食用菊(金カラマツ)が、秋の畑を綺麗に彩どるなか、
そろそろ、万願寺唐辛子が、今期最後の収穫となります。
晩酌の箸休めに、菊の花を摘んで、万願寺唐辛子の煮浸しと合わせてみました。
【材料】(4人分)
万願寺とうがらし・・・・・・12本
食用菊(金カラマツ)・・・・20花
油 ・・・・・・・・・・・・大さじ1
酢 ・・・・・・・・・・・・少々
生姜・・・・・・・・・・・・1かけ
(煮汁A)
だし汁・・・・・・・・・・・(昆布とかつおでとっておく) 1カップ
酒、みりん、醤油・・・・・・各大さじ1
白醤油・・・・・・・・・・・大さじ1
【作り方】( 調理時間、約15分 )
1)だし汁は、事前に昆布と鰹でとっておいたものを使いますが、時間が無いときは、
市販のだしの素を使ってもOKです。
これに酒、みりん、醤油(うすくち)、白醤油を加えて一度沸騰させて、
煮汁をつくっておきます。(味の濃さはお好みで調整してください)
2)菊は、花びらの部分を摘み取り、水で軽く洗います。
3)鍋に湯を沸かし、酢を少々入れた中に、2)の菊をお湯にくぐらせる程度に軽く茹で、
ザルにとって冷水で冷まし、水気を絞ぼっておきます。
4)万願寺唐辛子は、洗って中の種を取り、縦半分に切ります。
5)生姜を千切りにします。
6)鍋に油を熱し、万願寺を加えて軽く炒めたら、5)の生姜を加え、1)の煮汁を注ぎます。
7)落し蓋をして、軽く煮ます。 ここでは、万願寺唐辛子の食感と緑の色合いを楽しむため、
あまり煮込まないのがポイントです。
8)これを、菊と一緒に皿にもり、鍋に余った煮汁を回しかけて、完成です。
万願寺のピリッとした辛さと菊のやさしい甘味が調和して、口の中に広がります。
秋の夜長、日本酒もすすみますねぇ(^ ^/