり、緊急入院~手術との連絡を受けて、
少しバタバタしました。
父は、今上天皇と同学年で今年82歳、確かに何があっても不思議ではありません。
年末は、各交通機関も満席で、動きが取り辛い時期でもあり移動がネックでしたが、
たまたま、社用で福岡出張の予定が入っていたのが幸いしました。

迅速な処置のお陰で、大事には至らず、3、4日の入院で帰れるとの事で、一安心。
医療技術の進歩には、眼を見張るものがありますね。

というわけで、この土日は、入院中の親父の代わりに、鶏の世話をしました。

 
 
 
平飼いの鶏舎に、おそらく70~80羽くらい、飼っているでしょうか。
先ずは、餌やりから。
 
ポリバケツの中へ、畑の大根葉等、青菜を切り入れ、
 
 
蠣殻粉末を加え
 
 
更に米ぬかを加え
 
 
水を入れて適度に湿らせ、混ぜ合わせます。
 
 
これに、市販の飼料をプラスして、スペシャル飼料の完成です。
 
 
鶏には地の野菜が良いようですね。
 
 
鹿児島では、今年もナベヅルから鳥インフルの発症が報告されています。
感染の拡大が懸念されますが、人間にも発症予防の効果が報告されている
ビフィズス菌を、普段から餌に混ぜてみては、どうでしょうかね。
 
 
このあとは、卵の収穫と
 
 
卵を洗浄して、箱詰め完了。
 
 
父は毎日、この作業をこなして、近所の道の駅に出荷しています。
歳も歳なので、無理をせず、健康第一で、いつまでも元気に過ごしてもらいたいと願うばかりです。
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菜園風景 2015年 12月23日(天皇誕生日の菜園)

2015-12-23 | 菜園風景

今日は、低気圧の影響で未明から九州で雨が降りはじめ、
午後は、関東も冷たい雨になりました。
年末のバタバタは、まだ続いていますが、今日は天皇誕生日で会社もカレンダー上はお休み。

今年、82歳の誕生日を迎えられた今上天皇、皇居での一般参賀は、この師走の雨の中、
2万6000人余りが記帳に訪れたのだとか。
昭和8年生まれで、干支は、酉(とり)、実家の親父と同学年とあって、なんとなくですが
親近感を覚えます。いつまでも、お元気でいてもらいたいものです。
 

午前中、会社の所用を済ませ、午後から畑に冬野菜の収穫に出向きましたが、
生憎の雨、しかも、凄く寒い。
こんな時は、休憩小屋の薪ストーブが、活躍してくれます。

昨日は、冬至、これから少しづつ、日も長くなってきます。
今年も何とか無事に年が越せそうです。ご縁を頂いた全ての方々に感謝です。

明仁陛下の言葉の受け売りになってしまいますが、
「来たる年(2016年)が、皆さんにとって明るいよい年となるよう願ってやみません」

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菜園日記:12月 第3日曜日 (2015年12月20日)

2015-12-20 | 週末菜園日記

【畑の天気】晴れ(最高気温 10℃ 最低気温 -1℃

 12月、第3日曜日の早朝菜園、快晴だが、朝の冷え込みは厳しい。
 最低気温は、氷点下-1℃

 ジョーロの水にも、氷が張っている。

 
 会社の敷地内の落ち葉を、毎年、ビルの管理人さんから頂く。

 業務用の80リットルの大袋に入った落ち葉を堆肥箱に積み込んでく。
 今季も良い堆肥が出来そうだ。


 暖冬とは言え、霜も降り、霜柱も立ち始めたので、先週に続き、
 小麦(南部小麦)の麦踏み(踏圧)を行い、条間に軽く追肥をする。

 麦は、踏まれる事で、徒長生育が抑えられ、耐寒力を強くし、茎を太くし、
 分げつが促進する。なんだか、人間の成長にも同じことが言えそうな気がする。


【畑の作業】
 5-C東西 麦踏み/追肥:小麦(南部小麦)
      堆肥作り:落ち葉積み


【今日の収穫】
 ブロッコリ(緑嶺)・ハクサイ(黄ごころ85)・ミズナ(水天)
 根深ネギ(石倉一本)・ホウレンソウ(ソロモン)・シュンギク(さとにしき)
 青首大根(秋みね)

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菜園日記:12月 第2日曜日 (2015年12月13日)

2015-12-13 | 週末菜園日記

【畑の天気】曇り(最高気温 10℃ 最低気温 8℃

 12月、第2日曜日、師走の週末は、何かと忙しく、中々時間が取れない。
 今日は一日、雨の予報だったが、朝はまだ降っていなかったので、
 今季の漬物用に作っておいた、練馬中長大根の収穫に出かけた。

 珍しく、高3の息子が、大学入試も一段落?したとの事で、父の手伝い
 買って出てくれた。

 練馬大根は、細身で地中深く根が入るので、スコップで掘りながら抜かないと
 途中で折れてしまい、当然、足腰への負担も、通常の青首大根の収穫とは雲泥の差。

 大変、有り難くも思っていたのだが、よく聞いてみると、無償のお手伝いではなく、
 彼女と行くコンサートの費用を捻出する為、有償のアルバイトを希望との事。

 我が子ながら、チャッカリしている。それならば、抜いた大根は、綺麗に洗って、
 雨に濡れないガレージかベランダに干すところ迄の条件付きで、労使協定成立

 

 その後、波板栽培の自然薯を何本か、試し掘りしてみた。

 こちらは、流石に収穫は、楽だが、夏の手入れが悪かったせいもあり、予想通り
 太さは、今ひとつ物足りない。

 直径2~3cm前後。

 また、1メーターの波板では長さが足らず、はみ出た部分は、地球の重力にそって
 垂直に地中に入り、くの字に曲がった芋に・・。来年の課題とする。

 そうこうしているうちに、雨も本降りになってきたので、そそくさと撤収。


【畑の作業】
 5-A東  防寒対策(霜よけ):スナップエンドウ:竹笹を立てる
 5-B東  土作り(ダイコン跡):ぼかし肥・牡蠣柄石灰・籾殻薫炭、全面散布
 5-C東西 麦踏み:小麦(南部小麦)
 1-A西  播種:ダイコン(亀戸大根) 5穴マルチ


【今日の収穫】
 ・ブロッコリ(緑嶺)・タケノコ白菜(中国紹菜)・ミズナ(紅法師)
 ・ミニチンゲンサイ(シャオパオ)・ホウレンソウ(ソロモン)
 ・シュンギク(さとにしき)・かつお菜・赤ダイコン(紅化粧)
 ・赤ネギ(赤ひげ)・ダイコン(練馬中長大根)・自然薯

【今日の出費】
 ・野良仕事のバイト代 2,000円/2時間

 練馬大根12本、自然薯 4本で、バイト料 2,000円
 これでは菜園経営は、破綻するが、ただで小遣いをせびられるよりかは、良しとする。

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