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炬燵を考えてみる。またバカなことと思われるだろう。

2015年10月27日 | 毎日の話
寒くなると「炬燵」が恋しくなる。我が家は「炬燵」は腰が痛くなるので使わない。もし炬燵があったなら、あの娘二人が潜ったまま出てこないだろう。ところで、調べ好きな源太郎は辞書で炬燵を調べてみることにした。

日本語の辞書では何て書いているのか「熱源を櫓で覆い、布団をかけて暖をとるもの」と書いているだけだ。味気ない。

話好きなイタリアの事きっと長々解説すると予想したが、間違いなく長い。「日本の伝統的な低い勉強机に、、、」との書き出しで表現している。でも大衆的であるとか、充分わかる。

「Tradizionale impianto di riscaldamento giapponese composto da un tavolino basso quadrato nella cui parte sottostante viene applicato un fornellino elettrico e ricoperto con una trapunta.
Ci si siede con la parte inferiore del corpo sotto la trapunta in modo che stia al caldo mentre la parte superiore resta fuori. Esiste anche una variante che prevede una buca sotto il tavolo in modo da poter comodamente allungare le gambe. Nonostante l’occidentalizzazione delle case giapponesi, il kotatsu conserva tuttora la sua popolarità.」

フランス語では、「chaufferette japonaise: table basse recouverte d’une couverture et chauffée par-dessous」日本の足温器、毛布で覆われたと、表現している。やっぱり、それなりの言葉で、表現しているから、さすがフランス。

ところが、スペイン語の辞書にはその言葉さえ存在しない。なぜだろう。ある仮説が脳裏を横切った。「考えてみると、この言葉を使ったスペインは暖かい。だから必要ない。」でも、アルゼンチンは冬がある結局仮説は成り立たない。

じゃ、表現力に乏しい英語では何て書いているのだろう。「In Japan in winter, people use a heater called kotatsu, which is attached to a square wooden frame and is covered with a thick quilt, and under this they enjoy conversation, warming their hands and feet.」
日本は冬になると四角い櫓に布団をかけた炬燵と呼ばれる暖房器を使い、手や足を暖めながら団欒を楽しむ、何て説明しているが間違っている。手を暖めるのは火鉢だ。

ではまともなブリタニカ百科事典ではどのように書いているだろうか。
「熱源の上部を櫓で覆い、その上に布団を掛けて、足および下半身を暖める暖房用具。掘り炬燵と置き炬燵があり、第2次世界大戦後は腰掛式掘り炬燵が広く普及した。掘り炬燵は畳の一部を 45cm角程度切って炉を設け、その上に櫓を置いたもの。置き炬燵は土製の小型火壺の上に櫓を置いたもので、あんかと呼ばれることもある。また,腰掛式掘り炬燵は 90cm角程度の部分を 40cm程度床より低くし、中央に炉を切り、上部に櫓を置いたもので,炬燵の中に足をおろして使用する。炬燵の熱源には、古くから木炭が用いられたが、一酸化炭素中毒のおそれがあるので、最近ではほとんど電気に代った。普通は櫓の裏側に 300W程度の幅射型熱源を設け、炬燵内部が暖まるようになっている」
完璧では無いが、正確だ。

源太郎が、一番嫌いなウキペディアでは、何て書いているのだろう。
「燵(火燵、こたつ)は床や畳床等に置いた枠組み(炬燵櫓、炬燵机)の中に熱源を入れ外側を布団等で覆って局所的空間を暖かくする形式の暖房器具。熱源は枠組みと一体になっているものとそうでないものがあり、古くは木炭、豆炭、練炭を容器に入れて用いていたが、現在その多くは電気装置である。脚を曲げて腰を掛けることができるよう床を切り下げている掘り炬燵(切り炬燵ともいう)と、床が周囲と同じ高さの平面の置き炬燵とに分けられる(ただし、台を設ける床置きの掘り炬燵もある。布団を広げた炬燵櫓の上にはこたつ板を敷くことが多い」と形の説明で本質ではない。と思う。

そこで、源太郎が説明を書いてみることにした。
「炬燵は、日本伝統の暖房器具として使われてきた。日本の木造家屋は、断熱に乏しく、部屋全体を暖めるには多くのエネルギーを必要となるため、必然的にこのような暖房器具が普及した。日本には古来から、頭寒足熱という考え方があり、それにも合致していた。本来の形は掘り炬燵であり、囲炉裏の熾を持ちていた。一部の地方では熾を火壺に入れて掘りの代わりにしたので、あんかと呼ばれることがある。掘りの大きさは一尺五寸角と小さなものだったが、その後は三尺角と半畳に合わせ、夏は畳で覆い生活した、、、、、」何て表現して説明することが適当と思った次第。


4 Comments

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Unknown (ケンスケ)
2015-10-27 09:07:27
すごいです・・
教えてくれてありがとうございます
私も腰が悪いので炬燵は使いませんしあぐらもかけません
幼少の頃は掘りごたつがありましたが夏はそのまま使って足をだらりと下げて一年中使ってましよ
生まれてこの間イス生活ですね
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Re:Unknown (jerry_emma_laura)
2015-10-27 10:17:11
こちらこそ、適当なブログを読んで頂き感謝です。話半分で読んでいただければ幸いです。今後とも宜しくお願いします。
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初コメント (あいうえお)
2015-10-27 15:37:21
毎日とても楽しく拝見しています。
今日は思い切ってコメントさせていただきました。
炬燵をここまで調べ上げたことにまず大笑いしてしまいました。のっけから失礼な事言ってすみません。
でも声出して笑ってしまいました。
楽しいうえにお勉強になりました。感謝感謝!
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Re:初コメント (jerry_emma_laura)
2015-10-27 18:18:57
拙いブログを読んでいただき感謝です。楽しんでいただけるだけで、ありがたいです。今後ともよろしくお願いします。
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