四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

菜園日記:10月 最終日曜日(2020年10月25日)

2020-10-25 | 週末菜園日記

【畑の天気】晴れ(最高気温20℃ 最低気温10℃

 10月の最終日曜日の菜園。

 
 
 久々の秋晴れ、澄んだ青空に食用菊(金唐松)の黄色が映える。

 

 空芯菜もまだ収穫できそうだが、そろそろ見切りを付けて、片付けに入る。

 

 取り残しておいた落花生も全て収穫して、跡畝に耕運機をかけて耕しておく。

 

 収穫した中から大きなものを十数個選んで、来年の種として保存し、
 後は茹で落花生として美味しく頂く。

 

 
 ヤーコンの葉が、まだ旺盛に茂っている。

 

 ヤーコンも霜が降りる頃に収穫となるが、ヤーコンの葉は、カテキンやフラボノイド、クロロゲン酸といったポリフェノール類が多く含まれていて、抗酸化作用を高める働きがあり、糖尿病や動脈硬化の予防、血圧や血糖値を下げるのに有効な野菜として知られているので、霜が降りる前に、余分な葉と茎の若い部分を摘みとり、ヤーコン茶を作ろうと思う。

 

 今日(10月25日)は、旧暦の9月9日、「重陽の節句」にあたる。
 この季節は、菊の花が綺麗に咲くことから、「菊の節句」とも呼ばれている。
 古来菊は「仙境に咲く霊薬」として重宝され、重陽の節句では、菊の香りを移した「菊酒」を飲んで邪気を払い無病息災や健康長寿を願ったとされ、今も、その風習が日本各地に残っているようだ。

 今晩は、それにあやかって、食卓に食用菊を盛り付け、

 

 熱々の日本酒を、菊の花の入った片口に注ぎこみ、菊の香り漂う「菊酒」で一献! 
 
 

 無病息災、健康長寿、コロナ退散を祈念する。

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菜園風景 2020年10月24日 (芋・芋・芋)

2020-10-24 | 菜園風景

午後、会社の所用が思いのほか早く終わったので、
畑に出向いて、夕方まで芋掘り三昧です。

まずは、サトイモから・・。

今年は、種芋の購入が遅れ、実家から取り寄せた土垂のみの栽培となりましたが、
まずまずの収穫です。

土垂(どだれ)は主に子いもを食用とする品種で、小ぶりのサトイモですが、
肉質はやわらかく、ねっとりとしていて煮崩れしにくいのが特徴。

サトイモのぬめり成分は、胃の粘膜を保護したり免疫力を高めたりするといわれ、
また、ナトリウム(塩分)を排泄する役割のあるカリウムを多く含んで、
高血圧予防に効果があります。

土垂は、貯蔵性が高く、収穫を終えてから貯蔵されたものが、
年中スーパーなどで売られていますが、サトイモは、とにかく掘りたてがベスト!
掘りたての芋は、貯蔵された芋とは比べ物にならない美味しさです。


次に、サツマイモの収穫
今年は、安納芋と紫芋のパープルスィートロードの2品種をポリポット植え栽培

茎を根元から切り取り、黒マルチを剥がして堀上げてみると、

安納芋も、

パープルスィートロードも、

収量もサイズも上々です。

ただ、サツマイモは、掘りたてを直ぐに食べず、収穫から3~4週間程、
室(ムロ)で熟成させます。

家庭では、14℃くらいの室温の場所に、新聞紙にくるんで約1ヶ月くらい置いておくと
でんぷんの糖化が進み、より甘く美味しく食べる事ができます。

 

最後に、ショウガ(お多福生姜)を収穫。

ショウガの良い香りがします。

 

最近、日が暮れるのも早くなり、夜の冷え込みも厳しくなってきました。
今夜は、芋煮鍋で一杯!ですかね。

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菜園日記:10月 第3日曜日(2020年10月18日)

2020-10-18 | 週末菜園日記

【畑の天気】曇り(最高気温18℃ 最低気温11℃

 10月の第3日曜日。

 
 
 畑に向かう道すがら、ススキの穂が秋風に揺られ、路傍に咲く秋桜が綺麗だ。

 

 畑のモロヘイヤが、実(種)を付けはじめたので、今期の栽培は終了とする。

 

 クウシンサイはまだ収穫できているが、これもそろそろ片付けねばならない。

 

 今日は、モロヘイヤとナスの畝を片付ける事に。

  before
 
  after

 10月も半ばを過ぎ、さすがに朝晩が寒くなってきた。
 この跡畝への種蒔きも、年内採りの葉物野菜は、種類が限られてくるが、
 来週末、寒締め用の小松菜やホウレンソウの播種ができればと思う。

