四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

菜園日記:4月 Stay Home週間 2日目の日曜日(2020年04月26日)

2020-04-26 | 週末菜園日記

【畑の天気】晴れ(最高気温23℃ 最低気温12℃

 Stay Home週間、2日目の日曜日。
 朝、窓を開けると、自宅の庭先からハゴロモジャスミンの甘い香りが漂う。
 現状、臭覚・味覚に異常はないようだ。

 

 庭の片隅では、茗荷(ミョウガ)が元気に芽をだしている。

 

 この時期の茗荷の若い茎(偽茎)は、茗荷竹(ミョウガタケ)と呼ばれ、
 春の山菜の一つにあげられる。

 

 スーパーで見かける赤味のある物は、新芽を藁や黒い布やビニール等で囲った
 室(むろ)で、日照から遮断して成長させ軟白栽培したもの。
 特有の香りとシャキッとした歯触りが楽しめ、薬味はもちろん、刺身のつまや、

 細かく刻んでかつお節と合えると、立派な酒の摘みになる。

 GW前の貴重な週末、本来なら、夏野菜の植付等、一日中畑で野良仕事なのだが、
 東京都では、4月24日~5月6日迄を「Stay Home週間」として、不要不急の外出を避け、
 人との接触を8割以上減らす、外出自粛キャンペーンが大々的に始まっており、
 堂々と畑に出向くのも、多少気が引ける。

 偶々今日は、晴れてはいたが大気が不安定で、メイストームのような強風が吹き
 土ぼこりもひどかったので農作業はせず、今晩の野菜を収穫をして早々に撤収。


 自宅で、育苗トレーに培養土を入れ、

 

 モロヘイヤやパクチー、みつばの種を播き

 

 ポリポットや連結ポットには、

 

 ラッカセイ、オクラ、エンツアイ、ゴーヤ等の種を播いておく。
 種さえ播いておけば、やがて芽を出し、苗は育つ。 「種を播かねば、芽は出ない」

 

 夜は、採れたての茗荷竹とのらぼう菜、新玉葱をあしらった親爺料理で一献。

 

 

 お陰で、免疫力もキープできそうだ。

【畑の作業】

 ポット 播種:ラッカセイ(オオマサリ)
 ポット 播種:オクラ
 トレー 播種:モロヘイヤ (8×2)
 トレー 播種:みつば (8×4)
 トレー 播種:パクチー (8×4)

【今日の収穫】

 のらぼう菜、早生玉葱(ホワイト玉ねぎ)、ミョウガタケ

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菜園日記:4月 第3日曜日(2020年04月19日)Stay Homeな週末

2020-04-19 | 週末菜園日記

【畑の天気】晴れ(最高気温21℃ 最低気温9℃

  新型コロナウイルス緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された後、初めての日曜日。
 昨日の大雨も上がり、快晴。
 
 

 プランターに播いておいた大葉シュンギクも発芽している。
 
 

 全国に緊急事態宣言が出され、不要不急の外出自粛が要請されている手前、
 この週末菜園は如何なものか?とも考えたが、スーパーへ買い出しに行き、
 人混みに混じって食料品を買う事を考えれば、安全で新鮮な菜園の野菜調達は”有り”と判断。
 ウォーキングを兼ねて自宅から歩いて10分程度の場所にある菜園へ出向く。

 

 約40 坪(130㎡)の畑に一人きりでの野良仕事は、3密の回避も、
 人と人との接触を80%以上削減する事も、適度な運動も、全ての条件をクリアしている。

 

 遅霜や寒の戻り対策でジャガイモの畝に被せていた穴あきトンネルを撤去すると、

 

 シャガイモも元気に枝葉を伸ばしていた。 流石にもう寒にやられる事はなかろう。

 

 隣の畝のソラマメも莢が大きくなってきている。まだアブラムシの被害もなさそうだ。

 

 強風による倒伏防止対策として、支柱を立ててソラマネの株の両サイドをひもで囲んで固定。

 

 早生玉葱(ホワイト玉ねぎ)も収穫できそうだ。

 

 その後、定植したトウモロコシの両サイドに、コンパニオンプランツとして、
 ツルなしインゲン(さつきみどり2号)を播く。

 

 最後に、ホウレンソウ、ほらぼう菜、早生葱を収穫し、今日の作業は完了。

 早々に撤収する。

 

 【畑の作業】

 プランタ- 発芽確認:シュンギク(大葉春菊)
 1-A東 発芽確認:シュンギク(大葉春菊)
 2-A西 支柱立(倒伏防止):ソラマメ
 3-C西 播種:トウモロコシ(キャンベラ86)
 3-C西 播種:つるなしインゲン(さつきみどり2号)
 3-D西 播種:青シソ(大葉)

 

 【今日の収穫】

 ホウレンソウ(アトラス)・のらぼう菜・早生玉葱(ホワイト玉ねぎ)

 

 夜は、初物の早生玉葱をオニオンスライスで頂く。

 

 芋焼酎との相性もよく、美味い! 

