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Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

黒猫の話から、あなたはイタリア系なの?

2015年10月28日 | 毎日の話
源太郎が好きなブログに登場する黒猫さん。艶のある猫さんで美人だ。源太郎は黒猫は愛らしいといつも思う。我が家のLauraは真っ白の猫だが、それはそれで愛らしい。そう言わないと、爪を立てられる。

大好きなイタリアでは、残念だが「恋人たちの前を黒猫が横切ると別れが訪れる」なんて迷信がある。そしてエドガー・アラン・ポーが異常心理を表現した「黒猫」なんて恐怖短編を書くから、欧米では黒猫の評価は低いくなっている。でも、日本はまったく逆で、黒猫は福猫だし、夏目漱石の「吾輩は猫である」の猫は黒猫なのである。

源太郎は、イタリアの黒猫嫌いは、「浮気心があるイタリアの男たちのとってつけた言い訳」じゃないかと思っている。女性全てが自分のものだと思っているイタリアオヤジたち(源太郎も例外なくその範疇だが)が新しい彼女との出会いを求めるのに、黒猫を理由にしたのだ。と思う。

魔女にも必ず黒猫が登場する。魔女は大抵美人だから問題が大きい。そこなんだ。正しくそこが一番の理由。

今の彼女(男からみると新しい彼女が天使で今の彼女は魔女にしたい)と別れたい。しかし彼女には瑕疵はない。でも男たちには正当な理由がない。だから魔女に黒猫をあてがい、その眼光の鋭さの黒猫の目を借りて怖さを演出する。そして浮気を帳消しにする。これは男たちの屁理屈に違いない。源太郎はちがう?(否定をあえて強調しすぎは命取り)

しかし待てよ。「猫なで声」と言う言葉がある。イタリア語でなんと表しているかというと。
「con voce carezzevole」と猫は登場しない。じゃ、「猫かぶり」はどうかというと、「gattamorta」だ。猫が登場する。待てよ、末尾が「a」だ。女性形じゃないか。やっぱり、女性もイタリアでは何か隠している。イタリア語がそうだということは、ラテン語の範疇はみなそうなのか?

手持ちの辞書のスペイン語、フランス語にはこの言葉はない。

ということは、イタリアの男たちは、新しい女性を求めるために猫を利用し、イタリアの女性たちは猫かぶりして、何かを隠している。結局、両方とも悪いじゃないの。

てな、ことを考えていると、余計にイタリアが好きになる。お後がよろしいようで。

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