 あとは、エンドウ、ソラマメの播種、ニンニクの植え付けを終わらせ、
 11月初旬に、タマネギの定植が済めば、2020年の野良仕事は、概ね一段落となる。

 今月、23日は、二十節気の「霜降(そうこう)」
 夜は、温か鍋が恋しくなる季節となった。
 畑に初霜が降りる前に、もう一働き出来るよう、週末の快晴を祈りつつ、
 今夜は、芋煮鍋で一献。

【畑の作業】

 1-A西 土づくり:モロヘイヤ跡
 1-B西 土づくり:ナス跡

【今日の収穫】

 サトイモ(土垂)・ナス(庄屋大長)・モロヘイヤ・ピーマン(京波)
 クウシンサイ・紫蘇の穂・大ショウガ(お多福)・万願寺唐辛子・ミツバ

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菜園風景 10 月第2日曜日は実家の畑(2020年10 月11日)

2020-10-11 | 菜園風景

10 月第2日曜日は、早朝より実家の畑の手伝いです。

Go to トラベルに東京も参入でき、地方との行き来が活発になった事もあり、
取引先との10月以降の打ち合わせ等で、久々の福岡出張となりました。

休日は実家に立ち寄って、野良仕事のお手伝いです。

茎葉利用サツマイモ「すいおう」を収穫。

熱帯原産のサツマイモは暑さに強く、茎葉(蔓)は、初夏から秋まで収穫できるので、
6月から9月までの葉菜の少ない時期に夏場の葉野菜として利用できれば良いのですが、
一般的なサツマイモの茎葉は、アクが強く苦味があるため、食材としては敬遠され気味。

「すいおう」は、農研機構九州沖縄農業研究センターで品種改良され、葉や葉柄にくせがなく美味しく食べられます。葉にはビタミンC、E、K、鉄、カルシウム、ポリフェノール、ルテイン、β-カロテン等が豊富に含まれ栄養価も高い。これを、20束程、道の駅に出荷したのですが、あっという間に、残り6〜7束となり、追加注文が出る有り様。

来年米寿を迎える歳の親父が、農業を続けられる気持ちがわかる気がします。

鶏も元気です。
鶏に餌やりをして、鶏舎の卵を取り出して、

産みたての卵を頂いて、

日曜の午後には、東京行きの新幹線に乗り込み、軽く一杯やりながら帰京。

自分の畑の進み具合の悪さが気にかかるところですが、本業優先の週末菜園家は、
やれる時にやれる事をやれば、とりあえずは、それで良しとして・・・。

次の週末は、秋晴れの下で、野良仕事ができる事を願うばかりです。

 

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菜園日記:10月 第1日曜日(2020年10月04日)

2020-10-04 | 週末菜園日記

【畑の天気】曇り(最高気温24℃ 最低気温19℃

 10月に入り、すっかり秋めいてきた。

 

 空中栽培していた、バターナッツカボチャとゴーヤを全て収穫して、
 支柱の片付けをする。

 

 今年も8月~9月にかけて大量に収穫する事が出来た。

 

 少し遅くなったが、シカクマメも収穫がはじまった。
 今月一杯は、収穫が楽しめそうだ。

 

 モロヘイヤの花が咲き始めたので、これはそろそろ収穫を終了して、
 片づけに入らねばならない。

 

 
 ふと、今年の6月に定植したポリポット植え栽培のサツマイモが目に留まり、
 まだ少し早かろうとは思ったが、一株試し掘りしてみた。

 

 予想通りまだ小芋だが、沢山の芋が付いている。
 
 

 今月末から11月初旬には、芋掘りが楽しめそうだ。

 
 今日は、秋冬野菜の植えつけ/種蒔きの遅れを取り戻すべく、終日畑で野良仕事。
 夕方、暗くなる前に、ブロッコリ(ハイツ)を定植して、本日の作業は終了。

 

 日没は、17時22分。日が暮れるのも、早くなった。
 

【畑の作業】

 1-D西   畝作り:ラッカセイ跡
 2-A西   定植:ブロッコリ(ハイツ)
 2-B東西 土づくり:カボチャ/ゴーヤ跡
 2-D西   定植:ブロッコリ(ハイツ)
 2-D西   定植:ブロッコリ(スティックセニュール)
 3-C西   発芽確認:ダイコン(大蔵大根)
 3-C西   発芽確認:二十日ダイコン(レッドチャイム)


【今日の収穫】

 ピーマン(京波)・青紫蘇・ゴーヤ(デリシヤスゴーヤ/あばしゴーヤ)・モロヘイヤ
 バターナッツカボチャ・クウシンサイ・万願寺トウガラシ・ナス(庄屋大長)
 サツマイモ(パープルスィートロード)・落花生(オオマサリ)

 

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