コメント (8)
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晴耕雨読(書評)Stay Homeな週末に書棚の整理

2020-04-18 | 晴耕雨読(書評)

週末の休みは、基本的に晴耕雨読です。
晴れた日は近所の畑で一人農業、雨なら自宅で読書三昧。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が日本全国に発令された最初の週末は、
”外に出るな”と、言わんばかりの大降りの雨に・・。

と言う事で、今日は久々に朝から書棚の整理をして、
読まない古本はBOOKOFFへ!と思ったのですが、臨時休業中・・だったよね。

ジャンルは色々で、興味のあるものは、何でもとりあえず購入してしまいます。
学生時代は、歴史小説とか好きな作家のエッセー等文庫本が殆どでしたが、
就職した20代~30代前半は、もっぱら業界の技術書専門書で、
30代後半から40代は、経営に必要なビジネス書がメイン。

ここ15・16年は、ビジネス関連の書籍よりも「料理/食文化関連」と

「農業/野菜作り関連」の書籍がウェートを占めはじめて・・。

懐かしい本が、続々と目に止まります。

約15年程前に民間の貸し農園を借りて野菜作りを始めた時、
この板木利隆氏の「はじめての野菜作り12ヵ月」が、はじめての教本となりました。

元オムロンの工場長で、常務取締役を歴任された、喜多村敬三氏の著書、
「ここまでできる週末菜園-周年栽培に挑戦する」は、
畑の作業記録をつけ計画的に作業を行い、ムリ・ムダ・ムラを省き効果的に収量を
あげるノーハウが満載でした。

それから、故、井原豊氏の「家庭菜園びっくり教室」で、目から鱗の育苗方の数々に
びっくりさせられ・・、

西村和雄教授の「有機農業コツの科学」では、
「永続可能な農業の基本は、再生可能な自然資源を巧く使う有機農業に尽きる」と云う
教授の考えに方に感銘を受け有機農業にはまりこみ、

全国の在来種・固定種の野菜のタネを取り扱う野口種苗、野口薫氏の「タネが危ない」では、
あらためて日本の野菜の種の現状が理解でき、F1種(1世代交配種)、在来種・固定種の
正しい知識をもった上で、野菜作りを楽しめるようになりました。

更に不耕起(耕さない)、無肥料、無農薬、無除草を特徴とする「自然農法」の提唱者、
福岡正信氏の「わら一本の革命」では、崇高な哲学の世界を垣間見る事もできました。
(軟弱な私には、ちょっとハードルが高すぎて実践には至っておりませんが・・)

今現在、私の野菜作りのスタンスは、極力、有機・農薬栽培で、

四季、暦(二十四節気)の移ろいを肌で感じながら、
土を耕し、旬の野菜の種を播き、育苗し、その生育を見守り、収穫の時を待つ。

収穫した野菜は、男子親父料理で家族や仲間と美味しく頂き、残渣は再び土に還す。

無理せず、やれる時にやれる事をやり、週末の野良仕事を愉しめればと思います。

明日は、晴れてくれるとよいのですが・・。

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菜園風景 2020年04月11日 (Stay Homeな週末)

2020-04-11 | 菜園風景

Stay Homeな週末の過ごし方は、晴耕雨読。
3密の回避を徹底し、適度な運動!

朝、花粉の飛散が多少、気にはなりますが、窓を開けて部屋の喚起をし、
しっかりと朝食をとって、徒歩10分の場所にある菜園へ!

約40坪(123㎡)の畑に、人が1名という空間で、軽く野良仕事。

先週播いたダイコンも元気に発芽しています。

今日は、夕方から明日にかけて雨になるとの事なので、
空き畝を耕運機で手早く耕起して、のらぼう菜等の葉物野菜を収穫。

満開の花を咲かせたブロッコリーも

今日中に片付けて、夏野菜の為の土作りをします。

 before

  after

雨が降れば、家で調べ物をしたり、男子(親爺)料理をして過ごすのも良し!

人生、良い事もあれば、最悪の事態に遭遇する事もあり、色々な事が起こりますが、
その状況下で、今自分に出来る最善の事が遣れれば、それで良しとして、
「日々是好日」を実践していくしかなさそうです。

コメント (8)
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菜園日記:4月 第1日曜日(2020年04月05日)

2020-04-05 | 週末菜園日記

【畑の天気】晴れ(最高気温13℃ 最低気温10℃

 4月 第1日曜日の菜園
 昨日からの陽気が一転、朝から冷たい北風が吹き、日中の最高気温も13℃止まりで、
 肌寒い一日となった。

 トレーで育苗していたレタスを、
 
 

 5穴マルチを張った畝に2条の千鳥で定植する。

 

 条間のスペースには、ミニダイコンの紅三太を播いてみた。

   
 

 隣の畝は、春大根の「天宝」と、夏の暑さに強いという「春まき耐病総太り二号」を

 

 条間40cm、株間30cmの点播きで播種して、
 
 

 条間に二十日大根のレッドチャイムを条播して今日の作業は概ね終了。

 

 手早く、のらぼう菜やほうれん草等、夕食用の葉物野菜を収穫して撤収する。

 

 今日播いた二十日大根も、来週末には元気に発芽した姿を見ることが出来、
 順調に生育すれば、5月のGW頃には、収穫できる。 

 旬の野菜作りは、土を耕し、時々の野菜の種を播き、その生育を大切に見守りながら収穫の時を待つ。
 そうして採れた旬の野菜は、その作り手は勿論の事、家族やまわりの人を笑顔する力があるようだ。
  
 【畑の作業】

 2-D西 定植:レタス(グレートレーク)
 2-D西 播種:ダイコン(紅三太)
 2-C西 播種:ダイコン(天宝)
 2-C西 播種:二十日ダイコン(レッドチャイム)
 2-C西 播種:ダイコン(春まき耐病総太り二号)
 1-A東 定植:サニーレタス
 1-A東 播種:シュンギク(大葉春菊)


 【今日の収穫】

 ブロッコリ(緑嶺)・ホウレンソウ(アトラス)・キクイモ
 のらぼう菜・春ダイコン(亀戸大根)

 

コメント (4)
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