自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

これが噂の自森米!

2006年05月22日 | 自由の森のこんなこと
体育祭二部が前代未聞の明日になり、ここで別な話題をアップします。


自由の森学園中学校では毎週水曜日の森の時間に、近くの農地を借りて農業体験学習をしています。田起こし、代かき、田植え、除草剤を使わず、田んぼにヌカを撒いて、乳酸菌を発生させて、雑草の発生をおさえ、稲刈りをし、脱穀し、秋の収穫を迎えます。


はじめて田んぼに入った生徒達が、

「泥の中って気持ちいい」

「生き物がたくさんいる」

という実感を持つ時間を過ごしています。ここで脱穀をして、収穫祭には、このお米を炊いてたべたり、餅米はお餅にしたりみんなで食べます。



ここまでの過程に、多くの苦労や命をいただくという実感を感想として持つ生徒たちも少なくありません。ここで収穫したお米は、お世話になった地元の方にあげたり、新入生が入学してくるときに、在校生からのお祝いにプレゼントしたりします。


ここで新しく登場したのが写真の自森米ブランドパック入りです。ここにこそAgriculture=英語の農業、語源は土をほる農業による文化ということですが、自由の森の新しい文化がまた、一つ、誕生したと実感しました。


今日、5月21日に新潟へ中学三年生全員で農業実習にいきました。天候が崩れなければ良いのですが。

モルゲン

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