四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

玉ねぎの寒肥(菜園日記:2021年12月26日)

2021-12-26 | 週末菜園日記

玉ねぎの寒肥

【畑の天気】晴れ(最高気温8℃ 最低気温-2℃
 師走の最終日曜日
 日本列島は、強い冬型の気圧配置となり、北陸から山陰にかけて大雪となっているようだ。
 南関東地方は晴れて天気は良いが、さすがに寒い。

 

 霜にあたり、寒〆ホウレンソウが、いい感じになってきた。

 

 

   今日は、玉ねぎの寒肥(かんごえ)をする。

 

 普通、タマネギの追肥は、品種にもよるが、
 極早生・早生品種の場合、1回目は12月下旬~1月下旬、止め肥は2月上中旬
 中生・中晩生品種の場合、1回目は1月上旬、2回目は2月上旬、止め肥は3月上旬とされている。
 この寒い時期の追肥を寒肥(かんごえ)と言う。
 いずれの場合も、春先、玉が肥大する前に止め肥(最後の追肥)を行うのがポイント。
 
 止め肥が遅れると、過剰茂や病気が発生しやすく、また玉じまりが悪くなり、食味や貯蔵性にも影響する。

 追肥は、一般的に肥効の早い化成肥料を施すが、有機栽培にこだわる週末菜園家は、自前のボカシ肥を使う。

 

 有機肥料は、化成肥料に比べて効きが遅いが肥効が長持ちするので、
 追肥の時期は、通常より1〜2週間早めて行うようにしている。

 玉ねぎの周りの草を取り、ボカシ肥を1〜2つまみ株元に施し軽く土と混ぜて完了。

 

 

 

 あとは、今晩の食材を収穫して早々に撤収する。

 

畑の作業】
  3-C東西  寒肥:タマネギ(ネオアース/赤玉の極み)


【今日の収穫】
  ミズナ(水天)・ネギ(下仁多葱)・サニーレタス(レッドウェーブ)
  ブロッコリ(緑嶺)・ダイコン(40日大根)・シュンギク(大葉春菊)
  タケノコハクサイ(中国紹菜)・ホウレンソウ(まほろば)

 

 

 今日は、夕方から気心の知れた仲間が集い、採れたて野菜鍋でプチ忘年会!

 皆々様、良いお年をお迎えくださいませ。

 

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師走のトンネル栽培(菜園日記:2021年12月19日)

2021-12-19 | 週末菜園日記

師走のトンネル栽培

【畑の天気】晴れ(最高気温10℃ 最低気温-4℃

 12月(師走)の第3日曜日の畑。

 

 天気は良いが、この寒波と放射冷却の影響で、早朝は、霜が降りて、
 霜柱が立ち、休憩小屋の最低気温も、氷点下をさしていた。
 気象庁によると、東京、横浜で、初氷を観測したとの事。

 

 これからの畑は、霜よけに寒冷紗をかけたり、諸々の防寒対策が必要になる。

 特に12月~1月の野菜の栽培は、ビニールトンネルをかけて保温する事が必須。

 

 先々週、播種したトンネル栽培のコマツナが元気に、発芽している。

 

 ただ、厳寒期とはいえ、晴れた日の日中は、ビニールトンネル内の温度が
 急激に上がり、昼夜の温度差がはげしいと、野菜が生理障害をおこしてしまうので、
 裾を開けるなどして換気することが必要になる。

 ただ、週末菜園家は、換気のための朝夕のこまめな開閉作業ができないので、
 最初から小さな穴の空いたビニールを使うなどして、熱がこもらないようにしているが、
 
 夜間は外気との差がなく一気に冷えるので、夜間の温度を少しでも高く保つために、
 トンネルの中に不織布等を被せて二重にして、空気の層を作ってやると良いようだ。

 

 今日は、ビニールトンネル栽培で、ホウレンソウを播種する。

 今月の22日は、冬至
 1年で夜が最も長く、昼が短い日。
 さすがに日の暮れるのが早い。

 急ぎ、今晩の食材を収穫して撤収。

 風呂に入って、採れたて野菜の温か鍋をかこみ、明日の鋭気を養う事にする。 

【畑の作業】
 2-D西 播種:ホウレンソウ(まほろば)


【今日の収穫】
 ミズナ(水天)・ネギ(下仁多葱)・サニーレタス(レッドウェーブ)
 ブロッコリ(緑嶺)・ダイコン(大蔵大根)・キャベツ(金春)
 タケノコハクサイ(中国紹菜)・ホウレンソウ(まほろば)・菜花

 

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エンドウの定植と年越し野菜のトンネル栽培(菜園日記:2021年12月05日)

2021-12-05 | 週末菜園日記

エンドウの定植と年越し野菜のトンネル栽培

【畑の天気】晴れ(最高気温10℃ 最低気温3℃

 12月(師走)の第1日曜日の畑。
 よく晴れてはいたが、日中の最高気温は10℃と、師走らしい寒い一日となった。

 今日は、エンドウを定植。 

 

 今年は、スナック753ビッグエンドウの2品種を
 秋ジャガイモの跡畝に定植する予定だったので、
 まずは、秋ジャガイモを全て堀り上げる。

 

 今年の秋ジャガは、ホームセンターで種イモの購入が間に合わなかったので、
 初夏に収穫した紫月とシャドークイーンの2品種を8月中旬に植え付けたが、

 

  

 両方とも、まずまずの出来。

 

 跡畝に草木灰を撒いて軽く耕し、畝立てして、
 そこにエンドウ2品種を定植する。

  これで今年の野良仕事は、おおかた一段落となる。

 

 
 そのあとは、冬越し野菜の種蒔きをして、トンネル栽培をする。
 この時期に播種できるのは、寒さに強いコマツナやホウレンソウが主になるが、
 今年は久々に、亀戸大根を播いてみた。

 

 晩秋~初冬に播種し、冬を越して早春に収穫できる「江戸東京伝統野菜」の一つ。

 5穴の黒マルチに、点播きして、

 

 1cm程、土を被せたら、タップリ潅水して、不織布を被せて、

 

 その上から、ビニールトンネルを掛けて完了。

   

 10日~14日前後で発芽する。 


【畑の作業】
 1-A東 定植:エンドウ(スナック753)
 1-A東 定植:エンドウ(ビッグエンドウ)
 2-C西 播種:ダイコン(亀戸大根)
 2-D西 播種:コマツナ(黒みずき)
 2-D西 播種:ホウレンソウ(アグレッシブ)

 

【今日の収穫】
 ミズナ(水天)・ネギ(下仁多葱)・サニーレタス(レッドウェーブ)
 ブロッコリ(緑嶺)・ダイコン(紅三太)・ダイコン(40日大根)
 タケノコハクサイ(中国紹菜)・シュンギク(大葉春菊)

 

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