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ニュートリノと私の飲み物

2014年11月11日 | 毎日の話
「中性微子ともいい、電荷 0 ,スピン 1/2 の素粒子でレプトンの1種。ニュー、ミューニュー、タウニューの3種類が存在するそうだ。質量が小さすぎて観測にはかからず,質量の上限がおのおの 17eV/c2,0.27MeV/c2,35MeV/c2,と判明している。」これだけ聞くと、なんの事だと思う。眠りに入るのには最適な文字の羅列だ。

今月末に仕事でまた神岡に向かう。飛騨古川や富山空港からでも、松本からでも内陸部のこの地は遠い。まして、奈良からの移動だから、余計に遠く感じるだろう。そう、この文字の羅列は、世界最大の観測設備でやっと観測出来るニュートリノの事。

スーパーカミオカンデを一度見てみたいと思う。地下1000mに50000tの純水タンクがあると言う。凡人の想像を超えている。

工業用純水は20リットルで2000円ぐらいで買えるらしいが、計算を楽にして、1tが1000リットルだから10万円/tと見積もろう。あっているかな。だからタンクの中の純水だけで50億円。おっと本当かな。
でも、計算がいい加減なので、話半分として、それでも数十億の価値がある。この純水は、人間の手を入れただけで不純物が溶け出し価値を失う事は聴いた事がある。メンテナンスは大変だろう。

こんな管理は、日本人だから出来る仕業だ。ノーベル賞の発表の時期は過ぎたが、このニュートリノの研究者も受賞された事は記憶に新しい。でも、その裏方で純水を管理している方々が本当の受賞者かもしれない。

目に見えないニュートリノは、学者さんに任せて、飲めそうな純水の定義を辞書で調べて見た。
「天然水中に含まれる種々の不純物,たとえば溶解塩類,溶存ガスなどを除いた純粋の水。通常イオン交換樹脂を用いて脱イオン処理したあとに蒸留して精製する。蒸留装置からその成分がわずかに溶出するので,石英または白金製の器具を用いる。イオン交換樹脂で脱イオンを行うと,イオン交換樹脂がわずかに溶出するほかに,イオン状でない水中の物質が残留しているので,蒸留によってこれらを除く必要がある。」とある、白金の機器か。純水はいらないのでその機械をいただきたい。まあ、それほどすごいものかと凡人はなっとくするしかない。

でも、何とかスエットという飲み物は、500ccで150円する。純水より高い。エヘン。私はニュートリノ様より高い飲み物で喉を潤しているのだ。

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