一日のんびりと過ごした。
散歩に出かける、おかぁしゃんとジェリーが出て行くと、ラウラはまた玄関先で大泣きだ。
源太郎が近づくと「泣いてなんかいないわよ」と強がっている。
先日、友人ご夫妻のお宅に招待されて夕食を共にした。
その会話の中で、当時外資系の会社にそれぞれ勤めていた二人が、あるコンサートに一緒に出かけ今があるということを聴いた。
コンサート会場に入り、大ファンだった奥様が感激していると
「あんな男のどこがいいんだよ。ちっちゃくて・・・」とつぶやいたそうだ。
当然奥様はおかんむりなのだが、今はご夫婦。その会話が実に楽しくて笑えた。
そのコンサートというのは1968年、初来日したアズナブールのコンサートだ。
我が家のコレクションに1968年、来日を前に発売されたレコードがある。
もう廃盤だし、アナログレコードを聴く環境もないということで、二人の出会いを記念して音源をサンプリングしてプレゼントすることにした。サンプリングの方法は、DAT(もう使っている人もいないだろう)にA-D変化して録音し、光ケーブル経由でCDレコーダーで焼き付けミュージックCDを作ることにした。2T38のオープンテープの空きがなかったのが理由だが、ちょっと手抜き。
でも、傷によるノイズはほとんどなく、ノイズによるオーバーレンジもなく、ほとんど市販のCDに負けない音になった。
レコードは当時のマスターテープの長さで規制されていたのだろう、AB面トータルで45分。だから段取りを含めて3時間ほど時間を費やした。
その間、LPの解説の数十ページをコピーしながら、アズナブールとライザ・ミネリの2004年のライブ映像を楽しんでいる。
アズナブールは1924年生まれでもう93歳、ライザは1946年生まれだから71歳。
でも、面白い掛け合いとダイナミックなステージだ。
PAL映像だから、PAL専用の再生機で楽しむか、PCの画面で楽しむしかない。